goo blog サービス終了のお知らせ 

goto_note

西東京市・北海道富良野の森林を舞台にした遺伝,育種,生態などに関する研究ノートの一部を紹介します

新玉ねぎ

2007-08-24 | 研究ノート
・地がき論文の考察後半をさらに修正。ウダイカンバの資源管理も考察に加える。今回の修正では、だいぶ手ごたえを感じてきた。一通り、完成したようなので、飯島くんに送り、図表の改訂について少々お願いをする。そろそろ、別の角度からコメントを頂く段階にさしかかりつつある。

・晴天。完全に秋空だ。部屋の中の温度も快適で、すいすいと仕事が進む。今日は休みを取っている人が多いらしく、所内の人口密度が極端に少ない。久しぶりにトドマツ論文について練さんと電話で話す。忙しかったせいもあって、すっかり頭から抜け落ちている。実はこちらでやっておくべきことがあったことが分かり、実に久しぶりに久保さんに連絡したら、一瞬で対応していただいた(有難うございます)。

・Rで混合モデルを走らせた後、stepAICを行うとこけることがある。全く同じモデルでちょっとデータセットが異なるときに”こけるとき”と”こけないとき”があり、その違いが分からずにいる。データ数の問題であろうか・・・。しょうがないので、マニュアルで解析して、AIC比較を行ってみる。ま、これでうまくいけば特に問題はないか。自殖率に母樹周囲の個体密度が及ぼす影響を、母樹をランダム効果にした一般化線形混合モデルで解析しているのだが、低密度だと150m以上の範囲を設定してやらないと影響を抽出できないようだ。

・抱えていた2つの原稿を手直しして、それぞれに送る。と・・・、あれほど大量に溜まっていた原稿が一瞬、手元からなくなった。感動・・・と思ったら、一番重い、トドマツ論文が残っていた。トドマツ論文はPDF版でも53ページもあるので、文字通り”重い”。



・基線を通って帰る。とうもろこしや玉ねぎの収穫をしている。富良野は玉ねぎの一大産地である。いよいよ新玉ねぎの季節。下の写真は今か今かと収穫を待つ玉ねぎたち。美味しいんだよねえ、これが。