前回はスマートフォンとはどういうものか、私の主観に基づいて書いてみました。 今回は、特にスマートフォンでの Wi-Fi 活用について書いてみます。
前回の終わりに、スマートフォンで情報の送受信を行う方法として、携帯電話回線を利用する方法と、Wi-Fi を経てインターネット回線を利用する方法があることを書きました。
ドコモもauもソフトバンクも、基本的には携帯電話回線網を整備し、その使用に対して課金する企業です。 ですから、Wi-Fi の使用に対しては課金しません。(ですから、あまり積極的にPRしません。) ただし、モバイルWi-Fiルーターを別売し、携帯電話回線網を使用してこのルーターとデータ通信を行い、このルーターで Wi-Fi に変換し、スマートフォンとやりとりする、という方法は準備されています。 これならモバイルWi-Fiルーターを持ち歩けば、どこででもWi-Fi接続できますし、課金もできます。
では、携帯電話回線網を使用しない無料の Wi-Fi を使用するには、どのようにすればいいのでしょうか。
自宅のコンピュータでインターネットを行っている人は、Wi-Fiルーター(無線LAN親機:3,000~4,000円)を購入し、これを自宅に来ているインターネット回線に接続します。 既にあるコンピュータは、Wi-Fiルーターに有線接続できます。 これで、Wi-Fiルーターとスマートフォンの無線通信が可能です。
自宅から離れた場所では、公衆無線LANサービスを利用することができます。 この公衆無線LANサービスには有料のものと無料のものがあります。 最近は無料で利用できる公衆無線LANスポット(Wi-Fiスポット)が増えてきました。 セブン・イレブンやデニーズ、スターバックス・コーヒー、ローソンなどでは、登録(無料)すれば、無料でWi-Fiが利用できます。
それでは、一歩進んで(スマートフォンの利用のしかたからすると、一歩後退かもしれませんが・・・)、データ通信はWi-Fiによるインターネット回線利用に限ることとし、データ通信にLTEや3Gなどの電話回線は利用しないようにすればどうなるでしょうか。 じつは私はそれを実験中です。 以下は具体的な話になります。
私はドコモのスマートフォンを使用し、契約内容も特別なものはありません。 ただ、Xi(=LTE)パケット定額サービスは、多くの人がパケット定額プランに設定しているのに対し、私は2段階制のパケットプランを選択しました。 これは利用するデータ量が少ないときは安いのですが、データ量が多くなると、定額プランよりも高額になります。 そして Wi-Fi を利用することで、Xiで利用するデータ量0をめざします。
スマートフォンは、アプリを自動的に更新したり、最新のニュースを読み込んでおくなど、知らないうちにどんどんデータ通信を行います。 Wi-Fiを利用する設定にしておいても、Wi-Fiの電波が届かない所では、自動的にLTEなどに切り替わります。 そこで、スマートフォンのモバイルネットワーク経由のデータアクセスを無効にしておきます。 方法は、Android 4.0 では、
設定 > ネットワーク設定 > モバイルネットワーク > 設定モバイルネットワーク設定
のチェックをはずします。 もちろん、チェックを入れれば、いつでも Xi を利用できます。 ドコモメール(spモードメール)も、Wi-Fi接続時に使えるように設定しておきます。
この設定で、前回書いたように、音声通信は別ですから、いつでも電話は使用できます。 ドコモメールは Wi-Fi の届かない条件では、メールを受信できなかった旨のお知らせが届きますから、Wi-Fiを利用できる環境で「メール問合せ」をすることになります。 メールをチャットのように使うわけにはいきませんが・・・。
スマートフォンの活用で、いつでもデータ通信できる強みの発揮できるものに地図があります。 自分のいる場所の周辺など、必要な地図情報を読み込んで活用します。 しかしこれも、Wi-Fiを利用できる時に、予め必要になる地図を読み込んでおいてスマートフォン本体に残しておけばいいわけですし、自分の位置を知ることのできるGPSは、データ通信と無関係で、いつでも利用できます。 「地図ロイド」は、地図を圏外やオフラインで使う時にとても便利なアプリです。
Wi-Fiの届かない場所でもインターネットでいろいろ調べたい人には、データ通信をOFFにしてしまうことは不向きでしょうが、これも、かなり充実した辞書を内蔵したスマートフォンもあります(少し割高ですが・・・)。
このように書いてきて、2台持つのが邪魔でなければ、まだ携帯電話を買い換えるには惜しいという人は、携帯電話は使用し続け、携帯電話とは別にスマートフォンを持つのも便利かな、と思いました。 電話とメールは従来どおり携帯電話を使い、スマートフォンでは携帯電話会社との契約は行わずにインターネット回線だけを利用し、持ち運びできる小型のコンピュータとしてスマートフォンを活用する、という方法です。 いわゆる白ロムとよばれている端末だけの中古スマートフォンなら、ネットで安価で手に入れることもできます。
前回の終わりに、スマートフォンで情報の送受信を行う方法として、携帯電話回線を利用する方法と、Wi-Fi を経てインターネット回線を利用する方法があることを書きました。
ドコモもauもソフトバンクも、基本的には携帯電話回線網を整備し、その使用に対して課金する企業です。 ですから、Wi-Fi の使用に対しては課金しません。(ですから、あまり積極的にPRしません。) ただし、モバイルWi-Fiルーターを別売し、携帯電話回線網を使用してこのルーターとデータ通信を行い、このルーターで Wi-Fi に変換し、スマートフォンとやりとりする、という方法は準備されています。 これならモバイルWi-Fiルーターを持ち歩けば、どこででもWi-Fi接続できますし、課金もできます。
では、携帯電話回線網を使用しない無料の Wi-Fi を使用するには、どのようにすればいいのでしょうか。
自宅のコンピュータでインターネットを行っている人は、Wi-Fiルーター(無線LAN親機:3,000~4,000円)を購入し、これを自宅に来ているインターネット回線に接続します。 既にあるコンピュータは、Wi-Fiルーターに有線接続できます。 これで、Wi-Fiルーターとスマートフォンの無線通信が可能です。
自宅から離れた場所では、公衆無線LANサービスを利用することができます。 この公衆無線LANサービスには有料のものと無料のものがあります。 最近は無料で利用できる公衆無線LANスポット(Wi-Fiスポット)が増えてきました。 セブン・イレブンやデニーズ、スターバックス・コーヒー、ローソンなどでは、登録(無料)すれば、無料でWi-Fiが利用できます。
それでは、一歩進んで(スマートフォンの利用のしかたからすると、一歩後退かもしれませんが・・・)、データ通信はWi-Fiによるインターネット回線利用に限ることとし、データ通信にLTEや3Gなどの電話回線は利用しないようにすればどうなるでしょうか。 じつは私はそれを実験中です。 以下は具体的な話になります。
私はドコモのスマートフォンを使用し、契約内容も特別なものはありません。 ただ、Xi(=LTE)パケット定額サービスは、多くの人がパケット定額プランに設定しているのに対し、私は2段階制のパケットプランを選択しました。 これは利用するデータ量が少ないときは安いのですが、データ量が多くなると、定額プランよりも高額になります。 そして Wi-Fi を利用することで、Xiで利用するデータ量0をめざします。
スマートフォンは、アプリを自動的に更新したり、最新のニュースを読み込んでおくなど、知らないうちにどんどんデータ通信を行います。 Wi-Fiを利用する設定にしておいても、Wi-Fiの電波が届かない所では、自動的にLTEなどに切り替わります。 そこで、スマートフォンのモバイルネットワーク経由のデータアクセスを無効にしておきます。 方法は、Android 4.0 では、
設定 > ネットワーク設定 > モバイルネットワーク > 設定モバイルネットワーク設定
のチェックをはずします。 もちろん、チェックを入れれば、いつでも Xi を利用できます。 ドコモメール(spモードメール)も、Wi-Fi接続時に使えるように設定しておきます。
この設定で、前回書いたように、音声通信は別ですから、いつでも電話は使用できます。 ドコモメールは Wi-Fi の届かない条件では、メールを受信できなかった旨のお知らせが届きますから、Wi-Fiを利用できる環境で「メール問合せ」をすることになります。 メールをチャットのように使うわけにはいきませんが・・・。
スマートフォンの活用で、いつでもデータ通信できる強みの発揮できるものに地図があります。 自分のいる場所の周辺など、必要な地図情報を読み込んで活用します。 しかしこれも、Wi-Fiを利用できる時に、予め必要になる地図を読み込んでおいてスマートフォン本体に残しておけばいいわけですし、自分の位置を知ることのできるGPSは、データ通信と無関係で、いつでも利用できます。 「地図ロイド」は、地図を圏外やオフラインで使う時にとても便利なアプリです。
Wi-Fiの届かない場所でもインターネットでいろいろ調べたい人には、データ通信をOFFにしてしまうことは不向きでしょうが、これも、かなり充実した辞書を内蔵したスマートフォンもあります(少し割高ですが・・・)。
このように書いてきて、2台持つのが邪魔でなければ、まだ携帯電話を買い換えるには惜しいという人は、携帯電話は使用し続け、携帯電話とは別にスマートフォンを持つのも便利かな、と思いました。 電話とメールは従来どおり携帯電話を使い、スマートフォンでは携帯電話会社との契約は行わずにインターネット回線だけを利用し、持ち運びできる小型のコンピュータとしてスマートフォンを活用する、という方法です。 いわゆる白ロムとよばれている端末だけの中古スマートフォンなら、ネットで安価で手に入れることもできます。