季節の移ろいin絵手紙 Ⅱ

 絵手紙&水切り絵&パステルアートに日々の出来事を添えて・・・

日常こそ危険と隣り合わせ

2016-02-06 06:20:03 | 絵手紙
 先月の絵手紙展での事、先生が「あなた、○○さん知ってるよね」と。
「えぇ、知っていますよ」と私。
「年明けて早々、自宅階段から落ちて亡くなったよ。。。」

 私は絶句しました。
底抜けに明るい性格と、バイタリティーにあふれる言動がどっと思い起こされました。

 「来月ネパールに行きますので、教室休みますね」といとも簡単に外国の山に度々出描ける人でした。
60歳半ばだと聞きました。
 あるとき、私は「外国の山ばかり行くの? 日本の山では駄目なん?」と聞きますと、
「若いころから行きたい日本の山は全部行ったんよ。
ツアーだけど、一人参加するんよ。
山登りはいつも危険と隣り合わせ。。。
怖い目に何度もあったけど、あの、爽快感、達成感など楽しくてやめられへんのよね~」と・・・
 昨年末もマチュピチュから帰られたばかりだったとか。

 どうして危険な山からは無事に帰って来ていながら、自宅階段で・・・と悔やまれてなりません。

 でも、考えてみれば日常生活は危険と隣り合わせなのですよね。
慣れている処だからこそ、慣れている事だからこその私たちの気のゆるみがあるのだと思います。
 でも、これ等全てに心を配ることも難しい。。。

 よく言われる(生きているのではなく、生かされている)
私たちは、気が付いていないだけで、全てお任せの日々を生きているのかなとも思いました。


 今日の絵手紙です。
   
 雑な絵手紙が続きます^^