Jacksonの体重が鍵です

　C以外の4人は全員カレッジのOTから振り分けるのがAndy Reidのやり方なのですが、最近ではCもOTからのコンバート組ばかりになってしまいました。

　現在CのスターターJamaal Jacksonもカレッジ時代はOTでEagles入り後にOGを経てCにコンバートされています。ランブロック特化型で6-4 330ポンドの体格は300ポンド無い選手も多いCの中では特筆すべき巨漢になります。コンバートから3年経ちCとしての技術は向上していますが、去年は太り過ぎでランブロックではフットワークが追いつかずにShawn Andrews1人だけが突出してしまう要因になり、2列目からのブリッツをただ見ているだけとOL低迷の戦犯となりました。3月のキャンプでは去年より絞っていると言う事になっていましたが、去年同様に太り過ぎでシーズンを迎えるようっだとスターターの座も安泰ではないでしょう。

　去年までの2番手Nick Coleですが、53人枠に残るのは難しくなりそうです。FB兼任でしたが去年はFBで使ってもらう機会が減りましたし純粋なCとしての能力は期待できません。ColeもカレッジではOTでEaglesに入ってからCにコンバートされています、6-0 350ポンドの体格ではOLとして起用するのは難しいでしょう。ランストップ専用のDTにでもコンバートした方が良いような気がします。

　今年Cのバックアップを務めるのは4巡指名のルーキーMike McGlynnになりそうです。McGlynnもカレッジではOTでしたが、LSも務めていてスナップの技術は持っているようです、OG登録でC/LG/RG/RTのバックアップを兼任する事になるでしょう。6-4 311ポンドとサイズは平均的です、特別何が凄いと言う評価は聞きませんが汎用性の高い器用な選手として良いバックアップになってくれる事を期待します。

　コンディションさえ良ければJacksonで問題ないCですが、太り過ぎで使えない場合にはMcGlynnがスターターになる可能性もありそうです。