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イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

パッシングキャンプ

2007-07-15 09:53:42 | イーグルス
 Donovan McNabb主催のパッシングキャンプがArizonaで行われています。誰が参加して居るのかは良く分かりませんが、Hank Baskett,Jason Avantら若手中心で新加入のKevin Curtisも参加しているはずです。6月中に練習に復帰したとは言え、ミニキャンプの大半を欠席したMcNabbとレシーバーのタイミングを合わせるという意味で今年のパッシングキャンプは例年以上に重要です、McNabbの膝に負担が掛からない事は重要ですが密度の濃い練習をしてくれる事を期待します。

 2年目トリオのBaskett,Avant,Jeremy BloomがWRの底上げを出来るかどうかがパスオフェンスに大きく影響します。3番手以降のWR陣をこの3人とベテランGreg Lewisで担う事になります、ミニキャンプで怪我をしたReggie Brown,元々細かい怪我の多いCurtisのバックアップは1シーズン通じて安定したオフェンスを構築する為に高いレベルを維持する事が必要です。
 去年働けなかったAvant、Bloomの成長を褒める記事が目に付くのは仕方が無いのですが、去年スターターとして起用された時期も有り3番手のWRとして起用されるであろうBaskettについての記事がほとんど無いのは不安要素です。普通に考えればそれ程成長していなくても、スターターを狙うとかファーストチームに何回入ったとかそう言う記事がある筈なのですが・・・。6-4 220ポンドの素晴らしいサイズでそれなりのストレートスピードを併せ持つBaskettにTodd Pinkstonと同じような使い方をさせようとしているのは気になります、サイドライン際でCBとの1対1の競り合いで勝負するのはMcNabbが得意とするパスではありません、スピードで抜き去るタイミングでそこに落とすパスを得意としています。CBを置き去りにするスピードの無いBaskettにはサイドラインを駆け上がるよりも、RACでパワーを活かした方が良いと思うのですが。
 Avantはルート取りの技術が向上しているようです、CBのバンプを跳ね除けLBが密集するショートゾーンで確実にパスをキャッチするのが仕事になります。サードダウンで確実に取れるレシーバーがT.O離脱以来居ません、McNabbが不得意とするショートパスを受けれるレシーバーが居ればオフェンスの組み立てが広がるでしょう。
 Bloomはリターナー専任になると思いますが、縦へのスピードが有るという意味ではPinkstonと同じような使い方をする事も出来るでしょう。Andy Reidの流れを読まないロングパスの受け手として、そしてそれを警戒させるおとりとしての起用が考えられます。
 平均的なサイズとスピードよりもクイックネスを持つスターターコンビが持っていないサイズ、堅実さ、スピードと一芸に秀でたバックアップ、上手く使う事ができればMcNabb復活の助けになるでしょう。