写真44-1 雨中の桜
桜の季節には雨もまた良く降る。
この時期の雨を“菜種梅雨(なたねづゆ)”と言うが、ほんとに梅雨のようだ。
雨に濡れてしっとりと咲いている桜は、木肌も黒々としてどこかなまめかしい風情がある。
冬の雨ほどの冷たさは無い。
「月さん雨が。」
「春雨じゃ。濡れて行こう。」
てなことになるのも、この季節なればこそ。
ところで、この写真、2階位の高いところから桜を見下ろして撮ったように見える。
だが、実際は反対だ。
桜がわたしより高いところにある。
目よりも高い崖の上から、さらに30度以上の角度で向こう上がり登っている山肌に生えているのだ。
さくら公園は、小さな子を遊ばせるための50坪位の遊園地だ。
わが町内の一角にある。実はさくら公園の中には桜は無い。
桜は全て、公園のフェンスの外にある。こ
の写真は、さくら公園から写したものだ。
写真44-2 ユーモラスな大根ども
大根踊りと言えば、東京農大の応援団で有名だが、この大根を見ているとまさに踊っているようだ。
収穫を免れた大根どもは、頭に高々と浮立をつけて、体をもろ肌脱ぎでへそのあたりまで土から覗かせ、
体を左右にゆすりながらダイナミックに踊っている。
この土の色を見て、「安岡はどういう土質か?」と質問されたので、ここに触れておく。
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* 安岡は第四紀洪積層(砂、粘土、礫)に覆われる。
* 松井加藤両博士によれば、赤土層は下末吉期に相応するもので、この赤色化は下末吉期から武蔵野期にかけ進められたものであろうと推定されている。
赤色土を被覆する浅褐色の岩小礫層は立川砂礫層に相当すると指摘されている。
以上「やすおか史誌」(平成2年発行)による。
わたしには、良く分からぬが見る人が見れば分かられるかもしれない。
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安岡のあたりは深い入り江だったとする説がある。
海神を祭り船の安全を祈願する住吉神社が、内陸にある。
岩盤に届くまで杭打ちするのが結構大変である。
洪積層である。
ただ、一箇所の畑を見て云々はできない。
安岡、横野地区は、野菜栽培の先進地であり、戦前は余所からも多くの見学者が来るほどであった。
そのため、作物によって何度も客土が行われていと思われるからである。
水田のときは、粘土層であったろうし、野菜畑に転用するときは他から作物に適した土を入れたであろう。
一帯には葱御殿と言われる農家の立派な邸もある。河豚にはつきものの細い葱は安岡の特産だ。
葱畑はわざわざ砂を入れてあると思う。
その葱畑から他の作物に変わったところでは、そのまま砂地が多く見られる。
写真44-3 台風が靴はいてやってきた!
ウォーキングシューズと、長靴と用意してきた。
若布取にも行くつもりか?
写真44-4 台風が本領発揮!
次女が出産のため2歳8ヶ月の孫を連れて帰省した。
この台風、暫くは下関から動かぬようだ。
『三日見ぬまの桜かな』
処でチョイトお伺い
気楽さんのところが近いようですね。菜園の土壌がやはり赤味がかってサラサラした砂のように見えますが、どんな土壌ですか。
関東は、粘土質でネバリりがあります。
そちら下関は、砂地であれば耕作しやすいでしょう。
こちらはまだ、満開に至っていません。蕾も残っています。
土質については、あまり知識はありませんが、ブログに追加記載しました。
東京でも正土(まさつち)という言い方をしますか?
山の赤土のようです。
家などを建てるとき、埋め立ての最後に盛る土は正土です。
「春雨じゃ・・・」でも昨日は大粒でした。
桜折る馬鹿、梅切らぬ馬鹿、そのための予防フェンスですか。
そぅそぅ お孫さんが!!いゃいゃ たんすの上から ダイビング 元気..元気..れっこうですね.
次の 大潮は 12.13.14日の頃でスョ.
それか おおじの 後です.
大根 お見事でした!!!
又 遊びに 来ます
有料の公園の物まねですか?
公園の中にいる人間を桜が見物していると言う図です。
ところで、干潮のときが良いのでしょうね?
丁度良い時刻なら、孫たちを連れて見物に出かけるかもしれません。
どこのblogを見ても今は桜で花盛り。
結構結構平和で結構、桜にあけて桜に暮れりゃ、これで結構う大満足。
わざわざ下関の土壌解説感謝します。
野菜に適した土壌、玉葱御殿があるくらいなら最適なんでしょう。
土壌を見るからにさらさらしていて作業をしやすいようです。
鳥取砂丘でラッキョウが有名ですが、写真で見る限りやはり砂礫質なのでよく野菜が育つのでしょう。
勉強になりました。