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イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

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Bloom vs ・・・・・Mahe?

2007-07-06 04:48:26 | イーグルス
 フリースタイルスキーの金メダリストJeremy Bloomが現在唯一オフィシャルHPのデプスチャートに名前が載っているリターナーです。怪我などが有った場合に誰を代役に立てるのかは大きな問題になりそうです。

 Bloomは去年のアテネオリンピックに出場し2週間後のスカウティングコンバインで40ヤード4,49の数字を出しました、フットボールの体が出来ていない状態でこれだけの数字を出したBloomが肉体改造を終えた時にどれだけのスピードを出す事ができるのかには期待が持てますが、肉体改造出来ているかが最大の問題になります。スキーの方でスポンサーが付いてしまった為にNCAAの規定に引っかかりフットボールをプレイしたのは1年生の時だけですが、1シーズンで75ヤード以上のリターンを5回記録しています。その後はスキーに専念した為に4年ぶりのフットボール復帰になります。
 5巡指名でドラフトされた後のミニキャンプで太ももを痛めそのまま回復せずにIR入りしました。空を飛ぶのが仕事だったフリースタイルやモーグルから、最も怪我をする確立が高くハードヒットを受けるのが仕事になるリターナーへの転職ですから体を作り直す必要が有りました。怪我から1年でフットボールの体を作る事ができたのかどうか、4年ぶりの実戦で試合勘が鈍っていないか不安要素は残っています。

 NFLでリターナー経験が有るのはプロボウル選手になったのでリターナーとしてはもう起用しないであろうBrian WestbrookとLito Sheppardを除くとGreg LewisとRyan Moatsしか居ません。Lewisがリターナー候補だったのは3年前の事ですから起用される事は無いと思います、そしてMoatsは昨シーズン カバーチームにキャッチを邪魔される不運も有りましたが1試合2回ファンブルをしてから起用されて居ません。この2人にリターナーとして大きな期待をしているとは思えません。
 ルーキーでは6巡指名のRashad BarksdaleとルーキーFA Nick Grahamもリターナー候補といわれています。スピードが売りでリターナー候補と言われて入ってくるWR,CBは毎年居ますが実際にリターナーとして起用できる選手は多くありません、レベルが上がる事でカレッジで通用した選手でもNFLで同じ事が出来るとは限りませんから。

 リターナー候補としてFAで獲得したBethel Johnsonの立場が良く分かりません。すでに解雇されたという情報もあるのですが、今でもチームのロスターに名前が有ります。疲労骨折からの回復を待っているだけでまだ解雇していないのか、PUPリストにでも入っているのか良く分かりません。

 Bloomに能力が無いと春の段階で考えているならば、ドラフトでリターンスペシャリストを獲得したでしょう、能力的にはリターナーが務まるレベルに有ると期待します。しかしBloomが無事に1シーズン過ごす事が出来ない場合、4年ぶりの実戦で勘を取り戻せない場合には代役を立てなければなりません。現在ロスターに居る選手の中にリターナーが務まりそうな選手は居ません、契約を更新しないでFA市場に残るReno Maheがチームに復帰する事になるのかもしれません。