沖縄県の石垣島と西表島は、これまでに7月下旬と12月上旬に行ったことがあり、今回は季節を変えての自然探訪です。 今回は全くの一人旅、涼しさに慣れ始めた身体で 30°を越す気温と強い日差しに耐えながら、好きな所で好きなだけ時間を取って好きなもの(=鳥や虫や花など)を撮る旅行をしてきました。 2つの大きな台風で、植物がたいへん傷み、虫も飛ばされたのか、少なくなっていたのが残念でしたが・・・。
9月30日は朝に大阪を立ち、午後は宿の自転車を借り、石垣市郊外の田畑を見て回りました。サトウキビ畑が多いのですが、刈り取られた後の田に水が溜まっている所(?)にはたくさんのシギやチドリの仲間などが飛来していました。
セイタカシギの群
10月1日は朝から西表島に渡り、大原港から徒歩で仲間川展望台までを写真を撮りながら往復しました。 仲間川には日本最大のマングローブ林があり、遊覧船でのクルージングが有名で、その終点にツアー用の展望台があるのですが、私が行ったのは、それとは別の、西表島の中央を縦断するトレッキングコースの実質的な東側の入口にあたる所にある展望台です。 この展望台に至る大富遊歩道は、車が1台通れる道幅がありますが、周囲は調査はされているが手を加えられていない自然林で、西表島の森林生態系保存地区のうちで、あまり標高差の無い唯一の場所だと思います。
仲間川展望台からの眺め 眼下に広がるのはマングローブ林
その日の夜は、土地勘の無い者が一人では動き回れないので、ナイトツアーに参加しました。 昼間はなかなか見られないいろんな生物を見ることができました。
10月2日は、細い道でも入れるようにとバイクをレンタルし、鳥や虫などを求めて大原周辺と船浦までを往復しました。 バイクで風を切って走るのは心地良いのですが、ハンドルを握り続けていた手の甲は、ひどい日焼けになりました。 軍手を持って行くべきでした・・・。
その日の夕刻に石垣島に戻りました。
10月3日はレンタカーでの移動です。 日本最南端の森林公園である県営バンナ公園でたっぷり時間を取り、その後は夜の飛行機まで、島のあちこちを回りました。
白く見える所がサンゴ礁の自然の防波堤
次回は「うるずん」の頃、ヤエヤマホタルの飛び交う4月に行きたいな・・・
今回の旅行で撮った花や虫や鳥などは、主に「そよ風に乗って」に、風景など(あまり撮ってはいませんが・・・)は主にこのブログに順次載せていく予定です。
初め、お花の名前と思っていました、よくよく聴くと「季節」なんですね、梅雨前の一番美しい頃とわかったのですが・・・
八重山では5月には梅雨に入り、4月がこちらの初夏のような気候のようです。