やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

1968年刊の写真雑誌'Provoke'

2012-08-12 | photo
建築家の事務所で打合せ。お盆の日曜日。
この日でなくっちゃ関係者の日程が合わ
なかった。

都心はガラガラ。車の移動も超快適。
正月休みを撮った中野正貴さんの「TOKYO
NOBODY」とイメージが重なる。



去年亡くなられた、思想家、評論家の
多木浩二さんの話題になったんだけど、
『provoke』(プロヴォーク)っていう
写真同人誌を1968年に中平卓馬、高梨豊、
岡田隆彦らと創刊したことを教えていただく。

wikiによれば、2号から森山大道も参加。
3号まで発刊した後、総括集「まずたしからしさの
世界をすてろ」をだして廃刊。



そして、2001年にドイツの出版社Steidlから
複刻
。2000ドルだ。その紹介文にはこうある;

Investigating the relation between photography and text,
the magazine was an artistic and philosophical manifesto,
responding to the upheavals of the late sixties.

写真とテキストの関係を研究しながら、アーティスティックで
哲学的な宣言書であり、60年代後半の騒乱に呼応している。

写真とテキストの関係ってまさにボクのテーマ。
どんな雑誌だろう。Steidl自体、1950年生まれの
Gerhard Steidlが1972年に作ったアート系出版社。
22歳の時だから驚く。

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