わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【お、ちゃんといるな】 ~この村に来て24回目の冬が終わる~

2017年02月26日 | 泰阜村のソコヂカラ
「お、ちゃんといるなん」

近所のおじいま(おじい様の意味の方言)の言葉である。

どれだけ全国各地を周っていても、私が泰阜村民として何をやっているかを、隣近所のひとびとはしっかり見つめている。

月に1度、集落構成員がみな集まる「常会」。

例年この時期は来年度の役員人事がもめる回だが、今回は珍しくもめなかった。

それもその場にいてこそ、である。
「ちゃんといますよ~」

と笑顔で返す。




次の日は、慰労会。

私はこの村の生まれでもないのに、神社の氏子総代をやっている。

わからないことだらけだったが、なんとか3年の役を終えられそうだ。

村にある焼き肉屋で、その慰労会があった。

南信州は焼き肉文化。なにかにつけて肉を焼いて、それをつつきながらワイワイ飲む。次から次へとお客が入るが、みな知り合いの村民。

当たり前か。

みんな何かの役の打ち上げだな。

集落の一員としての責務をなんとか果たし、この村に来て24回目の冬が終わろうとしている。






そして総会があった。

村にひとつの中学校のPTA総会。

人数が少ないので毎年、何かの役員である。

今年は中学2年生の学年代表。

来年度の役員を決めるにも、この学年はもめない。

みんな、責任を分担しあうことをわきまえている。

スムーズな学年運営に感謝だ。

来年度は、またもや地元集落の地区長になった。

本当に毎年毎年だけれど、逃げずに引き受けることが大事。

来年度はPTA役員も最後になる。

地域のため、こどものため、もう少し汗をかかなければ。



代表 辻だいち


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