GREAT LOVE KINGDOM

山を楽しむために生きる。

経ヶ岳・仏果山・高取山(31)⭐︎

2022年11月15日 10時10分00秒 | 登山
こんにちは。

11月14日は5:15に家を出発。
神奈川県の丹沢山塊の東に位置する『経ヶ岳・革籠石山・仏果山・高取山』を登りに行きました。

天気予報は晴れだし星が綺麗に見えるから絶景が見られるかな?
登戸駅で乗り換え。登戸には『藤子F不二雄ミュージアム』があるらしく駅の所々にドラえもんをイメージしたものが描かれていました。

更に本厚木駅からバスに乗り換え。

半僧坊前バス停からいよいよ登山スタートです!

まずは車道をしばらく歩く。

途中で面白い自販機を見つけました。

経ヶ岳を目指します。

歩道をしばらく歩く。
紅葉の絨毯が気持ち良い♪

ゲートのようなものを通過し山道へ。

さっそく急登(階段)です。

入山してまだ身体がまだ暖まってないのにひたすら急登が続きます。

時折、見える景色が素晴らしい。

ひたすら急登は続きます。

やっと車道に出た!

これで少しは平坦な道が歩ける!

と思ったら1分もしないうちに次の山道がお待ちかね。

はい急登!

途中で壊れた動物よけフェンス(扉)を通過。
結構な急登をどんどん登ります。
そう。YAMAPではルート上の注意・危険ポイントが地図上に載っているんだけど(ユーザーの投稿)経ヶ岳山頂付近で猿が目撃されたんだって。

へぇー。と思っていた矢先!ザザザ!という音と共に山頂付近からナニモノかが凄い勢いで駆け降りて来た!(自分が登る山道の15〜20m横)
『い、犬?デカい犬?!』と思って目で追うと鹿だった!(脚が長かったので熊や猪ではないと思った。)

4〜5秒のあっという間の出来事だったので写真は撮れなかった。
それにしてもあんな急登をあんなスピードで駆け降りるなんて。
もう初っ端からテンション爆上がりです。

バス停から約1時間半で経ヶ岳登頂!

入山からほぼ急登だけで山頂に着いたのは初めてかも知れない。

山頂からの絶景!
紅葉が素晴らしい!

下山途中に巨大な岩が。

山中にあるこの手のものはあまり読まないんだけどこの話はとても興味深かった。

そして下山。
ロープがあるのはありがたいんだけど位置が低過ぎて使い勝手が分かりません。

降りも急登が続く。

そして無事に下山。
続いて革籠石山・仏果山・高取山を縦走します。

もう登山口からいきなり急登。

まだ整ってない状態での急登の連続はめちゃくちゃしんどい。けど痺れます!

しばらくして今度は壊れていない動物よけフェンス(扉)が登場。
扉は虎ロープで縛られているしフェンスに空いた穴は通れなそうだし。

自分で虎ロープを解いて扉を通過して。
また自分で虎ロープで扉を縛るスタイルのものでした。

しばらく登ると壊れた動物よけフェンス(扉)登場。この辺りは野生動物がよく出るってことだね。

はいまた急登!

途中で見える景色に癒される。

革籠石山登頂!

仏果山を目指します。

登れ!

登れ!!

実は事前に調べた情報で仏果山の山頂付近は痩せ尾根で危険箇所が多いと聞いていた。

YAMAPのユーザー投稿によるとこの辺りから難所が始まるらしい。

更にその先には滑落危険箇所があるらしい。

でももう引き返す訳にもいかないから行くしかない。

少し休憩してGO!

そう。今回は幸いにも紅葉の中の登山だった。本当に美しくて最高だったんだけど困ったことが2つあった。
1つは鮮やかな落ち葉が地面を覆っているのでどれが道だか分からなくなる。
道迷いのリスクがある。もう1つは後で。

鮮やかな色に目を奪われての登山なんてこの時期にしか出来ないね。最高に贅沢だ。

山道はとても狭くなり両側が落ちている(崖)ところも増えてきた。

さあ仏果山山頂まであと400m!

山道は狭いだけではなく岩場も増えてきた!

でも紅葉に燃ゆる山々を見ると怖さなんて吹っ飛んでしまう。

山道はどんどん狭く険しくなっていくが落ち着いてゆっくり進めば大丈夫。
初心者ながら今までたくさんの山に登って来て思いもよらない経験をして来た。
『大持山』『鋸尾根Ⅲ』と修羅場を潜って来た甲斐もあって今回の痩せ尾根は難なくクリア出来ました。

そしてここが滑落危険箇所!
赤いテープがたくさん張ってある!
ここも難なくクリア出来ました。
確かに両側は崖だけど3mくらいしかないので集中して渡れば大丈夫。

渡った後の景色が絶景過ぎて。
こんなに山の稜線がくっきり見えたのは初めてかも知れない。

まだ危険ゾーンは続きます。

でも登る度に絶景が待っているので怖さは全く感じなかった。

もうこの時は整っていたのでアドレナリンとドーパミンがだくだくに出ていたと思います。

絵葉書じゃないよ?

700mくらいの低山だって頑張って登ればこんなに素晴らしい絶景が見られるんだから。

危険箇所を通過して一瞬気が緩んだところで尻もちをつきました。
油断はしちゃいけないね。

危険箇所を抜けたところから今度は岩場の急登が続きます。
ボクが山に来るには意味があって。
それは山には神様がいるから。
神様は全部見抜いているから山では嘘はつけない。
さっき転んだのも神様からの「しっかりね。」というメッセージだったと思う。

だってさ。この先の岩場でこけたら尻もちどころでは済まなかったから。

そして仏果山登頂!

憧れていた山のひとつだったのでとても嬉しかった。

もう一つの山頂標識です。
仏果山山頂には展望台があります。

ボクは高所恐怖症なので展望台に上がるのはめっちゃ怖い。

一応一番上に登って何枚か写真を撮りましたが手摺に近づくことも出来ずにビビりながら何枚も写真を撮りました。

仏果山山頂にはたくさんの登山者がいました。

そうそう。仏果山山頂で自撮りで写真を撮ろうと思っていたんだけど自撮りシャッターの調子が悪くて。すると近くにいた老夫婦が『撮りましょうか?』と言ってくれた。でも自撮り棒もセットしちゃったし『大丈夫です。』と言ってしまった。
その後やっぱり上手く出来なくて『やっぱりお願いしても良いですか?』とお願いした。
人の好意は素直に受け取らなきゃね。
どうもありがとうございました。

そして高取山を目指します。

初っ端から下りの急登。嫌いじゃない。

やっぱり平坦な尾根歩きは気持ち良い。

『宮ヶ瀬越』も登頂。

丹沢山塊。
冬以外は山ビルがいるってことか。
これから冬にかけては丹沢の山をメインに登ろうかな。

そして高取山登頂!

高取山山頂にも展望台があって。

嫌だけど登ってみた。

山に登るのは大丈夫なんだけどジェットコースターとかジャングルジムみたいな『地に足がついてない高さ』怖いんだよ。

わかるかなー。

宮ヶ瀬方面に下山します。

そして。
秋の山で困ったこと2つ目。
落ち葉が凄く滑る!
雨に濡れてたら違うのかも知れないけどフワフワの落ち葉はめっちゃ滑るから怖かった。

岩場に鎖が付いてるのはありがたいんだけど位置が低過ぎて掴まるの怖かったです。

そして鉄塔に到着。

鉄塔の先には…

超絶景!

自然と人間の作り出した文明の壮大さに感動します。

もう下山かと思うと寂しい気持ちになるね。

この日は丹沢の手拭いを巻いて来ました。
鹿にも遭遇出来て良かった。

ゆっくりと休憩をして下山します。

宮ヶ瀬ダムまで400m地点まで来た。

もう楽勝。とこの時は思った。

もう宮ヶ瀬ダムも見えてるしね。

しかしここからの降りがしんどかった!

急なうえ土ではなく砂が溜まっているので凄く滑る。何度か滑り、両脚が攣りそうになりながらも汗だくになって下山。

何度か無事に下山!

楽しかった!
安全に下山出来て良かった!

宮ヶ瀬ダムに向かいます。

平日なので人はまばら。

高所恐怖症なので恐る恐る写真を撮る。

そうそう。
天気は曇っていて快晴とまではいかなかったけど山と紅葉を満喫出来て清々しい気分。

ここがこのダム1番の恐怖スポットなんだけど覗き込む勇気がないので自撮り棒を伸ばして撮りました。

宮ヶ瀬ダムからの一枚。心が癒される。

ダムの管理事務所へ。

ダムカードを頂きました。

宮ヶ瀬ダムとその下流にある石小屋ダムのダムカード。20周年記念のキラカードもゲットしました。

絶景を背にバス停へ向かいます。

しかしここから誤算。

あいかわ公園を抜けて

バス停までは近いのかと思っていたら

めっちゃ遠い!
乗りたかったバスは1本遅らせてゆっくり山旅を満喫することにしました。

あいかわ公園の中心施設にやっと到着。

広い公園を抜けてやっと一般道に出る。
やっぱり落ち着く。

バス停までもう少し。

大きな橋を渡ってすぐにバス停はありました。

半原バス停到着!
これで登山終了です。

バスに乗って帰路に着きます。

そうそう。
前回の大菩薩嶺そして今回とメルカリで3,300円で購入したイタリア製のザンバランを履いています。
UNO君と雪の丸山に履いて行って踵が皮剥けしてから履いていなかったんだけど履かないともったいないので履いてみたらジャストフィット。これからも一緒に山に行こう♪

田名バスターミナルで乗り換えて。

橋本駅に到着。

今まで聞いたこともない駅でしたがそれなりに栄えている印象でした。

そしてスーパーで夕飯の材料を買って無事に帰宅。玄関の賑やかな神棚にお祈りして無事に1日が終わりました。

平坦な尾根が少なく急登ばかりだったので数字以上に疲れましたが素晴らしい景色を体現出来て本当に行って良かった。

このコースはしんどかったけどとても登りごたえがあって楽しかったので冬のシーズンも行ってみたいな。

※ブログの中で『急登』という言葉を多用しましたがこれは大袈裟な表現でした。おそらく『急勾配』が相応しいと思います。

ケセラセラ⭐︎


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