季節の移ろいin絵手紙 Ⅱ

 絵手紙&水切り絵&パステルアートに日々の出来事を添えて・・・

私の中のひとつの時代

2020-09-23 12:49:38 | 思い出
 考えてみれば、小学校入学の時からどれ程たくさんの教科書に出会ってきたことでしょう。
そしてその多くが、身につかず素通りしていき・・・(/ω\)

 でも、その中で鮮明に覚えているのが、初めて出会った国語の教科書の1ページ目です。(昭和28年入学)
 まことさん はい
 みちこさん おはよう
 見開きのページに 
男の子と女の子、そして犬の絵が描かれ、ひら仮名の大きな文字が今でもはっきりと思い出されます。
 それ以外は、すっかり記憶の闇の中です( *´艸`)

 自分の時とは反して、二人の息子たちの時は、
楽しみで、二人はそっちのけで熟読しました。
 赤ちゃん時代から、読み聞かせはしていましたので、
家には絵本はたくさんありましたが、
子どもの教科書で出会う(おはなし)は新鮮で、今でもたくさんの絵本、児童書が思い出の中にあります。

 くまの子ウーフ    たぬきの糸車    スーホーの白い馬
 スイミー       空色のたね     手ぶくろかいに  等々

 これらの本を買い、シリーズも揃えました。
息子たちの好みには関係なく、私が欲しくて・・・( ´艸`)

 こうして歳を重ねてきた今、あの時、この時が私の中での(一つの時代)として浮かんできます。

 あぁ、これも長い人生の中での、一つの時代だったんだなぁ~
とその時代の中で心を遊ばせることも多々あります。

これも、思いがけないコロナの時代で、何もできない時間がドサッと与えられたおかげかな~~?

 皆さんからいただいた絵手紙です。
 絵手紙の中ですっかり季節が動き出していますね。
                  ありがとうございました。

 そして、私のパステルアート
        (大きな翼の天使)です。
 
            牛尾さつき先生 考案モチーフです。

 原画ではもう少し羽の部分がしっかり出ていたのですが(いいわけです^^)
 これはポストカードにアレンジして、お誕生カードやクリスマスカードにしようかなぁ~~

 

ふしぎ時間

2020-08-10 09:21:47 | 思い出
  🎵 夏が過ぎ 風あざみ
    誰のあこがれにさまよう~~

 ラジオから、井上陽水さんの(少年時代)が流れています。
私は、ベッドに寝ころびハミングで合わせます。

 突然 5歳くらいの女の子が・・・
調子はずれのスキップをしながら、小川のそばの草原をはねています。
白と水色のストラップのサッカー生地のワンピース。。。
あっ、私だ! 母が作ってくれたお気に入りのワンピースを着ています。

 ページをめくるかのように、次は三つ編みのおさげ姿の私が立っています。
グレーがかったブルーのウールの長袖のワンピース、
丸襟で左胸元には、赤と黄色のサクランボの刺繍がされています。
小学校入学の時に、これも母が作ってくれたワンピースです。

 足元には茶色の革靴を履いています。
入学を前に父が、私を連れて靴屋さんに行きました。
戦後のモノのない時代、しかも田舎の靴屋さん、確か(履物屋さん)と言っていたような・・・下駄が主流で、子供の靴などほとんどなく、
当時(たんぐつ)と言われていた黒いゴムで作らられたのが少し並んでいるのみでした。
 がっかりした父は、戦前から大事に使っていた自分の茶色の皮の鞄をほどき、
私の靴に作り替えてくれたのです。
 父は器用で、大工仕事だけでなく、私の小物も父手作りが多かったのです。

 3歳の時、私の等身大の布製の大きな抱き人形も作ってくれました。

 その人形も姿を現します。
「あっ、ミミちゃん!」人形の名を口にしたとき、目が覚めました。

 あぁ~ 夢だったのかな~
それとも、夢とうつつのはざまで思い出のかけらを寄せ集めていたのか???
 とにかく、数十年全く忘れていた細かい記憶のかけらが、
色あせることなく甦ってきたのです。

 コロナ、コロナで日々息の詰まるような日々を送っている中、
ほんの数分間、(ふしぎでしあわせな時)を過ごすことができました。

 皆さんからいただいた(夏便り)です。お楽しみくださいね。
   

 私は久しぶりに(ほたる子さんのお地蔵様)です。
出会って10年くらいでしょうか~???
 何十枚も描かせていただきましたが、描けば描くほど難しく・・・
   

          
         
 描いていると、昔々のわらべ歌が思い出されました。

  🎵 村のはずれのおじぞうさんは
    いつもニコニコ見てござる
    仲良しこよしのジャンケンポン ソレ
    石けり 縄跳び かくれんぼ
    元気に遊べと見てござる
    ソレ みてござるぅ~~~
  
    



 


満つれば欠ける

2019-12-16 07:15:33 | 思い出
 (満つれば欠ける)
祖母が幼かった私によく語っていた言葉です。
文字通り(満月の美しさはひと時で、すぐに欠ける)の意味なのですが、
(人は気になることや、少しの心配事があるくらいが丁度いい)という意味もあるのだと知ったのは大人になってからです。
 時々「何事もほどほどがええんやで。。。」60数年たった今でも、
年月を経ておばあちゃんの声が聞こえることがあります。

 クリスマスの絵手紙が次々に届いています。
12月の絵手紙 2です。
     

 次になおちゃんの絵手紙です。年の瀬が感じられますね。
 


 そして私の絵手紙。。。
今年最後のほたる子さんのお地蔵様(今年も何枚も描かせていただきました。)
 

 でも、クリスマスカードはすでに投函していますので、
もう少し工夫を加えて、来年のクリスマスカードにします(笑)

思い出のバターロール

2019-10-06 13:13:31 | 思い出
 子どもの頃、大阪の伯母が来るのを待ち焦がれていました。
子どものいない叔母が、私を人一倍可愛がってくれたことは勿論なのですが、
お土産の一つに必ず(阪急百貨店のバターロール)があったのです。

 戦後のしかも田舎で食べたバターロールは、
子ども心にも(こんなに美味しいパンがこの世にあったんや)と思ったものでした。

 大人になり、パンの街として有名な神戸に住み、あちこちの美味しいパンに出会いましたが、私にとって忘れられない味は(阪急のバターロール)です。

 ところで、昔から神戸では、一般にメロンパンを何故か(サンライズ)と言います。
 
 パン生地の上に、クッキー生地をのせて焼いてあり、サクサク感が美味しいですね。

 そして神戸のメロンパンはこちら↓
 

 ラグビーボール型で中に白あんが入っています。

メロンパンをサンライズと言う、メロンパンはラグビーボール型のパン。。。
というのは、神戸だけ? それとも関西一円? はたまた、西日本全般??? でしょうか~

 絵が上手く描けず、伝わるかどうか心配ですが(゜_゜>)

 なおちゃんの(365日絵手紙)も237枚まで届きました。
もうすぐ1冊目のファイルがいっぱいになります。 凄いですね~
 

 

6月というと・・・

2019-06-04 15:52:13 | 思い出
 小学生の頃、6月になるととっても憂鬱でした。
何故かと言いますと、
6月4日が虫歯予防デー 6月10日が時の記念日
必ずポスターを描かされていましたよね。

 図画工作、体育、そして音楽はとっても苦手で逃げ出したくなるくらいでしたで。

 それが不思議なもので、
絵手紙のブログを初めて10数年、スポーツに入るかどうか疑問ですが、
ヨーガ、気功は30数年続けています。
そして(童謡、唱歌の会)にも入って10数年。。。 
 
 人生どこかで、採算?がとれるものなんですね(笑)

 この人はきっと、幼いころから図画工作が得意だったのでしょうね。
なおちゃんからの絵手紙、続々と届いています。

 

 私の絵手紙ですが、本当に久しぶりに(新聞の水きり絵)をやってみました。
新聞のカラーの広告部分をちぎって絵にしています。
大きいパーツなら、水筆で濡らして紙をちぎりますが、
これだけパーツが小さいと水にぬらすことはできません。指先でちぎっていきます。
はさみも入れています。
 

 いつの頃からか(もぎりアート)って言われていますが、
私のは、そんなにお洒落でなく、やはり(新聞の水きり絵)です(゜_゜>)