イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

Barwin加入

2013-03-15 07:13:00 | イーグルス
 HOUのパスラッシャーConnor Barwinと6年契約で合意しました。
 2009年2巡指名でHOUに入団し、1年目はパスラッシュ専用で起用され4.5サック、2年目は開幕戦で足首を痛めてIR入り、3年目の2011年スターターに昇格すると11.5サックの大活躍をします。しかし、去年は16試合全てにスターターで出場したものの3サックに終わりました。2011年と12年を比べてもタックル数は変わりませんし、プレイタイムに大きな変化は無いものと思われます。それでサックだけ減ったのがなぜなのか?気になる所です。
 26歳で6-4 268ポンド元TEからカレッジでDEにコンバートされています。プロデイでの数字ですが40ヤード4.47を出して注目された(コンバインでは4.71)のを記憶しています。
 去年の不振の理由がJ.J Wattを活かすようにシステムの調整が入ったとかBarwin以外の理由なら問題ないのですけれど、ノーマークだった2011年活躍したけれど、分析されたらQBまで届かなくなった、というのでは困ります。そうならば6年契約(内容不明なので判断出来ません)と言う形にはならないとは思いますが、少し危険な契約になるかもしれません。
 同時に、Brandon GrahamとTrent Coleがスターターで確定と考えていたOLB陣にスターター待遇(だと思われる)Barwinを入れたのはColeの衰えを懸念したのでしょう。去年契約延長したばかりのColeを今カットすると6.4ミリオンのゴーストが出て、今年5.3ミリオンのキャップヒットなので1ミリオンキャップを圧迫する事を考えてもカットは出来ないのですけれど、3-4移行とフロント陣の変化でAndy Reid体制時のベテラン排除の傾向が強いのは気がかりです。

 年俸などの契約内容は気になりますが、3-4で実績のあるパスラッシャーを獲得しました。若干心配な部分も有りますが、若手の有望な選手を手に入れたのは素晴らしい事です。



 追記

6年36ミリオン、保障は8ミリオンと言う情報が出ました。サインボーナスなど含めて8ミリオンならば2-3年使えばいつでもカット出来る契約なのでしょう。

DB総入れ替え

2013-03-15 06:25:00 | イーグルス
 CB陣が売れ始めて、スターター確定のタレントが居なくなるかと思ったタイミングでBALのCary Williamsと3年17ミリオンで合意したようです。同時にNYGのKenny Phillipsとも1年契約で合意しています。

 Phillipsですが、膝の怪我で2012年は7試合出場に留まっています。シーズン序盤と中盤に2度戦列を離れ、最終戦で復帰しています。最終戦出てきたのですから致命的な怪我ではないのでしょうけれど、1年契約と言うのが怪我の心配が有る裏づけでしょうね。Nate AllenとKurt Colemanも今年で契約終了、Colt AndersonもRFAの単年契約ですし、来年の今頃もう一回S陣は再編成する事になりそうです。
 2008年の1巡指名でNYG入団、うちとの試合であまり活躍した記憶は無いのですけれど、怪我が無ければスターターで起用されてきました。入団当初はFSで起用されていましたが、最近はSSでのプレイが多い印象です。
 26歳で6-2 217ポンド、ランサポートもパスカバーも出来る選手です。膝の怪我は2009年もシーズンエンドになって居ますし、慢性化している可能性は懸念材料となります。
 Patrick ChungもNE入団当初はFSだった気がしますし、役割分担がどうなるのかは難しいです。判断力と言う点でChungをSSにするのが良いように思えますが、TEを誰がカバーするのかを考えるとPhillipsをTEに付けてChungを後ろに残す可能性も有るでしょう。
 

 Cary Williamsは2008年の7巡指名でTENに指名され、2009年にカット、BALと契約します。2011年から2年間スターターとして起用され、2年間は全試合にスターターとして出場しています。2年とも75タックル20PD程度を記録しています、記録の良さは言い換えれば狙われる方のCBだったと言う事です。
 28歳で6-1 190ポンド、ディビジョンⅡ出身の7巡指名でカットされた経験が有り、スターター経験は2年しかない。エリートとは言えない経歴です。それでも、3-4のスターターCB経験は持っていますし、スターターの一翼はWilliamsで埋まったと考えて良いでしょう。
 本音を言うと、良い選手と言う印象は有りません。3-4のCBらしい後ろには抜かせないけれどそれなりに取られてしまう選手だと見ています。それでも勤まるのが3-4CBならばそれで十分なのかもしれないです。


 ひとまずはDBの補強終了となるだけのタレントを確保しました。ただし、Bradley Fletcher.Chung.Phillipsは怪我持ちでWilliamsはやや実績不足。大金を使わない補強としては悪くないのですけれど、確実に去年よりも良いDBユニットになるかは判断が難しいです。ドラフト1-3巡でCBを指名してFletcher,Brandon BoykinらとWilliamsの反対側を争う事になるのでしょう。