そよかぜ日記

写真、メモ、日常のできごと etc. 拡大できる写真も、あちこちに

Windows10 で フォトビューワー

2015年09月03日 | コンピュータ

 Windows10 には、写真閲覧用の標準アプリとして、編集もできるなど、機能を強化した「Microsoft フォト」(以下「フォト」)が準備されています、
 私は今まで Windows8.1 で、写真閲覧には「Windowsフォトビューアー」(以下「フォトビューアー」)を使っていました。 フォトビューアーは Windows10 でも tiff 形式を開くために残されていはいますが、Windows10をクリーンインストールした後では、レジストリを操作しないと使えなくなっているようです。
 私は Windows8.1から10にアップグレードしたので、使用環境が引き継がれ、移行後もフォトビューアーも実行できました。 しかし、フォトビューアーの背景色が濃いクリーム色になっていて、その色が写真の色にも重なって表示されてしまいます。
 そこで、フォトビューアーの使用を止めてフォトを使おうとしたのですが、たくさん撮った写真からブログに載せる写真を選んだりするには、やはりフォトビューアーの方が、次のような理由で使い勝手が良さそうです。 1つはフォトではファイル名が表示されませんので、たくさん見ているうちに、どの写真をみているのか分からなくなる点です。 もう1つは、フォトでは写真の細部を確認しようと拡大した場合、元の大きさに戻さないと次の写真に移れないことです。

 そこで、フォトビューアーの背景色を白色に変更する方法を探してみたところ、どうやらICCプロファイルを変更してやればいいことが分かりました。
 ICCプロファイルとは、色空間の特徴を決めているデータファイルです。 それぞれのディスプレイのメーカーが準備しているようですが、それが フォトビューアーの仕様とうまく合わず、このICCプロファイルを Windows10 が準備したものに変えてやれば良さそうです。
 具体的な変更方法は以下のとおりです。
① [ スタート ] ボタンから [ 設定 ] をクリックし、[ 設定の検索 ] ボックスに「 色の」と入力
② [ 検索結果 ]から[ 色の管理 ]を選択
 私の場合、[ 色の管理 ]ウインドウが [ 設定 ] ウインドウの裏に隠れていて、それに気づくのに時間がかかりました。
③ [ 色の管理 ]の [ デバイス ] タブで、
③-1 デバイス(D):欄で、[ ディスプレイ:1.(現在使用している機種名が表示されているはずです)] が選択されていることを確認し、
③-2 [ このデバイスに自分の設定を使用する(U) ] のチェックボックスにチェックを入れ、
③-3 ダイアログ左下にある [ 追加(A)... ] をクリックし、
③-4 「 sRGB IEC61966-2.1 」を選択しOK をクリック
③-5 ICCプロファイルに追加された「 sRGB IEC61966-2.1 」を選択し、[ 既定のプロファイルに設定(S) ] をクリック
③-6 「 sRGB IEC61966-2.1 」に「(既定)」が追記されていることを確認し、ウインドウを閉じてコンピューターを再起動させます。



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2 コメント

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Unknown ()
2015-12-20 10:24:03
「sRGB ICE61966-2.1」は「sRGB IEC61966-2.1」、
「規定のプロファイルに設定(S)」は「既定のプロファイルに設定(S)」
に修正お願いします!
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訂正 (そよかぜ)
2015-12-20 23:56:24
失礼しました。修正しておきます。
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