・図書館でふと目にとまった鈴木忠著の「クマムシ!?小さな怪物」。あまりの面白さに一気に読んでしまった。著者の軽妙な語り口による所も多いのだろうが、古い原著の挿絵や写真で紹介されるクマムシの魅力はかなりのもんである。この本を取るまでクマムシというのを全く知らなかったが、そもそも「昆虫」ではなく、緩歩動物門に属する珍妙な生物らしい。しかも、クリプトビオシスという信じられないような乾燥耐性(?)を持ち、そうした得意な能力からその道では”知る人ぞ知る”有名な生き物だったらしい。この世界(?)に、はまっている人も少なくないようである。
・この本では、著者がクマムシと出会ってから、ついには研究材料として深みにはまっていく過程と、古い文献や伝説の検証などが分かりやすく書かれており、研究者ではなくともほとんど抵抗なく読めそうだ。クマムシはその辺のコケの中に潜んでいるらしく、実体顕微鏡を使ってちょっと探せば見つかるらしい(本の最後には観察の仕方が載っている)。
・そういえば、小学校の頃、顕微鏡で水中プランクトンを探すのにあこがれて、お金を貯めたことがあった。あまり覚えていないけれど、その計画は途中で頓挫し、釣竿かリールに消えた気がする。しかし、ノートいっぱいにプランクトンの絵を描いた思い出がある(なぜか授業中に一生懸命書いていた・・・)。クマムシの話はその頃のミクロな生物への憧れを思い出させてくれる。来週末にでも、早速コケを採取して、中に潜む生物達を調べてみるとしよう。
・この本では、著者がクマムシと出会ってから、ついには研究材料として深みにはまっていく過程と、古い文献や伝説の検証などが分かりやすく書かれており、研究者ではなくともほとんど抵抗なく読めそうだ。クマムシはその辺のコケの中に潜んでいるらしく、実体顕微鏡を使ってちょっと探せば見つかるらしい(本の最後には観察の仕方が載っている)。
・そういえば、小学校の頃、顕微鏡で水中プランクトンを探すのにあこがれて、お金を貯めたことがあった。あまり覚えていないけれど、その計画は途中で頓挫し、釣竿かリールに消えた気がする。しかし、ノートいっぱいにプランクトンの絵を描いた思い出がある(なぜか授業中に一生懸命書いていた・・・)。クマムシの話はその頃のミクロな生物への憧れを思い出させてくれる。来週末にでも、早速コケを採取して、中に潜む生物達を調べてみるとしよう。