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ねがうこと、ゆだねること

中西健二監督「恋する歯車」

2013-02-12 | 映画
高校の同級生の中西が3作品目の映画を監督する。
1作目は社会派、2作目は時代劇で、今度はラブサ
スペンスと、芸風が広いなぁと思う。助監督時代
いろんな作品をやってたっていうから。



東映の”TOEI HERO NEXT"といって、ヒーローも
の出身の役者に新たな挑戦の場を作る映画シリー
ズがあって、その第三弾がこの「恋する歯車」。

『海賊戦隊ゴーカイジャー』で人気を集めた若手俳
優たちが主役をはるんだけど、さすがに知らなかった。
刑事役の光石研さんと、恋人役の黒川智花さんが「梅ち
ゃん先生」の女子医大生役だったからわかった。


右端が中西監督

映画は物語が過剰に展開し、どのシーンも丁寧に撮って
行ってあるから、コロッと騙される。たとえば主人公が
大学生活を送る何気ないシーンなど、極端な話カットし
ても筋には影響がないと思えるんだけど、そこも丁寧だ
から騙されてしまう、仕掛けになってる。

ネタバレになるからさわりだけだけど、主人公が恋人と
出会って恋におちていくんだけど、映画の後半になって
恋人は騙すために近づいたことがわかって、えっそうだ
んだ、と思う。

でもそう思う間もなく、本当の恋心に転化していくから、
彼女のこころの揺らぎが、急変化したように錯覚させら
れる。でも実は彼女としては長い時間のなかで揺れ動く
んだけど、どんどん物語が溢れてくるから。



最新の社会ネタもふんだんで、原発反対のデモをとり
いれたり、刑事サイドも革命家サイドもタブレットPCを
駆使したりするんだけど、このあたりは浅い印象になり
がちなんだけど、これまた丁寧なシーンで構成。

吉祥寺ロケなんだけど、ハーモニカ横町やサンドーロの
逃走シーンは、香港映画を彷彿させる。東京では新宿バ
ルト9で公開中。

家城巳代治監督の遺作「恋は緑の風の中」

2013-02-09 | 映画
映画デスノートの監督金子修介と弁護士の溝呂木雄浩さん
交えて打合せを行ったんだけど、この2人の意外な接点が
判明して盛りあがる。

接点以前に驚いたのが、溝呂木さんが子役として活躍され
ていたというお話。映画やドラマ好きとは知ってたけど、
まさか子役だったとは。人は見かけによらないというか、
50歳はすぎてらっしゃる弁護士が俳優だったとは!

宮脇 健さんのケンちゃんシリーズに登場されていたと聞い
てびっくり。その一つに、1974年公開の「恋は緑の風の中」
という映画にも登場されたそうだ。



子役のその田大勢として呼ばれたのが、家城巳代治監督に
抜擢されて子役のナンバー2になったとか。「恋は緑の風の
中」は原田美枝子さんデビュー作と教えてもらって、ピン
とくる。まだ見たことないんだけど、YouTubeに抜粋がある;



原田さんの、笑顔がすばらしいし、困った顔をするとどきど
きする。ヌードになったのが高校で問題になって、転校する
ことになったいわく付きの映画。



家城巳代治監督が映画を撮る前に、脚本担当の奥様である
いえきひさこさんと一緒に、金子監督の高校にシナリオの
検討のために来校された、というのだからこちらも驚き。

高校の映画部だった金子監督もよばれて、夫婦が台本を全部
読んで、高校生の感想をきいて、問題点や修正点を取材する
目的だった。

「あなたも仲間ですね」と家城監督に言われたそうだけど、
お互い大変なことをやってますね、と厳しい表情だったのを
今でも覚えているそうだ。



家城巳代治監督は戦後活躍された方で、「恋は緑の風の中」は
遺作。映画化をどうしてもしたくて、自分で制作資金をだされ
たと教えていただく。

ビデオ化されていない映画だそうだけど、見てみたいと思う。

映画『エリザベス:ゴールデン・エイジ』

2013-01-27 | 映画
エリザベスの頃の歴史がよくわかってないなぁと、
昨日の『もうひとりのシェイクスピア』を観て思っ
た。というか英国史だってなんだってよく知らない
んだけどw

NHKBSで放送された『エリザベス:ゴールデン・エ
イジ』
(2007)を録画してあったことを思いだす。エ
リザベス時代の歴史もおさらいしよって思う。『エ
リザベス』(1998)の続篇で、キャストもスタッフも
継続した映画。


日本語予告編はこちらで

『エリザベス』が女王の即位前後からの闘争のなかで、
女王としての権威を打ち立てる話だったのに対し、本続
篇では彼女の縁談話に始まって、新大陸を探検して帰国
したウォルター・ローリーとの機知に富んだ関係+恋心
を主体に軽いタッチで話がすすむ。

ウォルター・ローリーは探検家、作家、詩人、軍人と
とても魅力的な人。エリザベスとローリーが主役として
物語をひっぱるのも、2人の魅力によるところが大。



いっぽう暗殺計画の露呈とスペイン無敵艦隊との戦いと
いうダークで緊張感のある物語が、描き方が軽いという
か短いこともあって、あんまり盛りあがっていない。

衣装はアカデミー賞を獲っただけあって、すばらしい。
英国王室の衣装や舞台はね。無敵艦隊との戦いは野外な
のに、人数が少ないし、どこかあっさりしている。

火を使うことによって弱者が強者をたたきのめすのは、
三国志の『赤壁の戦』と同じなんだけど、映画のクライ
マックスはそこになかった感じ。



無敵艦隊を破るところまでなので、実際のゴールデン・
エイジは映画の後から始まる。演劇好きなエリザベスと
いう面もまだでていない。

映画『もうひとりのシェイクスピア』

2013-01-26 | 映画
新春最初の映画は『もうひとりのシェイクスピア』


シェイクスピアの原作者は別にいるという主張は
なんとなく知ってたけど、その中で最有力なのが、
オックスフォード伯爵だそうで、映画はその説を
軸に話が進む。

当初はソニーピクチャーズから原題通り『作者不詳
Anonymous』というタイトルで公開予定作品とし
て紹介されていたのが、いつの間にか存在が消えて
た映画。アメリカで2011年11月に公開された映画
だからね。

ようやくファントム・フィルム配給で暮れの12/22に
公開される運びとなったけど、東京では日比谷シネマ
ズシャンテのみと公開となる。この間のいきさつは、
ソニー本体の不調に関係があるのだろうか。



シェイクスピア別人説だけで通せば、シェイクスピア
好きのボクにとってすっきりと面白い映画になってい
たと思うのだけど、エリザベス女王をめぐる権力闘争
と隠し子問題が別ラインで走るから、物語が複雑になる。

女王をめぐる問題があるから、オックスフォード伯爵が
作者であることを伏せて、シェイクスピアに芝居化を命
じることに筋が通るようになってるし、面白い面もある
んだけど。

その上、時間軸がいったり来たりするから、頭をとても
使う。よくいえば謎が頭に引っかかって、最後まで注意
が切れない効果を生んでいるのは確かだけど、全体像を
追うので精一杯な感じ。

欧米ではエリザベス女王周辺の史実が常識化してい
るからこれくらいの時間軸の交錯はアリなのかも。



wikiをみると、1998年に『恋におちたシェイクスピア』
が公開されたため本企画がいったん棚上げされた、
とある。それがヒットしたから、その分中身をがん
ばったんではと思う。

次々とシェイクスピアの作品を舞台化するシーンは
舞台も衣装も音楽も凝ってて、もっと見たいなぁと
思った。だから、権力闘争の方が弱めてもよかった
のではって思っちゃう。

イスタンブールの音楽がいい!

2012-12-30 | 映画
『愛より強く』『ソウル・キッチン』などでドイツと
トルコを舞台にした映画を作って、結構好きなトルコ系
ドイツ人ファティ・アキン監督の音楽ロードムービー
『クロッシング ザ ブリッジ』をDVDで観る。年末
最後に好きな音楽に巡り合えてハッピー。

本作では、イスタンブールの演奏家達をオムニバスの
様にたずねていく。イスタンブール版『ブエナ・ビス
タ・ソシアル・クラブ』ってPRコピーがあったけど、
ちょっと似てるw


予告編。ドイツ語、英語ですんません。

様々なジャンルの魅力的なミュージシャンが紹介される中で、
サズ、サントゥール、ネフ、デイといった民族楽器が現代
の音楽シーンでがんがん使われていることに驚く。

その中でもクラリネットのSelim Seslerはかなり好き。ハマル。
ちょうど彼の部分がYouTubeにあったから、これが早い。


このノリのよさ、生理的にもあう。
シンガーBaba Zula もいいなぁ。


ブルガリア民謡を歌ってるシーンもいい。
クルド人の独立運動において80年代は、
クルドの歌も禁止されていたことを知る。

登場ミュージシャンと演奏曲はサイトで聴く
ことができる。年末年始の音楽はこれで決まりw

映画『北のカナリアたち』

2012-12-11 | 映画
東映創立60周年記念作品。次の10年を見据えた映画作りなの
かもしれない、邦画人気の王道を基本に忠実に作ってる気がした。
原作が『告白』デビューの湊かなえさん。監督が『どついたるねん』
デビューの阪本順治さん。



20年前に北海道の離島で起きたある悲劇の真相と、その出来事に
よってそれぞれに心に深い傷を抱え、その後の人生にも暗い影を
落とすこととなった吉永小百合さん演じる女性教師と6人の教え子。
20年ぶりの再会によって当時の断片が徐々に繋がってくる物語。



教え子の1人森山未來さんが逮捕されてパトカーで連行されていく途中、
(この刑事役の石橋蓮司さんは、冒頭と終わりしかでてこないが、
ユーモアと味のある演技が好演)特別な計らいで元の分校に先生に
会いに行くシーンには、涙をたくさん流す。

全編みんな溜まっていたものが一気に暖かく昇華されていく。この場面
がとてもいい。このシーンには全編が必要なのだから、いい映画を見た、
という気持ちで映画館を後にできた。



ところどころ設定に無理があってもね。たとえば吉永小百合先生夫婦と、
分校の子供たち6人が海辺でバーベキューをするシーンが何度も出てくる。
その途中で吉永先生の旦那さんに言われて、彼女は好きな男に別れを告げ
に行く。

いくら旦那に言われようと、いくら男が好きであろうと、いくら男がこの
まま去っていくのであろうとも、子供たちをほっておいて、バーベキュー
半ばで席を立ってはいかないのでは、とちょっと納得いかないまま映画は
すすむ。

柴田恭平さん演ずるこの旦那が実は余命半年の病だったという事を、
先生は子供達に20年黙っていた。普通当時に話すやろう、子供たちの
負担がどんなに軽くなるかは容易に想像できるからだ。



利尻島のロケは美しかった。夏の楽しいシーンと、冬の厳しいシーンの
対比。撮影は「剣岳 点の記」の木村大作さん。冬の自然を見るだけでも
そしてみなさんがあそこで撮影したんだって思うだけでも価値があるかも。

映画「のぼうの城」

2012-11-25 | 映画
早くに観にいきたかったんだけど、イベントや
なんだでやっと行ける。大ヒットで興収は30億
とも40億円を越えそうだとか。



粗筋とかキャストとかはサイトを見てもらうとして、
豊臣秀吉の天下統一を目指す圧倒的な軍勢に対して、抵抗して
唯一負けなかった、刃城(現、埼玉県行田市)の物語。

野村萬斎さんが演じるのぼおの殿様が領民の力を得ながら奇策、
逆転をしていく話かと思っていたし、実際そうなんだけれど、
冒頭から城主だったワケではないところが味噌。

主君の北条家に出征する城主に託された家老の息子、というのが
野村萬斎の役どころ。これがどうして城主になり、全軍を率いる
ようになったんだろう、と思わせる面白い導入だった。



佐藤浩市さん演じる、名将が萬斎さんの友人であり、補佐役なんだ
けど、彼が籠城するために百姓集会にでかけて、招集命令をする
シーンもよかった。頭ごなしに命令する彼に対して百姓が反発する。

でも、のぼうが戦うって決めたんだというと、一転して和やかな
笑いとともに、主戦論で固まっていくのね。ここを萬斎さんでなく、
佐藤さんが命令しにくるっていうのが上手いなぁ。



東京ドーム20個分の敷地に城を作った美術というかセットは壮観。
水攻めの様子もさることながら、堤防が決壊してぬかるみのなか、
話がすすむシーンもなかなか無い。



原作者の和田竜さんが「忍ぶの城」で城戸賞をとったのが、2003年。
プロデューサーの久保田さんが監督達と青写真を描き出したのが、
2004年なんだけど制作資金があつまらず一端頓挫している。

それが映画化するために小説化のアイデアがでてきたと知って驚く。
小説がヒット(2009年)しなければ、映画化もなかったのかもしれない。
本屋大賞2位など大ヒットによって、映画にこぎつけたそうだ。制作者たち
の熱意というか執念も詰まっている。

しかも当初は2011年9月公開予定だったのが、311の影響で公開延期を
決断。資金が寝るのも大変だったかも。

映画をプロデュースすること

2012-11-13 | 映画
今年で81歳になる映画プロデューサーの原正人さんに
お話を聞く機会がある。戦後の映画史を作った、いや
いまでも作り続けている大御所。(現在制作中は
来春公開の「草原の椅子」

1953年頃から独立プロの映画作りにたずさわり倒産。
1958年に日本ヘラルド映画に入社以来、最初は洋画の
配給「地下室のメロディー」「エマニエル夫人」。

制作にかかわっていくのが黒澤映画の復活「デルス・ウ
ザーラ」「乱」、大島渚監督がやりたい「戦場の
メリークリスマス」、フランシスコッポラがやりたい
「地獄の黙示録」。


「デルス・ウザーラ」上映映画館前 黒澤明監督と原正人さん


歌舞伎町とうきゅうシネマスクエアー、恵比寿のガーデン
シネマといったミニシアターの立ち上げも手掛けた後、
ビデオ会社もたちあげ、角川歴彦社長と組んで「失楽園」
「不夜城」「りんぐ」「らせん」。そして去年公開の
「武士の家計簿」などなど書ききれない。



失敗や成功を繰り返しながらも、リスクを見極め、
帳尻を合わせながらやり抜かれてきた手腕はどれ
ほどのものだろう。

映画がこけると監督も苦しくなるけど、まだ立ち直り
やすい。プロデューサーには資金が集まりにくくなる
から、映画では消えていく人が多い。



企画はとくに脚本作りが大切と話されながら、それ
らを「青写真作り」と呼ぶのが印象的。企画って
あまりにも概念が多様だから。



彼の映画作りの歴史が書かれた「映画プロデューサーが
語るヒットの哲学」
(日経BP 2004)を勧められて読む
けど、面白すぎ。戦場のメリークリスマスなど、また
観たくなる映画が満載。表紙は和田誠さん。

ビートたけし著『間抜けの構造』

2012-11-10 | 映画
ビートたけしの新刊『間抜けの構造』
(新潮選書)を読む。多彩なジャンルを
「間」という切り口で語ったもの。



そのジャンルの広さ(漫才、落語、スポーツ、
政治、アート、ラジオ、テレビ、映画など)と
各ジャンルの人々を間というまな板にのせる、
乗せ方と考察の仕方が鋭いし、面白い。

今の漫才はボケとツッコミの両方が早い。(中略)
思うに、ツッコミが笑いをとろうとし始めたからじゃないかな。

(漫才の高速化という)傾向の中で異色なのが、スリムクラブ。
この前見て笑っちゃったけど、「間」をたっぷりとる。

それぞれで違う「間」を観察し、表現して
いく。やはり面白いのは映画論。

作家にとっての文体が、映画には間のことなんだ。
それを具体的に言うと、まずは時間の流れのことだね。

樹木希林さんなんて(役者同士で間をとりあう
のが)得意だよね。相手の芝居をつぶす演技をする。

ふしぎな日本語、へんな日本と文化論にもおよび、

他の国で、ここまで間というものを重要視している文化はないと思うね。

日本人が得意な間はかえって新しいものをつくる防げになるかもしれない。

漫才をやる前の過去を振り返っている項も。明治大学を中退し、ニート的に
アルバイトを転々とし(列挙してある)、浅草でストリップ小屋のエレベーター
ボーイをするのが25歳の時。

それも芸人になるための修行をしよう、とかじゃなくて、
ただの食いつなぎくらいの感覚だった。


北野武監督『アウトレイジ ビヨンド』

2012-10-23 | 映画
暴力団の内部抗争を描いた北野武監督の
『アウトレイジ』の続篇を見る。

北野武は前作を60点と自己評価し、本作に
かける意欲を表明しただけあって、より
濃密な映画になっている。

タイトルからしてビヨンドだから、並の続篇とは
ちがって、前作を越えたできばえという自信が
なみなみ伝わってくる。



前作では巨大暴力団と傘下の暴力団3つが
殺し合って登場人物のほとんどが殺される。

生き残った各組のナンバー2が三浦友和、
中野英雄、加瀬亮が前面にでてヤクザぶりを
全開。

死んだはずのビートたけしが実はデマだった
いうちょっと苦しい設定のなか再登場。



前作でビートたけしの組は皆殺しされて、最後の
1人になる。そこからハリウッド張りに1人で
復讐劇を始めるのかと期待させたところで、出頭
しちゃうので、ちょっとはずされる。

そして刑務所入り、刺殺で終わって、感動をとった
のに生き返るとは。。w

続篇でも彼の配下の部下達の復讐にはそんなに
乗り気ではないという設定が微妙に複雑で面白い。
復讐に燃えるのは中野英雄で、ビートたけしも
引きずられるように中心になっていく。

たけしの組の唯一の生き残りが加瀬亮で、大組織に
拾われて大出世して、いきいきやっている。それが
たけしのカムバックに怯えて追い詰められる好演。



暴力団の抗争をたきつけていく刑事役の小日向文世も
前作以上に大きな役割を演じるけど、ひょうひょうと
してるけどたくらみを腹に持ったはまり役。

三谷幸喜監督『ステキな金縛り』でもあの世のボス役が
はまっていたけど、集団ではなくひとり異世界をもつ
ような役どころには欠かせない役者かも。



本作初登場する、関西系の暴力団役の神山繁、西田
敏行(北野監督に出演を志願)、塩見三省、高橋克典、
関東系の暴力団の頭ででてくる、中尾彬、名高達男、
光石研、個性豊かなヤクザが光る。



塩見三省はほんとおっかないし、中尾彬の凄みと
謝るシーンのギャップはたまらない。



壮絶な殺し合い。底流にあるのはなんだろう・・
国と国、テロと国、さまざまな抗争と共通するものの
匂いをかぐ。敬称略。