昨日の続き。監督、マイケル・ラドフォードさんに
ついて。観たのは3作目。『イル・ポスティーノ』
と『ヴェニスの商人』を観た。この2作の監督だ
から見にいこうって思ったのもある。
昨日の『情熱のピアニズム』をみた後ふりかえると、
2作とも歴史の事実に迫る描き方が印象的。もとはと
いえばBBCでたくさんのドキュメンタリーを手掛けた
人だからなぁ。
『イル・ポスティーノ』(1994)は米アカデミー監督賞に
輝くんだけど、1950年代の一時期、祖国チリを追われた
詩人パブロ・ネルーダがカプリ島に身を寄せた史実に基づいた
映画だ。
『ヴェニスの商人』(2004)はユダヤ人差別を描写した当時の
ヨーロッパ社会に迫っていて、悲劇的内容だった。ヨーロッパ
人からすると、「今更そんな昔のことを強調しなくても」と、
思ったんではないかと考えさせられた映画だ。
当時はどの都市でも異教徒への差別は当然の様にあったし、
ヴェニスのユダヤ人は他の西欧諸国に比べ、格段に恵まれた
境遇にあったそうだし・・

『情熱のピアニズム』において、監督は、主人公のピアニスト・
ミシェルは初めて知ったそうだ。プロデューサから話があって
からリサーチを行う。
「ただの情報には興味がない、人間性に興味がある」と語る
監督は映画に登場する全員に保存影像を探してもらうと、
数多くの影像が集まったそうだ。
「この映画はミシェルを描いていると同様に、インタビューを
受ける35人の人々のことを描いている」
彼らがミシェルを思い出して語る様子の楽しそうな雰囲気は
年月がたったこともあるし、インタビューに応じた時点で
ある程度はあるにせよ(話したくない人は断ってるからね)、
とても観客を幸せな感じにする。
それは2人の元奥さんのインタビューに顕著だ。彼女達は今も
奥さんなのかと思うほど、彼との出会いや素晴らしさを語る
から。

最初の奥さん。西海岸で出会う。
もちろん突然連絡が途絶え、新しい女ができたと知る時の
落胆ぶりも話すんだけど、恨まれるどころか、素敵な思い出に
なってることが伺える。

2番目の奥さん。NYで出会う。
そしてミシェルは監督にも影響を与えていく。
「誰もが彼の虜になったと言っていた。彼は私にも魔法をかけたんだ」
「僕は時間を浪費したくない・・という生き方が編集のスピードも支配した。」
監督の人生観が語られている。
「私を(この映画に)導いたものは、開いた心をもち続けることだった」
最後にこの映画について
「障害をもつ人は、彼のような人に触発され、障害を持たない人は自身に
問いかける・・いったい自分は何を愚痴ってるのかね?」
その通りだと思う。感謝をこめて、オープンマインドに
暮らしていきたい。監督のインタビューはここと、パン
フレットから。
そういえば、監督はオックスフォードで学んだ後に教師に
なったのに数年後にフィルムスクールに入り直している。
ついて。観たのは3作目。『イル・ポスティーノ』
と『ヴェニスの商人』を観た。この2作の監督だ
から見にいこうって思ったのもある。
昨日の『情熱のピアニズム』をみた後ふりかえると、
2作とも歴史の事実に迫る描き方が印象的。もとはと
いえばBBCでたくさんのドキュメンタリーを手掛けた
人だからなぁ。
『イル・ポスティーノ』(1994)は米アカデミー監督賞に
輝くんだけど、1950年代の一時期、祖国チリを追われた
詩人パブロ・ネルーダがカプリ島に身を寄せた史実に基づいた
映画だ。
『ヴェニスの商人』(2004)はユダヤ人差別を描写した当時の
ヨーロッパ社会に迫っていて、悲劇的内容だった。ヨーロッパ
人からすると、「今更そんな昔のことを強調しなくても」と、
思ったんではないかと考えさせられた映画だ。
当時はどの都市でも異教徒への差別は当然の様にあったし、
ヴェニスのユダヤ人は他の西欧諸国に比べ、格段に恵まれた
境遇にあったそうだし・・

『情熱のピアニズム』において、監督は、主人公のピアニスト・
ミシェルは初めて知ったそうだ。プロデューサから話があって
からリサーチを行う。
「ただの情報には興味がない、人間性に興味がある」と語る
監督は映画に登場する全員に保存影像を探してもらうと、
数多くの影像が集まったそうだ。
「この映画はミシェルを描いていると同様に、インタビューを
受ける35人の人々のことを描いている」
彼らがミシェルを思い出して語る様子の楽しそうな雰囲気は
年月がたったこともあるし、インタビューに応じた時点で
ある程度はあるにせよ(話したくない人は断ってるからね)、
とても観客を幸せな感じにする。
それは2人の元奥さんのインタビューに顕著だ。彼女達は今も
奥さんなのかと思うほど、彼との出会いや素晴らしさを語る
から。

最初の奥さん。西海岸で出会う。
もちろん突然連絡が途絶え、新しい女ができたと知る時の
落胆ぶりも話すんだけど、恨まれるどころか、素敵な思い出に
なってることが伺える。

2番目の奥さん。NYで出会う。
そしてミシェルは監督にも影響を与えていく。
「誰もが彼の虜になったと言っていた。彼は私にも魔法をかけたんだ」
「僕は時間を浪費したくない・・という生き方が編集のスピードも支配した。」
監督の人生観が語られている。
「私を(この映画に)導いたものは、開いた心をもち続けることだった」
最後にこの映画について
「障害をもつ人は、彼のような人に触発され、障害を持たない人は自身に
問いかける・・いったい自分は何を愚痴ってるのかね?」
その通りだと思う。感謝をこめて、オープンマインドに
暮らしていきたい。監督のインタビューはここと、パン
フレットから。
そういえば、監督はオックスフォードで学んだ後に教師に
なったのに数年後にフィルムスクールに入り直している。