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日英博覧会 百周年記念

2009-06-28 | カルチャー
日英博覧会という昔の万博がロンドンで
開催されたのが1910年(明治43年)で
来年100周年を迎えるそうだ。

国際政治において大きな意味があったらしく、
政府が国力をかけたようだ。

半年間の開催期間中835万人の観客が
訪れたというから驚き。いわゆる異国情緒が
受けたのだろう。



企画のからみで国会図書館へ調べに行く。

ちゃんと、報告書、展示目録などが保存されていて、
”マイクロフィッシュ”という一種のマイクロフィルムで
閲覧&複写が可能になっている。

日英博覧会は6800坪にのぼる寺院風の建築と
日本庭園を作り、歴史宮・産業宮・芸術宮・東洋宮
といった今で言うゾーニングもされていた。

日本を様々な角度から紹介したようで、
国宝級の美術品が多数出展されていた。

プログラムも多彩だったようで、
軍楽隊と海軍人によるパレードや
力士団が土俵を造って相撲を披露したり、
農民が米俵製作の実演も行われている。



平面図や立面図をはじめ展示品の写真を
見ていくと、当時の息吹に少し触れられて、歴史と
コンタクトした感覚になる。

その美術工芸品がVictoria and Albert Museumに
保存され、庭園はHammersmith Parkで残されている
といるのは、日本の力なのか、イギリスの力なのか?

なぜ”マイクロフィッシュ”というのかは、スタッフの方に
聞いたら調べてくれたのだけど、わからず仕舞い。
別に魚眼レンズで記録を撮ったわけではない。

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