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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

50周年原稿執筆

2007-10-30 | 研究ノート
・北海道の林木育種50周年原稿の締め切りが迫ってきた。あまりにも気持ちが重いので、この辺で少し進めておくことにする。まずは、ヤチダモとアオダモの項目から。内容を大幅に書き換えると6ページに収まってしまった。担当ページ数は到底守れそうにないが、ヤチダモとアオダモでは育種がされていないといってよいので、どう考えても書くことがない。とりあえず、ほぼ原稿が固まると少し気分が落ち着く。

・SSRマーカーで調べたエゾノウワミズザクラのクローン構造についての原稿を久しぶりに修正。斎藤(1999)による伏条更新の文献などを加えると、かなり内容が深まってきた。やっぱりちゃんと下調べをしないといけないねえ・・・。こちらの方はだいぶ進んだような気がするのだが、もう一度、冷静に読み返してみる必要がある。

・50周年のカンバ類の原稿にも手をつける。よくよく調べていたら、北海道の林木育種でカンバ類特集をやっていたんだった(すっかり忘れていた)。この特集号は、今回の原稿執筆には大変役に立った。かつてはカンバ類の育種も精力的に進められた時期があったのだ・・・。とにかく今日は締め切りまでの時間に逆らうべく、ひたすらに書きまくった。仕上がり程度はともかくとして、我ながらよく書いた。

・4時ごろから、立て続けに、支部大会のプレゼンのチェック。全体の流れ、結論のポイントといった大きな視点から、フォントの大きさとか、書き込む文字の長さとか、言い回しなど、細かいところまであれこれと指摘。本番であがらないためには、後は練習を積むしかないわけだが、発表当人は今時期が一番きついところであろう。