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西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

月食

2007-08-28 | その他あれこれ
・地がき論文の仕上げをした後、飛行場と機内にて、ようやく11月〆切の北海道の林木育種50周年記念誌の原稿作成にかかる。ずっと先送りしていたんだけど、このまま放置しておくと、本当にまずい、というわけで・・・。ヤチダモとアオダモ、カンバ3種が当方の担当なのだが、これらについてはほとんど育種がなされていないので、割り振られたページをこなせるかどうかが心配である。図表をどういう風に使うかが問題だな。

・”楽園”を読み始めたせいで、宮部みゆきの”模倣犯”を読み返したくなった。文庫本が出たというので、購入しようと思って本屋に入ると、分厚い本が5冊も・・・。うっ、5巻セットだったのか!しかも1巻の値段は781円。これって、単行本の方がもしかして安いんじゃないか、と思ったらそんなことはなく、単行本は上下で1冊が2000円ほどである。本の値段って、こんなに高いもんだっけ・・・。1巻目を手に取るのにかなり勇気がいった。

・旭川に戻ってくると、既にナナカマドが色づいている。この一両日でまた進んだのだろうか。ところで、今日は月食である。午後7時過ぎに外に出てみると、よく晴れているせいか、近所の人たちも井戸端会議中である。月はどこかと探してみると、想像したよりもはるかに地平線の近くにいる。なるほどオレンジ色の月がかすんで見える。日食と違って、むしろ透けて見えているような感じであった。なんか切ない印象である。