goo blog サービス終了のお知らせ 

やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

始まりの季節

2009-09-10 | 環境
ほんと気持ちのいい季節に
一気に入ってきた。
残暑らしいものもなく。

新しいことを始めるっていう
ご連絡を二ついただいた。



大手の高級レストランでサービス分野で
腕を振るってきた方が辞められて、
どこかのお店で働くのかなぁと
思っていたら、起業されたと。

サービスの分野におけるコンサルタントの
会社を立ち上げたと。

日本は個人の資質としては高いが、
専門性が低く、また尊敬されない分野だと
お聞きする。どんな展開になるか楽しみ。



もう一人は若い方で、会社をやめて
自分の道を探すとのご連絡。

しばらくはバイトで食いつなぎながら、
いろんな人に会って、いくつかの仕事を
していくそうだ。



会社組織とのつきあい方の変化を感じる。
組織の一員から組織と向き合って、
仕事をしていく方々が第一歩を始めた。

そういう決断をするってことに敬意をもつ。
大変なこともあるだろうけど、応援したいなぁ。

天候不順

2009-08-05 | 環境
2人の女性から図らずも同じ科白を言葉を聞いた;
「暑いときは暑く、夏らしくなくっちゃ」

1人は自宅の近所の方。
猫達を「散歩」(といっても抱っこしたままだけど)
させていると、庭の草むしりを
しながら挨拶をされる。

「よく伸びるでしょう」
「そうなんですよぉ、取っても
取っても伸びるんですよ」
「夏は気温も雨量も多いですから」
「でも今年は変ですねぇ。梅雨明け宣言から
ぐづついていて」
「最初こそからっと晴れましたけど、後は
雨模様ですね」
「暑いと草むしりも大変ですけどぉ、
暑いときは暑く、夏らしくなくっちゃ」



もうひとりは、ジャン・コクトーの
映画から店名をつけたカフェ「詩人の血」
のスタッフ。

「天気よくないですね」
「農家は心配してますよ」
「今年はまだ台風が来ないですし」
「そうだね、雷もあまりみないなぁ」
「九州や山口は台風すごかったみたいですけど」
「去年はゲリラ豪雨 とかいって雷もすごかった」
「暑いときは暑く、夏らしくなくっちゃ」



夏は暑い。それは愚痴の対象になるけど、
実際は暑くないと困る。

地球温暖化が叫ばれてるけど、
太陽活動の影響で地球寒冷化を
予測する専門家もいる。

地球が寒くなると、これまでも
飢饉や一揆(いつの話や)が起こるのが常。

夏は夏らしくっね。

皆既日食は見ました?

2009-07-23 | 環境
最初から諦めていて
会う人や、電話をする時にも
はたまたメールにも挨拶のように
「見れないから残念ですねぇ」
「見れなかったですねぇ」
などと言っていた。

ところが、同じような挨拶を
くろねこやまとの配達員に言ったら、
「それが、見えたらしいですよ」
「ほんまです?」
「何人かが空を見上げて騒いでいたんですよ」
「・・?」
「それで聞いてみたところ、日食だって!」
「で、見えました?」
「ぼくは見えなかったのですが、写メをみせてもらって」

どうも一瞬、姿を現したらしい。
しまったなぁ、だめでもずっと
見上げていればよかった。

いかん癖やなぁ。
頭でさっさと諦めて行動しないのは。

再現性ではなく一回性にかけようと
しているのに。

音風景award その2

2009-07-18 | 環境
Global Workのブログの中で
音風景awardの紹介が載ったので、
どういうイベントか語ることができるし、
その中で感じたことを書いてみますね。

今年の春から始まった音風景プロジェクトは
環境問題への取り組みへのとっかかりを音風景に
求めてみようという試み。

時には目をつぶって、耳を澄まして、
耳でとらえた音に聞き入ったり、
音について考えていったらどうなるだろう?

昨日の音風景授賞式は、音風景プロジェクトに当初から
加わっていただき、ご自分の音風景を探された
BOOMの宮沢和史さん、はなさんのトークショーを
麻木久仁子さんの司会で行った。



彼らの軽妙であり真摯なトークを聞きながら
失われていく音の世界は環境問題を
示唆していると思った。

消えていく自然界の音という問題は
外在する音風景が消えるだけでなく
聞こうとする耳が失われているのではないか。

音に対する人間の接し方にも
原因があるのでは?

ぼくたちにとって音は騒音や雑音に
聞こえる一面がある。

それは「閑けさや岩にしみいる蝉の声」と
詠んだような感受性が失われつつある
のではないだろうか?



環境をテーマにした新しいエンタメの
方策の模索は続く。


音風景award の竹

2009-07-17 | 環境
ファストファッションで注目のポイントが
展開するブランドの一つに
GLOBAL WORKがある。

そのブランディングの一貫として
自然、環境、日本を音の視点から
考えるプロジェクト「日本の音風景コレクション」
お手伝いしている。

ぼくの役割は、基本線は決まっていたので、
それを拡げることなんだけど、昨日授賞式をやった。

プレス向きのイベントなので詳細は明日に。
果敢に屋外でやったのね。

梅雨がちゃんと2日前に終わり
晴天にめぐまれ、終了のたそがれ時は
涼しい風が吹いて、気持ちよかった。

今日からは六本木ミッドタウンの竹林
ところで、ノミネートされた10作品を
聞くことができるので、行くことがありましたら、
タッチパネルにさわって下さい。

人通りが多いとこなのに、ヘッドフォンで
聞かせちゃうっていう、ちょっと
インスタレーションっぽい。

今の幸せという病

2009-06-25 | 環境
社会のことに関する先送りが目立つなぁと思う。

1,日本国の財政再建を行わないで先送り

今回の経済危機に際して、
財政悪化をまたかなり膨らませた。

破綻危機レベルに巨大化してると思うし、
先進国で最悪レベルとの批評されている。

いつか返さなきゃいけないのに。

2,原子力発電の処理コストの先送り

CO2削減ということでクローズアップされているが
半減期が1万年ともいわれ、処理コストが高い。

少なくとも数千年間も処理コストを
払っていかなければならないのに。


3,森林が放置されてまま先送り

森林育成には100年の計が必要なのに
特に民間の山が悪化のまま放置。

森が悪ければ、海も山も畑も空気も
みんな悪くなっていくのに。

先送りという病か。



仕事でも生活でもいま決断をしなくて
いいとなれば、明日へ先送ることは、
ままある。

そして、今の幸せが大事だということ
・・もちろん大事なのだけど

子孫にしわ寄せしてはいけない・・
という声もたまにきくけどかき消され

社会や自然がもつ資産を先取りして
食いつぶしながら、この社会を
なんとか維持している様にもみえる。



地下資源も数百万年単位で培ってきたものを
この100年で掘り尽くす勢い。

持続的成長というのはかけ声で、
本当ならば年間生成される地下資源しか
使っちゃいけないのに。

今の幸せという病なのかもしれない。

文化文明と気候の関係

2009-06-23 | 環境
四季があったり、寒い国では、
いろいろ工夫しないと暮らせないから
文化、技術、芸術が発達した。

それに対してあったかい南国は、
のほほんとしてても、寒さに困らないし、
食べるものだって豊富にあるから、
苦労して文化、技術、芸術をうみだす
必要がそんなになかった。

・・ってなことを話してたら、
ピューリッツァー賞の『銃・病原菌・鉄』を
読み始めた冒頭に、「そのような考え方は、
かつては一般的だったが、(中略)明らかで
おかしいことがわかる」とバッサリ書いて
あって、やられた。

証拠として、著者のダイアモンドがあげてるのが
1,北ヨーロッパがヨーロッパ文明に貢献する
  ようになったのは、ここ何千年かのこと。
2,アメリカ大陸で寒冷な地域は技術の発達の点では
  後進地域だった。
3,アメリカ大陸で文化的にもっとも進んでいると
  一般的に考えられているのは古代マヤ社会は
  熱帯地方のユカタン半島やグアテマラで、
  西暦1000年頃まで栄えていた。

などと、スケールの長くて大きな話でしょ。

本棚に積みっぱなしの本書は2000年の出版で
上下2巻と分厚いので放ってあったけど、
読みたくなる、読むべきときが来た感じだなぁ。

森作りプロジェクト

2009-04-13 | 環境
森作りNPOを始めることに。

コンサルのH、WEBのN、
そして建築からぼくので構想をねる。

僕たち三人の共通点はいろいろあるけど、
ゆるゆるな点かな。

忙しくすることがよいものを生まないって
感じが似ていて。

エネルギー、家作り、森、花粉症、
海、楽器と話は拡散しながら、
森作りのNPOを立ち上げることで
まとまってきた。

詳しいことは後日発表するってことで。

森作りのお話し会

2009-04-09 | 環境
3月28日に引き続き六本木の
ミッドタウン d-laboへ。

仕事関係の人達とmore trees事務局長の
水谷さんによる「森が吸収する CO2のおはなし」を
お聴きする。

丁度昨夜のテーマにものぼっていたCO2が
テーマだったのでとってもタイムリーだなと思った。

more treesは坂本龍一が中心になって、
国内外で森作りを(現在5つ)目指しながら、
その手段としてのカーボンオフセット等を進めているNPO。

□「退耕還林政策」によって中国のCO2は
  森を回復しつつある

□日本の森は植林よりも間伐が必要
  暗い森が広がっている

□カーボンオフセットの前に、現状のCO2排出量を
  知って、減らすことがまず必要

最先端のエコ技術が導入されているとしても
ミッドタウンは大量のCO2を排出しているのかもしれない。

そのなかでエコを考えていくこと・・
まさに大都会で暮らす僕にとっての
矛盾と希望の状況を現している。

森に行けば話が済むって話でないから。

電気自動車『MINI E』が人気

2009-02-28 | 環境
独BMW Groupは現行のMINIをベースとした電気自動車「MINI E」500台
をアメリカで試験的にリース販売を開始したのだが、
申込みが殺到しているらしい。

MINI USAによると、MINI Eのリース販売は月に850ドルと高コストで、
3都市でしか提供されず、驚くようなリース料金にも関わらず、
約1800人もが応募しているのだ。

リチウムイオン充電池と150キロワットの電気モーターで駆動し、ほぼ無音。排気ガスも出ない。1回の充電で240キロ以上の走行が可能という。
最大トルクは220ニュートンメートル(Nm)で、時速100キロへの加速時間は8.5秒。最高時速は電子制御で152キロに制限されている。

あの不況で車が売れないアメリカだからこそニュースバリューが高い。これからの車社会の方向性を指し示す一つの光だと思う。

もともとアメリカはプラグイン車への改造事業などが盛んになりつつあると聞く。プリウスなどをプラグイン車へ変えるのは結構人気とか。

今までの車選びの基準の転換を目の辺りにしつつあるのかもしれない。