GREAT LOVE KINGDOM

山を楽しむために生きる。

今熊山・刈寄山(27)⭐︎

2022年10月01日 13時13分00秒 | 登山
おはようございます。
昨日は予定が入っていたけど急遽キャンセルになってしまったので山に行って来ました。
山に行く準備もどこの山に行くのかも決めていなかったので準備をして寝たのは1時頃。

4時に起きて4:59家を出て出発。

またも奥多摩『武蔵五日市』へ。
昨日は寝不足&疲れが抜けてないので急登や岩場は少なくザクザクと『山歩き』がしたかったので標高の高くない『今熊山・刈寄山』ルートを選びました。
6:53から登山開始です。

秋川を渡って登山道を目指します。

この辺りも色々なコースがありそうだ。

広徳寺を目指します。

今日もたくさんの彼岸花を見ることが出来ました。

広徳寺

を正面に左にある登山口を進みます。

するとなにやら白い線が。

どうやらこの白い線は猪避けの対策で触れると8000ボルトの電流が流れるらしい。

猫とか他の小動物が触れたらどうすんだろ?と思ってしまった。

山に入ります。

標高は低いけど天気も良く街が一望できます。

こういう気楽な山歩きがしたかったんだよな。(結局そうならなかったけど)

小峰公園方向を目指します。

先を進みます。

金剛の滝を目指します。

ここはまあまあな急登を降ります。

沢のような道を少し進むと

滝が見えた!

金剛の滝(雌滝・4m)
雌滝の横にはトンネルのようなものがあり

そこを抜けると…
(傾斜はあるし地面は沢のようになっているので結構スリルがある)

金剛の滝(雄滝・18m)
雄滝、雌滝からなる双瀑。
雄滝はうねるように落ち色気を感じます。

今まで見た中で最もユニークな滝だと思いました。

雄滝には金剛力士像が彫られています。

トンネルを下り今熊山を目指します。
しかしなかなか標識が見つからない。

この標識を探すのに少し時間がかかってしまった。

登ります。

こういう山道歩くの最高。

しばらくちょっとした急登もあり登り続けると石垣みたいの発見。

今熊神社に到着しました。

今熊神社には色々ないわれがあるようなので気になる方は調べてみて下さい。

今熊山登頂!

お賽銭を入れお祈りを。

刈寄山を目指します。

しつこいけどこういう気持ちい山道歩くの最高。そのために来たんだから。

天気も良いので景色も最高。

低山ならではの絶景だけどね。

ベンチも色々なポイントにありました。
ボクは昨日も自分で作ったおにぎりを持って行ったけど休憩することなく歩いていたので食べずに帰って来ました。

まき道は使わずごつい道で登ります。

所々で見える景色が最高!

そうそう。
前々回の浅間嶺では『軽アイゼン』が大活躍しましたが今回のMVPは『トレッキングポール』です。

3段階で活躍するのでまずその壱。
急登は殆どなかったけど地味な登りがキツくて。トレッキングポール(以下トレポ)は最近殆ど使ってなくて『塔ノ岳』からの下山ルート大倉尾根(通称バカ尾根)の途中で使ったくらい。

でもやっぱり使うと楽だし足の運び方の練習にもなる気がするのでこれからは積極的に使いたいと思います。
(陣馬山と陣場山紛らわしいね)

ちょいちょい寄り道しながら刈寄山を目指します。

さあもうじき頂上か?

四阿見えたー。

山頂標識見えたー。

刈寄山登頂!
(低い山なので達成感や感動はありません)

山頂からの景色はこんな感じです。
ここまでは清々しかった。

さてこれから下山です。

トレポ大活躍その弐。
おざなりですが蜘蛛の巣切り!
刈寄山からとある方面に下山ルートを組んだんですが蜘蛛の巣が凄い!

今回ボクが失敗したと思うのは『鳥切場(とっきりば)を経て関場バス停』のルートを選んでしまったこと。
(『馬頭刈山・まずかりやま』とか山にはちょっと怖い名前が多いですね。)

蜘蛛の巣も凄いけどただでさえ山道が細いのに植物が生い茂っているから

山道が良く分からない。
※これはまだ大丈夫な時。

ススキが倒れて道を塞いでるからどこが道だかわからない。

そして怪しい出口に出ました。

そしてその先!ハイ行き止まりー!
横に走っている車道を進んでみたりと少々迷いました。

写真撮り忘れたので拾いものですが横にある小道(階段)がルートでした。

やっとまともな山道が。

送電線を見るとテンションが上がる人は多いようですがボクは恐怖を感じます。
送電線含めての景色もありかもね。
ちなみに『鳥切場』とは標識も何もない登山道の途中のポイントなので、どこがなにが『鳥切場』なのかは分かりませんでした。
山あるあるですね。

生い茂ってどこが道だか分かり辛い道を乗り越えて出たのがここ。

右には大きなトンネルが。

入山トンネル。

この辺りはYAMAPもバグっていたので取り敢えずトンネルを進む。

一人でトンネルは怖いけど(ウソ。それ系は全然怖くない)一つ安心したのは車が通ったこと。
この辺りで迷っても最悪近くに人が住んでいる訳だ。

トンネルを抜けると絶景!
喜んでいる場合じゃない。
帰り道を探さないと。

トンネルと逆方向に行ってもYAMAPのルートとは大きく外れるので…

またここから山に入りルートを探さなきゃ行けないってこと。

スマホ(YAMAP)とトレポを頼りにそれらしい道を発見。写真だと道っぽく見えると思いますがこれはボクみたいな初心者には分からない。これが道なのか不安だけど行くしかないから行く。

ここからが本当にキツいっていうか怖かった。降りで滑るし植物が生い茂っていて道が見えないし、そもそも道があるのかも分からないし!

そこでトレポ大活躍その参!!
生い茂る草木をトレポで退けて道を探す。
これは手では無理だと思う。
降りで前傾姿勢になって草木を分けたら転落するから。
2つ聞いて欲しい。

多分このルートは廃道なんだろか?
もうしばらく人が歩いた様子はない。
それを象徴するように巨大な蜘蛛の巣…というか蜘蛛の城のようなものがあって。
(写真撮ったけど全然撮れてない)
自分はトレポでたくさんの蜘蛛の巣を切ってここまで来た。
この凄い蜘蛛の城を壊してしまって良いのか…でもそうしないと帰れないし…。
申し訳ないけど蜘蛛の城を壊させてもらいました。
『ここは人間ではなくあなた達の住処なのに。本当にごめんなさい。』と謝って先に進みました。

それともうひとつ。

本当にそう思ったので信じて下さい。
下山する最後の分岐でどっちも道に見えないから(道がないので分岐も何もないけど)凄く迷った。
そこで直感的に左に降りた。
数歩降りたところで何かのツルが足に引っ掛った。
ツルをちぎって進もうかと思ったけど…もしかして「行くな」ってこと?と思って。
その進んだ数歩の登り返しはめっちゃしんどかったけど分岐点に戻った。
そして右を降りた。
そしたらスッと道が開けて無事に下山することが出来ました。
きっと誰かが導いてくれたんだと思う。
車道が薄っすら見える場所だったのでタヒぬとか遭難する心配はなかったけど無事に一人で下山出来て良かった。

初めて登山口にお祈りさせて頂きました。

自分で作って来たおにぎりは食べる気がしなかったので御褒美のアミノバイタルゼリー。

ここから関場バス停まで歩きます。

あと心配なのはバスの時間。

大丈夫。ちょうど良い時間に到着。

1時間に1本だから15分前に着けたのは良かった良かった。

高尾駅行きのバス。
乗った時はボク一人でしたが高尾駅に着いた時はほぼほぼ満員でした。

高尾山駅経由で帰りました。

いつも登山計画より余計に歩いてしまう。
ちょっと寄り道を覚えたからね。

無事に帰って来れて良かった良かった。

YAMAPのデータでは登山した山が99になりました。次はいよいよ100座目です。
(山頂標識のない山も含まれています。)

次はどこに行こうかな。


ケセラセラ⭐︎
コメント (2)
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