住めば公園風田舎町

「住めば都」と言われるがわたしゃ田舎の方がいい。町全体が公園のようなそんな田舎町に住みたい。

1 公園風いなかまち

2006-02-22 14:15:28 | 風景
何度かブログを開設しようとしたことはあるが、どう有効に活かすかがあいまいだったので、長続きしそうになく躊躇していた。

最近TVでも世界遺産の紹介など、各地の美しい自然や都市を見せてくれる番組が多い。
それらを見ながら、日本だって住み方一つで美しいはずだと思う。
日本の町は、看板が、電柱と電線が、テレビのアンテナがやたら多い気がする。
それ等を取り去ったらさぞかしすっきりするだろう。
バーチャルで町の美化プランを作ってみようかなどと思う。

今度、ふるさとの自然に関わるボランティアグループ「下関深坂さくら友の会(仮称)」の立ち上げに関わって、一層その気持ちが刺激された。

近所の川「友田川」の改修があることを知った。
どんな改修になるのか?
自然を豊かにする改修なら良いが、ただ水害防止のためだけの、鉄とコンクリートによる巨大溝化工事なら困ったものだ。
ドイツならどうするだろう?
ソウルでも暗渠になっていた川の蓋を取って、再び河川を取り戻している。
世の中、こうでなくてはならない。

そんな思いから、タイトルを「住めば公園風田舎町」として開設した。
もちろん「住めば都」をもじったものだ。
少なからず字余りで語呂が悪いが仕方がない。
理想は公園のように花や緑に包まれた田舎町だ。
それがわたしにとっての「みやこ」だ。
町全体が世界遺産に登録されるような自然豊かな町に住みたい。

それは「住めば都」の他の一面だ。
そこに住む人たちが皆、「わたし達が住んでいるのは世界遺産の中なのだ。」という意識を持って住めば、やがて世界遺産に登録しても良いような町になるに違いない。

その下地は十分ある。
桜の並木を作った人。
花を植えて廻る人。
川の両岸を分担範囲を決めて町毎に花壇にしている蛍の里。
小学校で蛍の幼虫を飼育し、毎年初夏に放流して行われる蛍祭り。

それらがもっとまとまり、力強さを増していくなら三ツ星の公園風田舎町が誕生するはずだ。