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季節の移ろいin絵手紙 Ⅱ

 絵手紙&水切り絵&パステルアートに日々の出来事を添えて・・・

割り算の九九

2019-05-27 06:53:28 | 思い出
 TVを何気なく見ていますと、小学生の子どもたちが珠算教室でそろばんをはじいています。
(あっ、今でもそろばん教室ってあるんやぁ~)と懐かしく見入り、
もう半世紀以上も前のことに心が飛びました。

 お寺の広いお堂の中に、横長の座り机がいくつも並べられ、多くの小学生が放課後やってきて学んでいました。
 私も小学校中学年頃から、中学2年生頃まで行き、2級が取れた段階でやめたように思います。

 その頃は、脳みそも新しく萎縮してない頃でしたので^^
桁数の多の掛け算、割り算も難なくこなしていました。しかも暗算でも同じでした。

 そうそう、その頃(割り算の九九)ってのがあったのをご存知の方いらっしゃいますか~
私たちが習い初めて数年で、指導方針が変わり、割り算も掛け算の九九を使うようになったのですが・・・

 その(割り算の九九)と言うのが、
 (にいちてんさくのご)  2の段
 (さんしんいんじゅ)   3の段
 (ごいちかいち)     5の段 等々

 このように呪文のような九九を覚えて割り算をしていました。

 不思議なもので、今でも
レジに並んでいて、合計が出てお札を払いながら、頭の中ではそろばんの玉が動いて計算するのです。
おつりが出てきて合っていると、心の中でピースサイン(笑)
 そうです、教室では答えが合っていると「ご名算!」という先生の声が響いていましたっけ。
 この(ご名算!)もいつの頃からか怪しくなり、
頭の中でのそろばんの玉の動きは鈍く、かすみも罹り・・・(ご迷算)になってきています(゜_゜>)


 今日の絵手紙ですが、
昨年のちょうど今頃、オオキンケイギクが異状繁殖し、生態系を乱すので市をあげての大がかりの駆除の話を記事にしました  ←クリックしてね
 今年もその場に行ってみると・・・
フェンスに囲まれた空地は、昨年はきれいに抜かれて草一本もなかったのですが、
何と、あちこちに黄色いキンケイギクの花が咲き、
囲いの外の咲いていなかったと処の、そこここにも咲いているではありませんか(@_@;)

 繁殖力が強いとおそれられるわけです。
でも、園芸種として最初に輸入したのは人間ですから、キンケイギクには何の責任もないと思うのですが・・・
 
     
            

やはり野に置け・・・

2019-03-11 18:19:03 | 思い出
 この辺りでは、めったに見ないので、ふと見かけると嬉しくなり佇んでしまいます。
 
♬ レンゲ摘もか 花つもか
   今年のレンゲはよう咲いた~
 

 数十年の時を隔てて、おばあちゃんが唄ってくれたわらべ唄が聞こえてくるようです。

 レンゲソウを少しずつ束ねて編んでいき、花の冠や首飾りを作って日がな一日遊んでいたあの頃。。。
 世の中は貧しい時代でしたが、
思い出の中の幼い日々は、なんて心豊かなのでしょう。

 若いころ、
   
手に取るな やはり野に置けレンゲ草

 この俳句が大好きでした。
私は単純に、野の花は自然の中でこそ美しいのであって、摘んで家に持って帰るものでないと
いう意味の句だと思っていました。
 ところが、短歌を習ってるある日、
遊女の見受けを戒める意味でもあると教わり吃驚しました。
でも、それはそれで粋な句ですね。

 ちなみに私は、子どもの頃から、野に咲くレンゲ草を(レンゲ)と言っていました。
しかし、野に咲くのは、レンゲソウ。
レンゲは蓮華、つまり蓮の花の事であると、これも大人になってから知ったことでした。
 (このわらべ唄も間違っていますね)

 そういえば、中華料理の陶器のスプーン散り蓮華(チリレンゲ)と言いますが、
これも蓮の花びらからきたネーミングとか。
 ひとつの花から、いろんなことが繋がり楽しいですね。

 という事で、今日の絵手紙は・・・
 

絵本(はらぺこあおむし)

2018-12-10 05:28:43 | 思い出
 先日 売り出された切手です。
 

 あまりにも懐かしくて、82円切手は、62円切手と違いあまり使わないのですが、
3シート買ってしまいました。

 エリックカール作(はらぺこあおむし)
このしかけ絵本は、息子たちが大好きな絵本の一冊でした。

 切手を見ていますと、
   
おや はっぱのうえにちいさなたまご
   おつきさまが そらからみていいました
   おひさまが のぼって あたたかいにちようびのあさです
   。。。。。。。


 いくらでも文章が思い出されてきます。
二人の息子たちに、何十回も読んだ事が思い出されます。

 それから20数年たち、4人の孫たちも大好きになった想い出の絵本です。

 息子たちが、赤ちゃんの頃から、夫婦手分けして読み聞かせを続けました。
子どもたちが、絵本、児童文学を卒業しても、
私たちが、すっかりはまってしまい、子どもには関係なく近隣の(子どもの本専門店)によく通いました。
 東京に行くと、必ず落合恵子さんの(クレヨンハウス)に足を運ぶのも楽しみの一つでした。

 子どもたちから貰った思い出も、こうして思いがけないきっかけでよみがえり・・・
師走のあわただしいさなか、切手を眺めては、
心ほっこりとしています。


    今日の絵手紙です

 二人の友から、お家でできた柚子をたくさん送ってもらいました。
柚子ジャムを作り(柚子茶にもなりますね)
薄く皮をはいで細切りにして冷凍。
お吸い物、煮物、酢の物。。。大いに役に立ちます。
 少し残しておいて柚子風呂にも・・・
 

 柿は大好きでも、干し柿となればそうでもなく、
夫のために少しだけ買いました。
 

パステルアートって

2018-08-31 07:07:16 | 思い出
 5~6年前新聞に(最初の一歩 パステル画入門)って案内が入っていました。
三ノ宮駅に近いこともあり、早速(一日お試しコース)に申し込みました。

 当日、教室に一歩入った途端(あっ、間違った)とすぐに気づきました。

 生徒さんたちは、大きなキャンパスを前で想い想いに絵を描いておられます。
漏れ聞こえてくる会話も、
「私 先月イタリアに絵を描きに行ったとき・・・」
「フランスの美術館めぐりも全部行けてないから・・・」

 私の習いたかったのは、パステルアートで、この教室はパステル画の教室なんだと。
この時初めてパステルアートとパステル画の違いがわかったのでした(゜_゜>)

 早く帰りたくて、先生の説明も上の空^^

 その頃、ブログで私が思っている(パステルアート)を描いてアップされている方がおられました。
今はブログはお休みされていますが、関東に住んでらしたBさんでした。
描き方をお聞きすると、時には手紙で、時には電話で最初の一歩を教えてくださいました。
「横にいて言うと何てことないんだけど・・・」よく言われました。
今になるとこの意味がとってもよくわかります。
 この描き方は、見ていてわかる部分が多々あります。

 やがて今通ってる教室に巡り会え月に一度楽しみに通っています。

 よく「どんなものを使って描いてるの?」と聞かれますので紹介しますね。
  

 左が48色のハードパステル、 右側が24色のパステルペンシル
練消しゴム、消しゴム ペンシル型消しゴム 3種類もの消しゴムがあるでしょう。
消しゴムは欠かせない物なんでっすよ。
黄色の持ち手のナイフでパステルを削ります。

 単純な型数枚だけで描いた、というより色遊びした小茄子です。
    
 小茄子はスーパーではなかなか手に入らず、産直に行くとまずこれを探します。
色よく美味しく漬かるのでぬか漬けにピッタリです。
 

 

ツクツクボウシの鳴くころ

2018-08-16 07:05:11 | 思い出
 ゆるやかな山道を少し登り、数十段の石段を登りきると、そこには小さなお寺がありました。
こじんまりとした境内、そこが子どもたちの遊び場の一つでした。

 近所の友10人近くが集まり、
かくれんぼ、鬼ごっこ、石蹴り、縄跳び、ゴムとび等々 走り回っていました。

 そこには、小柄な尼僧さんがおられて、
時々顔を出して声をかけてくださったり、笑顔で私たちがすることを見てくださっていたりしました。

 これらの遊びに飽きると、お寺の縁の下にもぐりこみ、(アリジゴク)探しが始まります、
さらさらの砂地に作られたすり鉢状の巣。。。
(ウスバカゲロウの幼虫の巣であったことは大人になって初めて知った事でしたが)
この巣近くに蟻が来ると、足をとられて巣穴に落ちるのを、根気強く待ち、飽きずに見入っていました、残酷ですね^^

 残酷と言えば、もうひとつ好きだったのが、(地蜘蛛)探しです。
壁に沿って地中から地上に張られた袋状の蜘蛛の巣(幅1㎝弱、長さは6~7㎝くらいだったでしょうか~ 記憶があいまいですが)
それを見つけると、そぉーっと巣の端をもち、ゆるゆると引っ張り上げ、中の蜘蛛を見ると喜んでいました。

 そんなことを事をして遊んでいた遠い昔のあの頃。。。

 ツクツクボウシが鳴きはじめると、子ども心にも(夏が終わる)と何とも悲しい思いに駆られたものです。

 今頃 あのお寺の境内でツクツクボウシが鳴いているでしょうか。

 遠いあの頃に想いを馳せます。

 
    今日の絵手紙です
 磁器で作られたお地蔵様。。。
パステルで描いてみたいと描いてはみましたが・・・(゜_゜>)
またそのうちに、再度リベンジですね~^^