4月10日より東京オペラシティで
始まった猪熊弦一郎展『いのくまさん』は
展示構成、絵の選定、ことばによる説明を
絵本『いのくまさん』をベースにおいたもの。
なんでも2007年に本家、丸亀市の猪熊弦一郎
現代美術館において開催された展覧会の
東京展だそうだ。
☆
この絵本の言葉や詩を紡いだのが
詩人の谷川俊太郎さんだから、
企画展のプログラムとして、
お話の会が本日開催された。
とても人気で定員150名の
倍の人たちで会場がいっぱいになる。
☆
谷川さんが好きなレンブラントが
重い主題を背負うのとは対照的に、
暮らすこと、生きていることを楽しむように
絵画と人生に向かったのではないかと
対比で話が始まった。
徐々に谷川ワールドの話が深くなっていく。
・・曰く、
日常の中からしか言葉が浮かんでこないから、
アートよりもクラフトの方が好き。
大竹 伸朗さんのノンセンスな絵に詩を
考えるとき、絵がとらえている世界が見えてきて、
「んぐまーま」 という言葉がでてきた。
言葉はどこでも潜んでいるとわかったこと。
☆
無いところから想像して詩を作ることはなく、
対象があって、それが谷川さんに一回入ってから、
詩が生まれてくるということ。
存在という言葉がなんどもでてきた。
存在の不思議さを思う。
途中に自作の朗読もあって
拍手を何度も浴びていた。
☆
帰りの電車の窓から日が落ちた
薄い空が美しい。谷川さんが好きだ
といってはった「浅い青色」だ。
始まった猪熊弦一郎展『いのくまさん』は
展示構成、絵の選定、ことばによる説明を
絵本『いのくまさん』をベースにおいたもの。
なんでも2007年に本家、丸亀市の猪熊弦一郎
現代美術館において開催された展覧会の
東京展だそうだ。
☆
この絵本の言葉や詩を紡いだのが
詩人の谷川俊太郎さんだから、
企画展のプログラムとして、
お話の会が本日開催された。
とても人気で定員150名の
倍の人たちで会場がいっぱいになる。
☆
谷川さんが好きなレンブラントが
重い主題を背負うのとは対照的に、
暮らすこと、生きていることを楽しむように
絵画と人生に向かったのではないかと
対比で話が始まった。
徐々に谷川ワールドの話が深くなっていく。
・・曰く、
日常の中からしか言葉が浮かんでこないから、
アートよりもクラフトの方が好き。
大竹 伸朗さんのノンセンスな絵に詩を
考えるとき、絵がとらえている世界が見えてきて、
「んぐまーま」 という言葉がでてきた。
言葉はどこでも潜んでいるとわかったこと。
☆
無いところから想像して詩を作ることはなく、
対象があって、それが谷川さんに一回入ってから、
詩が生まれてくるということ。
存在という言葉がなんどもでてきた。
存在の不思議さを思う。
途中に自作の朗読もあって
拍手を何度も浴びていた。
☆
帰りの電車の窓から日が落ちた
薄い空が美しい。谷川さんが好きだ
といってはった「浅い青色」だ。