NTTドコモ大阪南港ビルはドコモの移動通信サービスの関西ネットワーク拠点ですが、ここで、災害時などに活躍する移動基地局車や、このビル内にある西日本オペレーションセンターなどを見学してきました。
ビルの屋上には巨大な通信用タワー
携帯電話向けアンテナを伸ばし、通信衛星用のパラボラアンテナを空に向けた移動基地局車
携帯電話は基地局と電波をやりとりしながら通信を行っています。 ネットワークオペレーションセンター(NOC)は、ドコモのモバイルコミュニケーションネットワークシステムが円滑に運用されるように、24時間・365日、全国の基地局に対して監視・措置・技術支援を行い、最適なネットワーク環境になるように制御を行っています。 このNOCは東京の品川と大阪の南港の2ヶ所にあり、大災害などでどちらかの機能が失われても、もう一方で全国のネットワークを維持できるシステムを構築していますが、普段は品川で北海道から東海までを、南港で関西から沖縄までを管轄しています。
上はネットワークオペレーションセンターの大画面で、各基地局の装置の状況を示しています。 赤はAランクの警報、紫はB1ランクの警報で、警報の出ている装置がとても多いようですが、その大部分は、装置の更新やメンテナンスのために装置を停止させているものだそうです。 画面の中央上にはNHKテレビの画面が出ていますが、これは地震などの災害をいち早く知るためだということです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます