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やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

苔屋さん

2010-10-20 | 環境
イメージフォーラムでの打合せの
あと裏道を歩いていたら良い感じの
野草盆栽のような店があったので
入ってみた。

クールズヴィルといって
苔を使った鉢植えやガーデニングを
手がけている。店の雰囲気もいいし、
いただいた名刺のデザインもいいなぁ。


どんな雰囲気かというと
盆栽作家のクールズヴィル
石川貴久美さんを紹介しているサイト
に載ってた写真のような盆栽が多くあった;




お店のスタッフの方にかねてからの
疑問だった、苔って地植えの場合
移植が難しくないかっていう質問をした。

「苔の種類や個性によって、自分に
あった環境なら成長するけど、
遇わないときは育たないんです。

だから、お店でいいと思って
買った苔をお庭で植えてもなかなか
うまくいかないですね。」

やっぱり気に入った苔があっても
家に持ち帰ってもうまくいかない
わけだ。鉢植えならいいんだけどね。

外国でもブームのようで、
買いたい方は多いそうだ。
ただ、検疫があるから、
自らが持っていけない。

養蜂の話

2010-10-06 | 環境
長谷川理恵さんのサイン会に顔出したあと
昔の仲間と晩ごはんを一緒にする。
大学からの仲間だから言いたい放題で
楽しかった。

そのなかで盛り上がったことのひとつが
彼が蜂を飼ってるって話。銀座のみつばち
プロジェクトは話も本も読んだけど、
実際やってる人の話は興味深かった。

まず、そんな素人がやって蜂は逃げないのか?
基本的に女王蜂が引越しない限り、
だれも出て行かないそうで、ちゃんと
メンテナンスをしていると女王蜂は
居着くらしい。

それが洋蜂の特色で、和蜂はわりと
引っ越してしまうことも、養蜂家が
洋蜂を好む理由だそうだ。



都会の蜂蜜は汚れてないのか?
かえって田舎の方が、農薬の影響が
あってよくなかったりするらしい。

銀座ミツバチは皇居周辺を飛んで
多くの花から蜜を集めるらしい。

いくらなのか?
最初にかかるのが箱と蜂。
ざっと20万円と聞いて驚く。

20万円もあれば一生分の
蜂蜜が手に入る。でもうまく
育てられると年間で
80㌔分の蜂蜜を生みだすらしい。

酷暑の新学期

2010-09-05 | 環境
小学生は夏休みが終わって2学期が
始まったというところが多いのでは。

この猛暑が続いているけど大丈夫やろうか?

夏休みの暮らし方は様々やろうけど、
最近は外遊びが減ってるでしょ。
だとするとエアコンの効いた環境にいる
割合が多いのでは。



エアコンのない教室での授業はまだまだ
無理がありそう。都心を除けばエアコンの
ない小学校は多いと聞くから。

おまけに10月の体育祭に向けての
練習が始まるだそうだ。学年で
合同体育(懐かしい!)とかいって
数時間も計画している日もあるらしい。



猛暑なんだから、例年の踏襲は
やめたほうがいいのでは。
早朝登校させて昼には下校とか。

子供は身体が小さい分熱中症に
かかりやすいっていう話も聞く。
事故がおきてからでは遅いで。

亜熱帯化する日本に対した
考え方や暮らし方に変えていく
必要があると思う。

鯨は絶滅寸前という誤解

2010-05-31 | 環境
長年、国際捕鯨委員会(IWC)や
国際食糧農業機関(FAO)において
活躍している水産庁の小松正之さんの
『クジラと日本人』を読んで驚く。

クジラが絶滅に瀕しているというのが
誤解であること。50種類あるクジラのうち
かつては絶滅になるほど減ったクジラも
あるが、シロナガスクジラなど10種類を除けば
十分なクジラが海を泳いでいるらしい!

それは捕鯨を禁止しているIWCも認めて
いるのだと読んでとてもびっくりした。



なぜかというと、その昔欧米諸国にとって
クジラは油(街灯油やローソク)の原料と
して活躍していたのであって、食用ではない。

鯨油目的の彼らは、必要な皮や骨をのぞけば
海に捨てていて、日本人はもったいないと
思ってたらしい。

それが石油や植物油が安価になって代替に
なり、コストがあわなくなったので戦後各諸国は
捕鯨から撤退していったのだ。

黒船といわれたペリー来航が捕鯨基地の
要求だったことを改めて確認したし、
メルヴィルの名作『白鯨』も油目的
の捕鯨だったのだ。



それはちょうど日本の農業が自給率が
低いと危機感をあおる農水省の戦略に
無批判にのっかかって、自らの誇りを
減らす作業に手を貸していた姿に重なる。

クジラも絶滅危機というちょっと無理のある
論拠に欧米人と同様に乗っかかって、
日本の捕鯨文化や捕鯨産業の
復活に手を貸す側にいなかった。

それは鯨に興味がないからでは
ないだろうか?どんな種類があるかの
表がおぼろげにわかるくらい。

だったら少なくとも知らないから
わかんないっていう態度にとどめて
おかなきゃ。

足利義政と村田珠光

2010-04-28 | 環境
このタイトルで内容がわかる方は
この話は百もご存じ。ぼくにとっては
繋がったぁというひそかな喜びがある。



先般から読んでいた、ドナルドキーンさんの
『足利義政』を読了したんだけど、
最後の方に茶の湯創出の話がある。

義政以前にもよく茶は飲まれていたけど、
銀閣寺東求堂で生みだされた書院造の
4畳半は、彼が自らお茶をたて、当時の
人達のお手本になったそうだ。

そればかりか、現在に至るまでの
多くの日本人(一部の外国人)が見習うべき
カタチとなった。

「義政は単なる気晴らしに過ぎなかったものに、
将軍家のお墨付きを与え、儀式化された茶道へと
発展させる道を開いたのだった。」(p.186)



茶の湯を担当したのは能阿弥。
義政が東山文化創出のプロデューサだと
するなら、能阿弥はさしずめディレクター。

肩書きをwikipediaをみれば
水墨画家、茶人、連歌師、鑑定家、表具師と
幅広いところを担当していたことがわかる。

彼は奈良にいて30年来茶の湯に打ち込んできた、
村田珠光に秘伝含め学んだことを
義政に言上し、茶の湯の師匠として
引きあわせている。

でた、村田珠光(1422-1502)。
珠江の孫弟子が武野紹鴎(1502-1555)であり、
紹鴎に師事したのが千利休(1522-1591)。

ちなみに義政(1436-1490)だから
15世紀から16世紀にかけてバトンを
渡しながら茶の湯が完成していく
時の流れが体感できた。

ま、お茶でも一服しましょかね。

花見の宴

2010-04-01 | 環境
仲間の自宅で花見の宴が催された。
桜新町の通称サザエさん通りから246を
過ぎたあたりの桜並木がちょうど
見頃やな・・と思って歩いていると
目的の家に着く。

多士済々が集まって盛り上がっていた。
僧侶、画家、キュレイター、編集者、プランナー、
建築家、日本語教師、コンサルタント、プロデューサー
って一言では言い表せない人たちなんだけど、
強いていうとそんな仕事仲間が集まっていた。

例えばある方は書の達人でもあるし、ある方は
オリーブオイルと七味の商品も売ってる・・

日本料理人が呼ばれて腕をふるって下さったから
美味。日中からお酒もすすむ、すすむ。



いつまでも話がもりあがる。
文化の話が多かったなぁ。

プラスティックのお皿が安いとか割れないって
使い出すことが文明の象徴だとか・・

書家と画家がコラボするとき書が先か
絵が先かって話とか・・

貨物列車が通過する・・

2010-03-02 | 環境
国立駅プラットフォームで電車を待ってると、
貨物列車が通過した。8両編成だった。
久しぶりに見た気がする。

貨物列車はどれくらい走っているんだろう?
JR貨物はCO2削減など環境寄与度をアピール
してトラック輸送からの切り替えを狙ってる。

在来線はけっこう貨物が走ってるのかも。
昔いっぱい走っていた特急、急行、夜行といった
全国を走る列車はほぼ姿を隠し、新幹線という
別の線に移っている。

となれば、もともとの線は余ってるとすれば、
貨物の独壇場ではないかと推測できる。



昔中学高校の時代は大阪の隣駅である
塚本から神戸の住吉まで通ってた。よく貨物が
通るのでその車両数を数えるのが好きやったなぁ。
55両までくるとかなり長い方だった記憶がある。

地方で空いてきている筈の在来線を貨物列車で
活用してるとすれば、東名高速に貨物専用線路を
引こうという提言など、無駄ではないのかなと思う。

あるものを活用する時代なんだと思う。
財政的にも余裕がないんだし。

ハイチからの頼みごと

2010-02-20 | 環境
長年の仲間、Mr. Michael Kastenbaum
よりハイチから依頼が来た。

彼はもともとはフィルムメーカだったけど、
軸足をドキュメンタリームービーをメディアとした
社会的活動家に移し、社会を少しだけよくしていこうと
世界を飛び回っている。

ミャンマーのTSUNAMI被害の時、大道芸人達と
村々を回って元気づけた帰りに東京で会って以来。

ハイチは諸活動が低迷しているところに
大地震によって最悪の惨事になっている。



彼の頼みは大地震を経験した人を紹介してほしいと。
自分の経験をビデオ撮りして送ってほしいと。

その経験が個人的な成長にどう繋がったかの物語は
ハイチの人達を勇気づけるだろうという企画。

個人的経験を集めた一種の情報映画を作り、
テント小屋でハイチの人達と世界にむけて発信したいと。



とりあえず淡路神戸大震災の経験を語ってくれそうな
二人に依頼したところ。

どんな状況の中、彼は走り回っているんだろう。
陽気でセクシーでユーモアたっぷりの笑顔を遠くに想う。

雪景色

2010-02-02 | 環境
東京は今年は雪が降らないのかなぁと
話題になってたのに空が反応したのか
どっと積もった。

自宅のあたりでは軽く5センチは積もり、
早起きしたときはあたり一面が雪景色。

家の前の畑も雪で覆われ、ネギなどの野菜が
雪に負けじと首をだしていたが、寒さで
やられてしまいやしないかと心配する。



猫たちを順番に抱いて外にでたら、
おとなしく腕にだかれてじっと雪景色を
見つめている。

雪景色が珍しいんだろうか、
寒いんだろうか・・

車まわりの雪かきをしようとして、
大きなシャベルを取り出したら、
木の柄がぼさっと折れよった。
ほんの数えるほどしか使ってないのに・・



9時すぎに中央線に乗って都心にむかう。
席が空いたけど座ってる場合ではない。

窓に顔をつけながら、外を眺める。
国分寺駅からは高架なのでよく見渡せる。

道路はほとんど雪が溶けてるけど、
屋根と土にはまだまだ雪がたっぷりある。

いつもとは風景が一変して美しい家並みにも
思える。屋根の色がいかに大事かがわかるなぁ。
フォルムはわりと自由でかまわない。



線路脇にも雪はまだまだ残っている。
三鷹駅から総武線も始まるから、線路が
倍にひろがる。

新宿に近づくとさすがに雪はなくなったけど、
それまで白く広がる景色がなんかご褒美みだいだった。

おいしい東京水

2010-01-11 | 環境
「東京水」っていう東京都が
供給している水道水がある。

高度浄水処理されたもので
水道水やペットボトルとして
供給を始めている水のことやけど、
わりと供給範囲が広がってきたらしい。

23区においては金町浄水場、三郷浄水場、
朝霞浄水場、三園浄水場が高度浄水処理
されているおいしい水とのこと。

23区の人なら自宅や事務所の水が
その範囲かどうかは東京都水道局に連絡すれば
教えてくれるし、飲んでみたら、わかるかも。



残念ながらまだ地元国分寺は
「東京水」になってない。ただ、
国分寺市の水道は地下水が55%で
河川水が45%やから、わりとおいしい。

もちろん、途中の水道管や受水槽に
問題があるとおいしさが欠けてくる。

東京都水道局は水源の森林育成もだけど、
世界的レベルを狙っているのが伝わってくる。