そよかぜ日記

写真、メモ、日常のできごと etc. 拡大できる写真も、あちこちに

金剛山120204

2012年02月04日 | 
 この冬いちばんの寒波襲来で諏訪湖も4年ぶりの御神渡りが見られたとか。 豪雪で被害が出ている日本海側の人たちには申し訳ないとは思いつつ、大阪府と奈良県の境にある金剛山の霧氷を見るにはいい機会。 とはいっても、寒波のピークに登って吹雪の中を歩くのでは、なかなか写真も撮れません。 寒波のピークを過ぎるのを待ちかまえて、今日行ってきました。
 本日の大阪の最高気温は8℃でしたが、金剛山山頂の気温は10時半現在で-4℃、風もそんなに強くなく、きれいな雪景色を見ることができました。




   まるで水墨画


   霧氷


   霧氷


   ササの葉の上の雪の結晶





大和葛城山110918

2011年09月19日 | 
 '11年9月18日に大和葛城山(標高959.2m)に登ってきました。 8月28日にも登り、その時にソウシチョウの移動する大きな群に出会ったのですが、レンズ交換に手間取り、写真には撮れなかったので、今回は・・・と勇んで出かけたのですが、会えませんでした・・・。
 ということで、山頂からの眺めをどうぞ。 写真はクリックで拡大します。



   奈良・大和三山方面



   大阪市内方面 積雲って大きかったんだ・・・

 大和葛城山の山頂は野生のツツジでよく知られているのですが、今は一面のススキの間に、オミナエシ、ヒヨドリバナ、マルバハギ、アキノキリンソウ、ヤマハッカなどが花を咲かせていました。

9月上旬の伊吹山登山

2011年09月08日 | 
 伊吹山に花を求めて多くの人が訪れるのは夏、2010年の7月31日に行って来た時の様子は「そよ風のなかで」のこちらに載せています。
 しかし、半月も違えば花の様子はガラリと変るもの。 いろんな時期の様子も見たいと、今年の6月中旬にも行き、今回は夏の終わりを狙って行ってきました。
 9合目まで車で行く予定が、ドライブウエイの入口まで行くと、大雨の影響で土砂崩れがあったとかで封鎖されていました。 しかたなく上野登山口(標高220m)まで回り、歩いて登ることに。
 花や虫を撮りながらで、山頂までけっこう時間がかかり、山頂のお花畑をまわる余裕はほとんどありませんでしたが、撮った花や虫などは「そよ風のなかで」に載せていくこととし、ここでは風景を中心に秋の気配の出てきた登山道の様子を紹介したいと思います。



 坂の上の雲をめざして、登山のスタートです。



 上は5合目(標高880m)と6合目の中間から山頂を見たところです。 石灰岩の山で森林の発達が悪いことが分かります。 山頂付近には、白い点々が見えますが、これは岩が露頭している石灰岩地特有の地形で、カレンフェルト(石塔原)と呼ばれています。



 上は6合目付近から登ってきた方向を撮ったものです。 3合目から下の傾斜がきつく、1合目と2合目は見えていません。



 上は8合目の西に屹立する行導岩です。 伊吹山は修験の霊場でもありました。 この岩の上で瞑目したり、岩を回る修行がなされたようです。 岩の上には祠があります。



 山頂(標高1,377m)近くからの琵琶湖の眺め。 この日は遠くまでよく見えました。

 標準のコースタイムでは、山麓から3合目までが1時間15分、山頂までが3時間20分ですが、この日は花や虫を撮りながら、1時間ほど余分に時間をかけて、ゆっくり登りました。


犬鳴山

2010年10月27日 | 
 大阪府泉佐野市にある犬鳴山は、「犬鳴山」と呼ばれる山があるわけではなく、山域全体の総称で、通常「犬鳴山」と言えば、犬鳴山渓谷のことを指します。
 犬鳴山は、大峰山より6年早く役ノ小角(えんのおづね)によって開山された修験道の霊場です。
 神秘的な雰囲気に包まれた遊歩道を行けば、いろんな滝が現れます。 下は「両界の滝」です。(写真をクリックしてみてください)



 両界とは密教の金剛界と胎蔵界をあわせたものですが、この滝がなぜ・・・。

 下は葛城二十八宿の根本道場、七宝瀧寺の境内にある「行者の滝」。 鎖が見えますが、この鎖を使って滝に上り、滝修行を行います。(写真をクリックしてみてください)



 「七宝瀧寺」の名前については、山中には大小48滝があると言われていますが、その中でも大きな滝である両界の滝、塔の滝、弁天の滝、布引の滝、古津喜の滝、千手の滝、行者の滝の7飛瀑を七宝に比して淳和天皇が命名されたとのことです。

 下は身代り不動明王。 大きなお不動さんです。