イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

でっかいDE獲得

2013-03-29 06:59:00 | イーグルス
 Stanley HaviliをINDに出してDE Clifton Geathersを獲得するトレードが成立しました。INDにはEaglesから転出したGM Ryan Grigsonが居るので去年もトレードや選手の入れ替えが有りました。

 加入したGeathersですが、2010年CLEの6巡指名、ファイナルカットで残れずにカットされMIAがウエイバーで拾います。1試合に出場しましたがすぐにカットされSEAに移籍します。SEAでは試合出場のチャンスを貰えずにカットされDALと契約、1試合に出場し合計2試合出場タックルなどの記録無しでルーキーシーズンを終えます。
 2011年はDALで5試合に出場しますが数字上の記録は有りません。2012年のキャンプでは解雇と再契約を繰り返した後にファイナルカットで放出されています。
 その後、怪我人の補充としてINDが契約して8試合に出場、5タックル1サックの記録を残しています。
 ドラフト時のデータは身長6-7 1/2で299ポンド(現在は325ポンドと登録されています)コンバインで40ヤード4.98、スリーコーン7.69、垂直跳び36インチ、幅跳び9フィート4インチ、ベンチプレス26回を記録、プロデイでショートシャトル4.72、スリーコーン7.20を記録しました。
 25歳で5チーム目ですし、素材として有望なもののサイズを活かしきれて居ない若手。と言う評価で良いと思います。

 Chip Kellyは前からディフェンスはサイズが大きい方が良い、と言うコメントを出しています。Dennis Kellyと並ぶ6-8登録の巨人を入れたのはChipの好みかもしれません。
 このトレードでLE候補が一人増えました、Fletcher Coxは固定としても、もう一つのDEポジションはCedric Thornton、Antonio DixonにGeathers,そしてドラフトされるルーキー達で争う事になるのでしょう。(AntonioはNT登録ですけれど、2ギャップで受け止めるよりも前に出る足を私は評価しています、Issac Sopoaga加入でNTだけでなくDEでの起用も有ると考えます)


 放出したHaviliは2年目の去年、リードブロッカーとして何度かLBを蹴散らす場面を見せていました。パワーが付いたと言うよりもブロックの技術が向上したと見ていたのですけれど、トレードで放出となりました。Oregon大のオフェンスにIフォーメーションはほとんど見れなかったのでFB使わないんだろうと思っては居ましたからFB不在は大きな欠陥にはならないはずです。
 基本的に2WR1TE1HBになるのか、3WR1TE,3WRに1HBなのか、Jason Avant,Brent Celek,James Caseyの3人から2人を選んでフィールドに送る事になるのでしょう。ゴールライン前などではCaseyがFBに入るはずです。



 FAだったDarryl TappがWASと契約しました、年齢的にも能力的にも使い勝手の良い2番手扱い以上にはならないのでしょうけれど、3-4のWASが契約したと言う事はOLBで使えると判断したのでしょう。適性が有るかどうか分かりませんけれど、地味ですが良い選手を持っていかれた印象で少し嫌な契約です。