・樹木園にてIくんをピックアップして大麓山登山。アウトランダーはパワーがないが,なんとか登山口まで到着。登り始めると,うっ,きつい。やはり運動不足のつけが。二日酔いの影響もあいまって・・・。傍らの高山植物が疲れを癒してくれる。それにしてもいい天気である。

・長めのいいカーブで写真を撮る。この広がりを切り取るのは難しい。と,後で写真を見ると何か不思議な影が映っている。このサイズでは見えないのだが、UFO疑惑?

・チシマザサの開花幹。昨年もごく近い場所で開花していたので,もしかするとあるクローンの咲き残りかも。とにかく,ササは何があるかまるで分からない。「ササだけに・・・」というKさんの言葉は重い。

・高山ロガーからのデータ回収。あれれ,どうにも値がおかしい。高すぎるのでは・・・。直射日光の影響を受けてしまったのか,あるいは雪に埋もれたのか・・・。はたまたロガーの故障か・・・。ロガーを設置しなおしなどをしていたら,あっという間に時間が経ってしまった。高山の1350m付近のロガーは大丈夫のようである。と,車に戻ると早くも11時すぎ。午前中で終わるという見込みは甘すぎた。
・11林班はアカエゾマツの集団でTくんも気に入った様子。サイトとしてもいいところに位置している。ロガーデータも無事に回収。4林班のハクサンシャクナゲが発見されたというところにいく。この付近の林は岩ががらがらしており,かつてはナキウサギもいたという・・・。「ちょっと歩くんすよ・・・」という言葉に「ほいほい」とついていくと,いきなりの直登で息が切れる。へとへとになりながら,ようやく現地到着。
・森林としてはフツーのところで,ちょっと不思議な感じである。確かに付近にはアカエゾマツがあるものの,優占するというほどでは到底ない。シャクナゲは5-6株といいたいところだが,全てがつながっている1クローンでは?という疑惑が・・・。皆で何か面白い題材がないか,現地で頭をひねる。いかにしてサイズを測るかという議論で盛り上がる。確かに,胸高直径というのも変な値となりそうである。Tくんのアイデア,葉の枚数を数える,というのは面白い。少し根を見てみると,かなりつながっていそうな予感・・・。実生か伏条更新かというのは案外と簡単に判別できそう。まずはクローンかどうかを調べてみることに・・・。
・27林班もアカエゾマツの着花はパラリ・パラリ。今のところ,最初にみた90林班が最も良かったような気がする。前山の湿地林は上下ともにまるでダメ(一昨年開花)。高山帯もほぼなし(昨年開花)。11,26,27林班はパラパラとというところ。全体としては,“並みの下”というところか。興味深いのは,個体群間で豊凶が同調しないところだ。もし,気温などがトリガーになっているとすれば,そんなに地域内で変化があるとは思えないのだけれど・・・。今のところ,仮説するないけど,少し気になるお話である。

・だいぶ予定より遅れて樹木園到着。カウンターを借りて,トドマツ標高別試験地の見本林の雌花をカウント。実は5月9日の霜で,雌花のかなりの数が障害を受けている。これもせっかくなので記録できる限りしてみようということで,カウンターを持っておのおのがカチカチと・・・。数え残しや測定ミスというのはありそうで,最終的には50以上は50区切り位でカテゴライズするのがよいかもしれない。それでも実数があるとやっぱりイメージが湧く。雌花の数は個体差が非常に大きいのだが,標高間でどういう関係になっているのか・・・。明日の調査でデータが出揃う予定である。

・長めのいいカーブで写真を撮る。この広がりを切り取るのは難しい。と,後で写真を見ると何か不思議な影が映っている。このサイズでは見えないのだが、UFO疑惑?

・チシマザサの開花幹。昨年もごく近い場所で開花していたので,もしかするとあるクローンの咲き残りかも。とにかく,ササは何があるかまるで分からない。「ササだけに・・・」というKさんの言葉は重い。

・高山ロガーからのデータ回収。あれれ,どうにも値がおかしい。高すぎるのでは・・・。直射日光の影響を受けてしまったのか,あるいは雪に埋もれたのか・・・。はたまたロガーの故障か・・・。ロガーを設置しなおしなどをしていたら,あっという間に時間が経ってしまった。高山の1350m付近のロガーは大丈夫のようである。と,車に戻ると早くも11時すぎ。午前中で終わるという見込みは甘すぎた。
・11林班はアカエゾマツの集団でTくんも気に入った様子。サイトとしてもいいところに位置している。ロガーデータも無事に回収。4林班のハクサンシャクナゲが発見されたというところにいく。この付近の林は岩ががらがらしており,かつてはナキウサギもいたという・・・。「ちょっと歩くんすよ・・・」という言葉に「ほいほい」とついていくと,いきなりの直登で息が切れる。へとへとになりながら,ようやく現地到着。
・森林としてはフツーのところで,ちょっと不思議な感じである。確かに付近にはアカエゾマツがあるものの,優占するというほどでは到底ない。シャクナゲは5-6株といいたいところだが,全てがつながっている1クローンでは?という疑惑が・・・。皆で何か面白い題材がないか,現地で頭をひねる。いかにしてサイズを測るかという議論で盛り上がる。確かに,胸高直径というのも変な値となりそうである。Tくんのアイデア,葉の枚数を数える,というのは面白い。少し根を見てみると,かなりつながっていそうな予感・・・。実生か伏条更新かというのは案外と簡単に判別できそう。まずはクローンかどうかを調べてみることに・・・。
・27林班もアカエゾマツの着花はパラリ・パラリ。今のところ,最初にみた90林班が最も良かったような気がする。前山の湿地林は上下ともにまるでダメ(一昨年開花)。高山帯もほぼなし(昨年開花)。11,26,27林班はパラパラとというところ。全体としては,“並みの下”というところか。興味深いのは,個体群間で豊凶が同調しないところだ。もし,気温などがトリガーになっているとすれば,そんなに地域内で変化があるとは思えないのだけれど・・・。今のところ,仮説するないけど,少し気になるお話である。

・だいぶ予定より遅れて樹木園到着。カウンターを借りて,トドマツ標高別試験地の見本林の雌花をカウント。実は5月9日の霜で,雌花のかなりの数が障害を受けている。これもせっかくなので記録できる限りしてみようということで,カウンターを持っておのおのがカチカチと・・・。数え残しや測定ミスというのはありそうで,最終的には50以上は50区切り位でカテゴライズするのがよいかもしれない。それでも実数があるとやっぱりイメージが湧く。雌花の数は個体差が非常に大きいのだが,標高間でどういう関係になっているのか・・・。明日の調査でデータが出揃う予定である。