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GREAT LOVE KINGDOM

山を楽しむために生きる。

安いワインと『24』

2007年01月10日 02時04分19秒 | 介護のお仕事
年末年始も普段通り仕事をしていたし、その間は色々とストレスを感じることが多くありました。
ボクのフロアで最も愛されている最高齢のお婆さん。
元旦の早朝に転倒して大腿骨を骨折。
一部の噂では『もう戻って来れないかもしれないね。』と囁かれておりましたが、2~3日前に手術も無事に済んだようで、早ければ今月末にはホームへ戻られるかもしれません。お婆さんの顔を見るのは凄く楽しみですが『もう歩行は無理だろう。』とのことなので心境は複雑です。

11月に入居した心のちからのお婆さん。
朝から晩まで激しい徘徊を繰り返すので常に職員が付きっ切り。
夜勤は非常に憂鬱です。部屋の小窓を覗くのが怖い。
布団カヴァーやマットレスをバラバラに解体して引きちぎる。
そして排泄物で汚れた両手に衣類、布団、壁・・・
『何でそんなことするんですか?』と聞いても『わかんない。なにもやってないよ。』との言葉が返ってくる。

少し前までは孫のラビちゃん(ラヴちゃんではありませんでした。)が来ると別人のようにしっかりしていたのに、最近はラビちゃんそっちのけで徘徊をするようになってしまいました。その日のラビちゃんはいつもと違う空気を感じたのか『ばあちゃん!ばあちゃん!』とお婆さんに近づくことをせず、お婆さんが徘徊している間に挨拶もせず帰ってしまいました。
片道2時間の道のりを『ばあちゃんに会いたい!』と言う気持ちで楽しみにしていただろう。しかし、会いに行っても『あなたは誰?』みたいな顔をされたら家族は“また面会に行こう。”と思うだろうか。本当に残酷な話だと思う。

昨日もまた“もぬけの殻”状態で帰宅。
『24』サード・シーズンを観終りました。
終盤までは最高に面白かったのですが、クライマックスは見事にショボかった様な気がします。
“悪役は悪に徹しろ!!”・・・これが感想です。

すっかり『24』にハマっている間に観ていない仮面ライダーカブトのビデオが溜まっておりました。
息子のテレビマガジンをチラ見して何となくは知ってましたが・・・
46話はホロりときてしまいました。
あと2話で終了かと思うと何だか淋しい気持ちになってしまいます。
コメント (2)
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