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イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

DTは層が厚くなりました

2010-11-03 23:07:00 | イーグルス
 鉄壁の1巡コンビが3年ぶりに片翼が欠ける事になりましたが、代役Antonio Divonの奮闘で十分にカバーしています。

Mike Patterson  去年終盤ダブルチームで押された際の弱さをさらけ出しディフェンス崩壊の一因となりました。
27タックル 13ソロ 
 今年は徹底的に狙われる事がまだ無いのですが、ダブルチームに対しても押されても潰される場面は無くNTとしての仕事を果たしています。去年終盤は怪我をごまかしてのプレイだったのかもしれません。


Brodrick Bunkley  サックが少ないのにプロボウル補欠に選ばれ、ランストッパーとしてリーグ屈指の実力が認知されてきました。
15タックル 8ソロ
 SF戦で肘を怪我して退場、その後2試合欠場しています。IND戦で復帰が予定されていますが完治しているのかは不明です。怪我する前は押されないと言う点では文句なしのランストップを見せ続けていました。


Antonio Dixon  去年WASのルーキーFAからファイナルカットに残れなかったDixonを獲得し、DT3番手として1年使いました。今年も3番手としてシーズンに臨み、Bunkleyの怪我でスターターを務めています。
17タックル 11ソロ 2サック
 完全にNTタイプなのですが、なぜか2サックを奪っています。どちらも一発で対面を壊しQBに直進していますし、腕の使い方が良くなれば更に破壊力を増す事になりそうです。ランディフェンスでもBunkleyに劣らず押されない足腰の良さを見せています。


Trevor Laws  2巡指名も3シーズン期待外れのプレイに終りました。20ポンド増やした今年はキャンプから評判が良く、体重増なのになぜか足の回転が良くなりました。
8タックル 6ソロ 2サック
 ランストッパー揃いのDT陣でパスラッシュを担う事になりました。サックは2つですがOLを抜く技術はチームのDTベストですし3rdロングの場面でチームに貢献してくれます。ランストップでは狙われるとまだ弱さが有りますが、突破出来ず押されていた去年とは別人のようになりました。



Stewart Bradley  左ひざACL手術から1年、完治させて戻ってきました。ただ、少しストレートスピードが落ちた印象を受けます。フィールドを横切るTEに追いつけないのは昔からですが、今年は縦で抜かれる場面が増えました。
43タックル 23ソロ 1サック
 DLが押し勝てばタックルマシーンとしての役割を負い、DLが負ける試合では潰れ役も担えるサイズを持つBradleyの復帰はランディフェンスの強化に大きく役立ち、同時に普通のTEなら押さえられるサイズとフットワークも持ち合わせます。レシーブ特化型のTEにはスピードで劣りますが、これは仕方が無いでしょう。


Ernie Sims  DETの元1巡指名ですが戦術転換でトレードに出されました。小柄軽量のカバー2LBです。
36タックル 24ソロ 1サック 
 WLBだったはずが、TEへのパスカバーも担う為にSLBとしても起用されています。ランの時はWLB,パスの時はSLBセットの印象です。と言ってもプレイを決めるのはオフェンス側なのですけどね。タックルの甘さが問題と言われていましたが、それよりもリードブロックに捕まった時に簡単に流されてしまう方が問題です。


Moise Fokou  典型的な頭に血が上ってしまうタイプの反則王、ボールと全く関係ない所でビックプレイを潰す天性の才能を持っています。セカンドチームに下げられた時はファン全員喜んだのですが、いつのまにかSLBとしてファーストチームに戻ってきました・・・・・・
14タックル 11ソロ 
 たまに弁護しようの無い馬鹿な反則をするのは変わりませんが、回数はかなり減りました。元々サイズの割に動けると言う特性は持っていますし、反則さえしなければ良いLBに成長してくれるかもしれません。


Akeem Jordan  Simsの加入でWLBのスターターを追われる危機でしたが、SLBのファーストチームとして開幕を迎えました。が、ランディフェンスで弱さを見せSF戦からFokouにポジションを奪われています。
18タックル 11ソロ
 TEのカバーでは後ろへの動きが問題で、ランプレイではTE相手に押し込まれてしまう、スターターからの降格も仕方が無いです。STではチーム2位の7タックルを記録し貢献してくれています。


Omar Gaither  LB3ポジションのバックアップを務める万能型です。今年はMLBの2番手として控えます。
17タックル 15ソロ
 Bradleyの脳震盪でMLBに入りましたが、とにかくスピードが無くTEに振り切られ続けました。去年のつま先の怪我が完治していないのか、後遺症でもう戻らないのか、ルーキー時の軽快なプレイは見る影も有りません。ルーキーに押されてアクティブにならない試合も見られます。


Jamar ChaneyとKeenan Clayton  ドラフトされたルーキー2人、共にサードチーム扱いですが、Gaitherを追い抜きアクティブ登録される試合も出てきました。怪我が無ければ今年は勉強の年になるでしょう。