わが家の秋アジサイが咲きはじめました ぼやけてますが💦
本日、句会でした。4月5月と休んでおりましたのでちょっと新鮮(笑)
兼題は枇杷 一字兼題は門
私の句を書いてもいいのですが、その中の数句は俳誌へ投句しますのでここには書けません。ブログや他へ発表した句は俳誌へ出せないのですね。当然だと思います。
で久しぶりに皆さんの句を選句し、その感想などを行いました。
句会のいいところは、ここなんですね。
ある句を鑑賞しましたが、作者の方の嬉しそうなお顔にも嬉しくなります。
私の句の・・・先日、松山での一句です・・・書きましょう、俳誌に出さないので💦
子規像にバットとボール南吹く
道後に在りましたね、立派な像でした。
彼はやんちゃな面を多く持っていたのではと思いましたね。
かぶれ易い上にとことんそれを追いかける、そんな姿を像にも感じました。
で、この句にご意見がありまして・・・南吹くは間違いじゃないのか、南風(みなみ)じゃないかというか断定されまして(^_^;)
あぁこの人はどんな歳時記でお勉強されているのかなと思いましたんで、私の合本角川歳時記第四版の南風のページを開いてお見せしました。後は静かにされておられました。
バットとボール、ベースボールですからね軽い南風でいいのです。で表記の南吹く の季語を選んだのです。
上五の子規像にの 「に」はどうか?「の」ではどうかと意見も出ました。の ではバットとボールが主役になってしまいます。子規は心底野球を楽しんだろうと思いましたんで、その姿全体を詠みました、野球道具は飾りですからね、要は子規の心。
ここまで話はしませんでしたが、楽しかった句会ですがちょこっと嫌な感じ。季語の勉強が足りていませんね。
私の歳時記を見た人がどこの本?これじゃいけませんね💦
その後、朝倉の床屋へ走ったのですが、道中に俳句を始めたころのことを思い出しました。扉という俳句会に入り土生重次先生へ毎月添削指導を原稿用紙に書いてお願いしておりました。その内に福岡の支部のお世話をしている方から電話があり、主宰が来福されるのですが、貴方を必ずその時の句会に呼んで置くようにと厳しく言われています、必ず来て下さい!
行きました・・・句会では主宰の隣に席を指定されました💦
選句、披講とすすみ・・・先生への質問(隣でしたから)、私が最初に選句した句と先生が選句された句が重なっています。時間があったので読み直しているうちに選句を変えてしまいました・・・と話しますと、一読句意明解とおっしゃり、最初にいい句だと思ったのは良いのですよと・・・いい句かどうかその鑑賞というんですか?それはどうすれば・・・と聞きますと、山本健吉の現代俳句鑑賞を読みなさい私は60回くらい読みましたと。それから歳時記は角川の合本歳時記第三版が出てますからそれにしなさい・・・はいと返事を二人だけのひそひそ話で。
帰りの地下鉄は天神で降りて紀伊国屋へ、二冊とも有りました!宝物のごとく購入しましたね・・・素晴らしい出会いでした。土生先生への二年間の添削は凄かったなとときどき思い出しています。30数年前のお話し(^_^;)
私の歳時記は第四版になっています。三版はページも汚れたし四版も開けないページはないくらい読みましたね・・・ここのブログの記事の為にもね。
季語も知らない人からの一言が残念でしたが、勉強されるきっかけになればと思いました。句会は互いの勉強の場、生半可な知識をひけらかす場でないことは私は心しております。