やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

人形劇かわせみ座×ロバの音楽座

2010-09-26 | art
ロバハウスでかわせみ座の人形劇が
ロバの音楽座の演奏で行われたので
お手伝いにいく。

かわせみ座は主宰山本由也さんが
創作しつづけてきた独創的な人形が
大きな魅力。後に奥さんも舞台に参加し、
すっかり夫婦公演が定着したけど、
最近では小学校の息子さんも参加して
親子人形座になりつつある。

パペットの操作は、大別すると、
糸、棒、指などによって行われるが、
山本さんは糸と棒の合体という
独創的な方法をあみだし、
しかも一人操作によって、
自由自在な動きを表現する。

2回の公演のうち、1回はビデオ撮影も
担当したのでその細かい表情に驚愕する。

たとえば、ロバを例にとると、
頭部は両目、瞳、眉毛、鼻、口、歯が
それぞれ独立して動く。主に右手で行い、
左手では胴体や足、爪、尻尾を動かす。



かわせみ座は海外公演も多く、数多くの作品が
あるなかで、ロバの音楽座松本さんが曲作りを
担当したのは3つのプログラムだそうだ。

その音源等でふだんは人形劇をやられるのだが
生演奏でのライブは、全然ちがって面白かった。
パペット操作側と音楽演奏側がお互いの
息呼吸がどうあうかが見物やから。

ファジーなもの、ゆらぐもの、息づかい
そういったものが凝縮されていた。