昨日の昼下がり
八女市のショッピングセンターでいつもの椅子で↑を読みながら家内の買物が終わるのを待つ。
しばらくして隣の席に座った青年(19歳ぐらい)が本を覗き込むと「面白いですか?」と
私に訊いた。一瞬何の事か分からず私は、その青年の顔を見る。
ポッチャリの童顔で目がクルリとした可愛い男の子だった。
「面白いよ、あなたも本が好きなのですか?」「ハイ。」
それからしばらく沈黙していたら青年が再び 「どんな本ですか?」 「小説だよ。」
「どんな話ですか?」ここでしばらく考え込む私は面倒くさい奴だと思いながらも
「社会人野球チームの物語だよ。」と答えると青年は頷き又もや沈黙・・・・・・・・・。
最後に「それは、なんかんですか?」と訊かれた時「何巻」だと分かり「これ一冊だよ。」と
答えると青年は携帯を覗き込みながら何かをつぶやき去っていった。
ほっとしたのが正直だったが、彼は悪い事が出来る男の子では無い事は
分かっていた・・・・・だからもう少し話相手をしてやれば良かったかなぁと少し思った。
家に帰りこの本を読み終える。
無理だとは思うけど「下町ロケット」「空飛ぶタイヤ」等などでおなじみの池井戸氏の話でも
彼と話せる事が出来たなら・・・・・。
もう一度 会ってもいいかなぁと思ったけど もうイイ。
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