女優をメインにした映画感想のはず

女優力とは、その映画での女優さんの魅力です、女優自体の評価ではなく、また客観性は1ミリありません。音楽やサッカーもあり?

BRUFORD:LIVE 1979 ROCK GOES TO COLLEGE

2007-03-24 18:45:56 | 音楽
いや、BBCって凄い映像いっぱい持ってるね。
WOWOWで時々放送してくれるけど、
今やってるギタリストシリーズなんか凄いラインナップ。
特に貴重なのが、BRUFORDのライブ。

イエス、キング・クリムゾン、UK等の活躍で有名なドラマー
ビル・ブラッフォードが自らの名前をつけたバンド。
このライブのメンバーでは1枚のアルバムが作られたのみ。
そして、このメンバーが凄い。

ビル・ブラッフォード(ドラムス)
デイブ・スチュワート(キーボード)
アラン・ホールズワース(ギター)
ジェフ・バーリン(ベース)

うん、もの凄いメンツだ。
このメンバーで作られたアルバムは「One Of A Kind」のみ。
このアルバムが曲、演奏とも素晴らしく
また内容の個性、メンバーの演奏の個性とも凄い。
ヨーロッパ・フージョンとでも言うのかな?
名作中の名作と言えると思う。
エディ・ヴァン・ヘイレンも好きなアルバムらしいね。
なんかこのメンバーでは2回くらいしかライブやらなかったとか、
さらに、このライブではアネット・ビーコックまでゲスト参加。
正に奇跡の映像と言える。
今頃、こんな素晴らしいものが見れるとは思わなかった。

もちろんライブも曲、演奏とも素晴らしかった。
ビルの一聴して分かる独特の音のスネア。
ドラミングも、個性的でビルらしい。
大好きなベーシストのジェフ・バーリン。
テクも凄いがリード、バッキングとも良く歌うベースだ。
この頃はまだ髭を蓄えてなかったのね。
若くて背高くて、ベース弾いてる姿がいかにも上手そう。
すんごいスラップに早弾きをはさんだりする右手の動きが
かっこよかった。
主にジャズベース使ってたね、やっぱジャズベはかっこいいや。
このビルとジェフのリズム隊は、渡辺香津美とのライブを
見たことがあるけど、それは良かったね。
いくら聞いてもあきない感じ。

アラン・ホールズワースのギターは、レガート過ぎて
あまり好きじゃないんだけど、このバンドでのプレイは
素晴らしい。
レガートなサックスっぽいソロ、右手のピッキングは少なめで
左手のフィンガリングで音を繋いで行く。
個人的にわかめギターと呼んでいたふにゃっとした感じは
アームで出してるのがよく分かった。
アルバムではコードを右手のタッピングまで使って
押さえたりしてたらしいけど、その映像は確認できなかった。
残念。
ギターは、ハンバッキング・ピックアップを装着した
ストラトシェイプ、多分コンボギターだろう。
後、SGも弾いてたな板ばね式アームがついてたようだ
ピックアップは替えてるっぽかったな。
デイブ・スチュアートのキーボードはバンドの要だね。
昔のライブらしく、いっぱいキーボードを使ってた。

そして、スペシャル・ゲストのアネット・ピーコック。
ビルのアルバムでの歌は好きだったし、
映像で見れてうれしかった。
ところで、実力派のジャズヴォーカリストってこと
だったと思ってたけど。
この人って歌上手いのかなぁ?(^^;



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