「ドラゴン・タトゥーの女」の原作の話。
累計は4000万部って昨日書いたけど、
昨年12/20時点では、6300万部!
出版社のサイトによるんだけど
また北欧らしいテイストのサイトなんだ。
故児玉清さんに「面白いという言葉を百回繰り
返してもまだ足りないほど心を奪われた。」と
言わしめたほどだし、さぞ、面白いんだろう。
まだ読んでない。

いまのところ3部作が出版され、3部とも
原作に忠実にスウェーデン映画化され、
昨日観たハリウッドリメイクが原作の第1部
「ドラゴン・タトゥーの女」だった。
☆
原作者スティーグ・ラーソンはジャーナリスト畑。
スウェーデンの通信社でグラフィック・デザイナー
としてキャリアをスタートさせる。同会社で20年働き、
イギリスの反ファシズム雑誌サーチライトの編集にも携わる。
1995年に政治雑誌エキスポ(Expo)を創刊し、編集長も務めた。
反ネオナチズム、極左運動の雑誌がスウェーデンに無いのが
創刊の動機だそうだ。
表や裏の嫌がらせがあり、スタッフの1人の自宅に
銃弾が撃ち込まれたりする。スティーグ・ラーソンは
長年のパートナー(建築家)を守るため、籍には入れず、
バスも一つ前の停留所で降りるようにしていたそうだ。

その女性エヴァ・ガブリエルソンと2002年からこの小説の
執筆を始めたそうだ。2004年に書き上げて1,2に関して
出版社と契約したんだけど、同年に心臓発作で亡くなる。
なぜ書いたかというと、諸説あるけど、生活のため
そしてエキスポ(Expo)を支えるためらしい。
とはいえそんなに売れるとはもちろん思ってないし、
出版社も1社目は断られている(断った出版社は
悔しい思いやらいろいろあったんだろうね)
書店に並ぶのを前にして、亡くなったので、
彼の遺志をパートナーと尊重しながら出版する。
徐々に口コミで広がって、大ベストセラーになる。
☆
ただ法律上の妻でなかったばかりに、出版のコントロール
そして印税は父と兄に行き、彼女はタッチできなくなって
いるそうだ。
それはおかしな話だね。長年一緒だったし、一緒に執筆したし、
そもそも身の安全を図るために結婚しなかったんだから。
仕事仲間も法律が実態に合っていないって指摘している。
結婚しなくても諸権利が認められるってデンマークや
フランスで聞くから、おそらくスウェーデンでもそういう
面はあるんだろうけど、著作物にかんしてはNOなのだろう。
作者の父と兄はその莫大な遺産に手を付けることはなく、
いまのところ、出版社と共同で賞を設立したり、エキスポ
(Expo)支援を始めたところらしい。

彼女と半分にでもさっさと分けて、彼の遺志を活かす道を
彼女に託した方がいいと思う。
累計は4000万部って昨日書いたけど、
昨年12/20時点では、6300万部!
出版社のサイトによるんだけど
また北欧らしいテイストのサイトなんだ。
故児玉清さんに「面白いという言葉を百回繰り
返してもまだ足りないほど心を奪われた。」と
言わしめたほどだし、さぞ、面白いんだろう。
まだ読んでない。

いまのところ3部作が出版され、3部とも
原作に忠実にスウェーデン映画化され、
昨日観たハリウッドリメイクが原作の第1部
「ドラゴン・タトゥーの女」だった。
☆
原作者スティーグ・ラーソンはジャーナリスト畑。
スウェーデンの通信社でグラフィック・デザイナー
としてキャリアをスタートさせる。同会社で20年働き、
イギリスの反ファシズム雑誌サーチライトの編集にも携わる。
1995年に政治雑誌エキスポ(Expo)を創刊し、編集長も務めた。
反ネオナチズム、極左運動の雑誌がスウェーデンに無いのが
創刊の動機だそうだ。
表や裏の嫌がらせがあり、スタッフの1人の自宅に
銃弾が撃ち込まれたりする。スティーグ・ラーソンは
長年のパートナー(建築家)を守るため、籍には入れず、
バスも一つ前の停留所で降りるようにしていたそうだ。

その女性エヴァ・ガブリエルソンと2002年からこの小説の
執筆を始めたそうだ。2004年に書き上げて1,2に関して
出版社と契約したんだけど、同年に心臓発作で亡くなる。
なぜ書いたかというと、諸説あるけど、生活のため
そしてエキスポ(Expo)を支えるためらしい。
とはいえそんなに売れるとはもちろん思ってないし、
出版社も1社目は断られている(断った出版社は
悔しい思いやらいろいろあったんだろうね)
書店に並ぶのを前にして、亡くなったので、
彼の遺志をパートナーと尊重しながら出版する。
徐々に口コミで広がって、大ベストセラーになる。
☆
ただ法律上の妻でなかったばかりに、出版のコントロール
そして印税は父と兄に行き、彼女はタッチできなくなって
いるそうだ。
それはおかしな話だね。長年一緒だったし、一緒に執筆したし、
そもそも身の安全を図るために結婚しなかったんだから。
仕事仲間も法律が実態に合っていないって指摘している。
結婚しなくても諸権利が認められるってデンマークや
フランスで聞くから、おそらくスウェーデンでもそういう
面はあるんだろうけど、著作物にかんしてはNOなのだろう。
作者の父と兄はその莫大な遺産に手を付けることはなく、
いまのところ、出版社と共同で賞を設立したり、エキスポ
(Expo)支援を始めたところらしい。

彼女と半分にでもさっさと分けて、彼の遺志を活かす道を
彼女に託した方がいいと思う。