匙屋・銅版画展とワインの七夕

地元の匙屋で、富田恵子さんの銅版画展が開かれていた。
匙屋での開催は2回目だとか。分厚い板にも版画が刷られ
ていて、存在感がある。

いわゆる紙に刷るタイプも提供していて、板か紙かはお
客が選べる。ボクは厚い板に刷ったタイプの方が好きだ。
額にもいれずそのまま飾るのが潔いかんじもするし。

静かなんだけど、楽しさも含まれている。白黒がベースな
んだけど動きを感じるからか。富田さんのファンが大阪か
ら来てて驚く。



最終日の夜は七夕。「ワインの時間」と称して立ち飲み会
が開かれる。ワインはボクの好みもあてられてるワイン専
門店ユンヌ・ペルルさん。料理は、立川のcafe sommieller
さん。美味しかったぁ。

ボクの誕生日ということで、匙屋のかよさんが音頭をとって
ハッピーバースデーを歌ってくれることに。お店の外にもた
くさんの人達が立ち飲みしてたんだけど、わけもわからずと
も唱和くださったりw みなさん、ありがとうございました。



古本泡山さんによる詩の朗読会がはじまる。青木隼人さんの
ギター演奏つき。賑やかだった会場が静まりかえる。たしか
「紫陽花魚」という詩をよんだと教わった気がするけど、酔っ
ぱらってたから定かでない。

ボクは初めて聞いたんだけど、匙屋での朗読は3回目だとか。
ネットでの古本屋をやってて、朗読の経験はなし。それが、
たまたま匙屋のかよさんが読んでみたらって言われて、試し
に朗読したのが始まりだとか。



いろんな人に出会えて楽しい夜。こういう時間がいつまでも
続くかと思いこんでたら、今月で閉店することに。来月岡山
へ移転することにかよさん＆あつしさんは決断したのね。

8年間。ボクが引っ越してきて10年。匙屋さんに何度遊びに
行ったことか。。寂しくなる。