スペインVSドイツ：ユーロ２００８

ついに、ついにスペインがユーロの優勝を果たした。
いつも大きな大会になると、いつの間にかいなくなってた、
美しさと脆さを併せ持ってた、あのスペインが、
イタリアやドイツといった勝利のメンタリティを持ったチームを破った。
美しさとたくましさを併せ持ったチームになった。

フェルナンド・トーレスのゴールは素晴らしかった。
あのアトレティコでいまひとつブレイクしきれなかった彼が
慣れ親しんだ環境を捨てリバプールでブレイク。
そのポテンシャルをフルに発揮出来るようになった。
この日の彼を止めるのは至難だったろう。
屈強なドイツディフェンス陣を翻弄するスピード、強さ、うまさ。
ゴールにならなかったシーンでも、遺憾なく能力を見せつけていた。

そして、得点王にもなった万能のFWビジャ。
２回もゴールのポーズを見せてくれたグイサの素晴らしいFW達。
黄金の中盤と言っても良いシャビ、イニエスタ、セスク、マルコス・セナ達。
弱点と思われていながら大会通じてわずか３失点のディフェンス陣。
プジョル、セルヒオ・ラモス、マルチェナ、カプデビラ達。
そして、ついに代表のキャプテンとなった世界屈指のGKカシージャス。
みんな素晴らしかった、そして強かった。
応援していたチームが優勝するのってうれしいもんだね。
ただ、この喜びの輪の中にラウールがいなかったのがとても残念。

ドイツは好調のポドルスキー、シュヴァインシュタイガーが得点出来ず、
クローゼもブレイクしなかったね。
またもシルバーメダルに終わったバラックはちょっと可哀想だった。
期待のマリオ・ゴメスが結局活躍出来なかったのが残念。
しかし、勝利への執念は見せてくれたね。

今大会は、奇跡の逆転を３度も見せてくれたトルコが印象に残ったね。
ハカン・シュケルもエムレもいなかったのに、素晴らしかった。
ニハトの決定力は凄かったね。
新しいタレントの発見は、間違いなくロシアのアルシャフィン。
ディフェンスを切り裂くドリブルは、
すぐにビッグクラブで見れるに違いない。
予選リーグで圧倒的な破壊力を見せつけたオランダ、
一番のスター候補だったクリスチャーノ・ロナウドには
残念な大会になってしまった。

色んな面白い試合がたっぷりと楽しめたユーロ２００８。
しかし、なんか参加チームを２４にする案とか出てるらしいが、
参加チームが増えすぎて面白さが減少したとも思える
ワールドカップみたいになるんじゃないかと少し心配だ。

トム・ヤム・クン！：ボンコット・コンマライ

女優力　７５％！　　（鋭い目をしたアジアン・セクシー）

シャープな美貌にスリムなスタイル、
ブルネットのロングヘアもセクシーなボンコット・コンマライ。
やっぱりアジアンな美女の魅力は素晴らしいね。
とても惹き付けられる。
トニー・ジャーの映画だから、女性の出番なんてほんの付け足しだけど、
なかなか色っぽいシーンもあって魅せてくれる。
タイの女性では、歌手にナットやマーシャ等のハーフ系の凄い美女が
いっぱいいるのは知ってるけど、女優さんはあまり知らなかった。
でも、やっぱり女優にも凄い美女がいるのね。
初めて見た出番の少ないボンコット・コンマライだが、
十分に魅了される素晴らしい美女だった。
しかし、名前が覚えにくいのが難点か？ボン子って覚えておこう（＾＾；

映画は、「象はどこだ！」の一言だけで、言葉の通じないオーストラリアを
全く空気読まないまま、一直線に突っ走るトニー・ジャーという映画。
レストランでも「象はどこだ！」
カジノでも「象はどこだ！」
オペラ・ハウスでのセレモニーでも「象はどこだ！」
後は、彼の素晴らしいアクションを心ゆくまで堪能するのみ。
山ほど現れた敵を、関節技の連続で倒してゆくところは圧巻だったなぁ。
やっぱトニー・ジャーは凄い。

この映画細かいところ指摘してもしょうがないとは思うが、、、
確か呆然としてるとこで刺されたよなぁ。
結構、深そうだったよなぁ。
でも、その後全く関係なく闘ってたよなぁ。
しかも、その後上半身裸の時みても全く傷なかったし、、、
ま、そのへんはマンペーライか（＾＾；

最後のヘリにぶらさがる敵にジャンプして行ったとこで、
普通なら敵にしがみつくとこを、そのまま跳び蹴りの潔さ。
まいりましたトニー、この次もこの調子で頼む。

女帝［エンペラー］：チャン・ツィイー

女優力　６２％！　　　（今回は、恐い役？）

笑うと可愛いはず？のチャン・ツィイーだが、今回は終始恐い顔。
しかし、女帝と言うほどの貫禄はないような、、、
４つ年上の義理の息子の皇太子を想う女心は分かったが、
後はいまひとつ何考えてるんだか分からなかったし。
恐い顔の迫力もいいんだが、その一面だけではつまらない。
もっと色んな面を持った恐い女でいてこそ、危険な女、
女帝らしい貫禄が出るのではないかな。
線が細い彼女なればこそ、そんな気もする。
もう一人、皇太子を思う女性の役の女優さんが
ちょっと変わった顔ながらも良い役を演じてたんで、
ちょっとチャン・ツィイーも食われてたかも？
チャン・ツィイーの素晴らしいバックヌードが拝めたが、
あまりにも奇麗だったなぁ、もしや吹き替えか？

さて、映画は素晴らしい映像に見とれてるうちに
だんだん話がスカスカな気がしてきた。
ハムレットがベースらしいが、、、なんもない。
やはり日本人的な見方をしては楽しめない映画かな？
映像やダンス等を、お話と全く関係なく楽しむべき映画か。
心情的には、むしろ悪役の皇帝の方が一途で理解しやすかったかも。
最後のチャン・ツィイーに寄せる想いには、
彼女もぐっときたんではと思ってしまった。
なんか存在感の薄かった皇太子よりよっぽどましな気が、、、
結局、チャン・ツィイーの女帝って何だったのかも
よく分からなかったね。
だいたい、女帝ならエンペラーじゃなくエンプレスだろうし。

ところで、この映画最大の謎。
最後の剣は、どこから飛んで来たのか？
誰か教えて（＾＾；；；

アビスパ福岡VSモンテディオ山形：J league division 2

雨の中、平日夜開催のアビスパ福岡の試合。
それでも、子供を連れて行って来た。

雨がひどいし、スタジアムは寒かった。
途中から、薄手の長袖の上着を着たけど、
もっと厚手でも良かったかと思うくらい。
子供も、せっかく下にアビスパのユニTを着てたのに、
長袖の上着を脱ぐことは無かった。


さて、試合内容も同じくらいに寒かったね。
散発的なチャンスもあったけど、なんとか無失点で前半を終えた感じ。
後半、点取られると、すぐ追加点を許す悪い展開。
雨のせいか、パスミスも多く攻めの形が作れない。
パスを繋げないし、ロングボールも効果が無い。
相手は得点シーン以外にも、何度もチャンスを作って
よく３点で済んだとう感じ。
３点取られた後、やっと猛攻を仕掛け始めたが、
遅いよ。
なんかはっきりチームの力の差が見えて来るような完敗。
ほんとがっかりだ。
３ー０になった時点で、子供が帰りたがり出した。
なんとか引っ張ったけど、終了５分前くらいであきらめて
スタジアムを後にすることに、、、
帰りの足取りも重く、バスに乗った。

今まで、サッカーでも野球でも生観戦で応援してるチームが
負けた記憶がたどれないくらいなんで、
めちゃくちゃ悔しかったなぁ。
なかなかチームの形が見えて来ないアビスパ。
これではJ１復帰も。果たせ無い夢に終わってしまう。
子供も、試合に行きたがらないよ。
なんとか形を作って欲しい。

しかし、平日の夜開催のせいか
いつまでも人が入って来てうろうろしてるんで
なんか集中出来なかったなぁ、、、