5月30日~6月1日に青森県・十和田市の蔦温泉や奥入瀬などを、コケ観察を主目的に巡ってきました。 上は飛行機から見た十和田湖です。
上は連泊した蔦(つた)温泉旅館です。 源泉掛け流しの温泉もなかなかのものでした。
蔦温泉旅館のすぐ近くには、「蔦の七沼」をつなぐ「蔦沼めぐり自然研究路」が整備されています。 上は蔦沼です。 10月中頃には周囲の木々が真っ赤に紅葉し、人々が押し寄せる蔦沼も、静かな湖面を見せていました。
これらの蔦の七沼は、甲田連峰のひとつの赤倉岳の爆発により川がせき止められて作られたものです。 上の写真の奥に見えるのが、その赤倉岳です。
上は蔦の七沼のひとつ、菅沼です。
青森県の奥入瀬渓谷は、カルデラ湖である十和田湖が15,000年ほど前に決壊し、その時の巨大洪水で作られたU字形をした谷です。 そのため、奥入瀬渓谷には多くの滝が見られますが、そのほとんどはUの字の両側の壁を落ちる滝で、Uの字の底面が作る滝はほとんど無く、唯一あるのが上の写真の「銚子の滝」です。 落差はそんなにありませんが、本流の滝ですから水量は豊かで、迫力があります。