わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【30年支持されるには理由がある】 ~山賊キャンプ、まだまだやり続けるぞ~

2016年10月02日 | 震災支縁=支え合いの縁を紡ぐ
今日は「信州こども山賊キャンプ」の想い出会(報告会)。

東京会場は、午前の部、午後の部あわせて500人以上が集った。

主催者スタッフ、こども、保護者、青年ボランティア、泰阜村の人々が織り成す山賊キャンプは、たかがキャンプ。

されどキャンプ。







今年は熊本地震で被災したこどもたちをキャンプに招待した。

そのキャンプのサポートに、福島県の高校生がボランティア参加してくれた。

数年前に、同じく東日本大震災で被災したこどもたちを招待したが、その時に小中学生だった子が、今、高校生になっているのだ。

今回の想い出会にも来てくれた。



自然災害が多い今こそ、キャンプの底力を発揮させたい。

自然の猛威に怯えきったこどもたちに、もう一度自然の素晴らしさを伝えたい。

避難生活や車中泊を余儀なくされたこどもたちに、もう一度仲間と力を合わせる事のすばらしさを伝えたい。

そして、どんな過酷な状況に陥っても、生き抜くための「支え合いの想い」を培ってほしい。

山賊キャンプ、今こそ出番である。




NPOグリーンウッドは今年、30周年を迎える。

30年もよくキャンプを続けてきたなあ、と我ながら想うが、続けてこられたのはこのキャンプが支持されている「何か」があるからだろう。

今日の想い出会に参加したボランティアの中には、こどもの頃に山賊キャンプに参加した若者がたくさんいる。

こどもの頃に参加した福島のこどもが、今年、高校生になって熊本のこどもたちを支えた。

そうなんだ。

山賊キャンプに参加したこどもたちは、きっと、世のため人のために行動をおこす心を培っているのだと想う。

その心の成長が、30年支持され続けいる「何か」のひとつなのだろう。

山賊キャンプ、まだまだやり続ける。


▼右が福島の高校生。左がこどもの頃にキャンプに参加していた大学生









みんなでつくる手づくりの想い出会は、まさに山賊キャンプそのもので、とてもあたたかい雰囲気で進められた。

関わる全ての人たちから、改めてチカラをもらった気がする。

今後も、未来を生きるこどもたちが、大切なものを学ぶことができる山賊キャンプを続けていきたい。

今日、会場に足を運んでくれた人たちにはもちろん、会場には来ることができなかったすべての関係者の皆さんに感謝申し上げると共に、今後益々のご理解とご支援をお願い申し上げ、NPOグリーンウッドを代表してのあいさつにしたい。

ありがとうございました。

代表 辻だいち



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