やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

John Lurie ドローイング展

2010-04-10 | art
John Lurieを知ったのはJim Jarmusch監督映画
「ストレンジャー・ザン・パラダイス」。

長身で細長い顔が印象的で、気怠いアメリカの
風景に似合っていて、なぜだか惹かれた。

流れる音楽がJhon Lurieで、サックス奏者だと知り、
いい仲間で撮ったんだろうなと思った。



その後、Jim Jarmuschの映画に立て続けに出演したから
みなDVDで買った。

そういえば彼のことを見ないなぁと思っていたら、
画家になっていたとは驚いた。

初耳のライム病という病気になって、
諸活動を休止してから、絵を描きはじめたらしい。



各絵にはたいてい詩のようなメッセージがついている
のが面白い。詩は絵の上に描かれていたり、
キャプションに書かれている。

例えば冒頭の絵には
This Is What I Really Call A Message
(絵の文字みたいな)これこそメッセージと呼んでるものだ
という文がキャプションにある。

自由、動物、森、武器、たばこ、酒といった背景に
いろんな人が登場する。都会人から田舎人から歴史上のひとまで。

スピリッツ(魂)という言葉が何度でもでてくる。
それはお酒の意味とかけあわせ。

5月16日までワタリウム美術館で
100枚近くのドローインがたっぷり見れる。