死んだら談志2024

水仙花死んだら談志完成す
回文俳句&吾郎関連の諸事雑事
copyright 2024 by goro iguchi

回文は行く その百三十二

2006年04月15日 01時41分07秒 | Weblog

名は知らぬ違憲陰茎濡らし花


西洋人は恐がり、
東洋人は恐れる。
ピナ・バウシュ「春の祭典」を観て。
あ、イナバウアじゃないから、
念のため。

掲句arranged by TENKI-SAN


痴漢ハンカチ
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回文は行く その百三十一

2006年04月14日 04時48分26秒 | Weblog

皐月の夜大都に説いた余のきつさ

音楽が"ある時代"を鮮明に思い起こさせる。
よくあることだ。
しかし、その頃どういう経緯で聞いたか、
誰の演奏で感動したか、
そういうことは全然思い浮かばないのだが、
空気感と、どうしようもない皮膚感覚が甦る。

13歳、土曜日の午後3時、雨模様それも霧雨、晩春、
ベランダの向こう側の曇天、鼻腔の湿気、
畳、裸足、遠くの人の声、‥‥

「グリーンスリーブス」は、自分にとってそういう曲だ。


人権堅持
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回文は行く その百三十

2006年04月13日 02時16分03秒 | Weblog

桜草人心信じ嘘楽さ

狭い世界に居ると、
楽は楽。安全は安全。
見事に変化せずに時間は過ぎていく。
要は、それで自分が楽しいかどうか。


最悪愛さ
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回文は行く その百二十九

2006年04月12日 01時04分53秒 | Weblog

春北斗指圧四つ足徳彫るは

そういえば最近新聞を読んでいない。
ネットのニュースで充分だから‥‥というのがその表向き理由。
勿論年間60000円というちょいとした小旅行ができる資金確保というのもある。
しかしそれ以上に、記事がどーにもならんのが多い。
コンパクトにまとめるために、大きなものを失ってしまった。
短く書くというのと、削除圧縮は違う作業だ。
テレビ欄の番組紹介がいいサンプル。
ドラマ紹介のテキストを各紙比べるのも一興だ。


会計経過
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回文は行く その百二十八

2006年04月11日 01時26分48秒 | Weblog

もやし独活箍する姿導師やも

頭でつくっちゃイカンのだよ、回文って。
出来不出来は、ホント瞬間的な閃きにかかる。
ここのところややキテなかった。
ただ、ちょっとしたキッカケでクルのも事実。
バイオリズムがようわかるわい。


鯛と煮といた
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回文は行く その百二十七

2006年04月10日 05時56分04秒 | Weblog

君の名は大気に聞いた花の幹

六本木ヒルズ 53階 1500円
都庁 45階 無料
イカすぜ都庁!
しかし、ルーをかけるだけのハヤシライスに
10分近くかかるのはナンだな。


土産公家病み

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回文は行く その百二十六

2006年04月09日 23時47分27秒 | Weblog

仲継がし仲裂く魚四月かな

「東京水」という商品がある。
都庁の土産ものだ。
東京の水道水もここまで綺麗に濾過できるのですよ、
お宅の蛇口からも、そう遠くない日にこの水が出ます‥‥。
取水は金町浄水場。
まだ、怖くてペットボトルを開けていない。



予てふて寝か
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回文は行く その百二十五

2006年04月08日 00時58分47秒 | Weblog

替え持たし家族覗くか下萌えか

一日中テレビショッピングをやっているチャンネルがある。
恐ろしいことにすべて生放送。
つまり深夜4時に笑顔で羽毛布団を売り、
ビールの自作キットを、キッチンのセットの中で実演販売するわけだ。
しかしこれがビデオがない時代の、あの緊張感が漂うスタジオ‥‥かと思えば。
無人カメラが無音で上下し、アップ/ルーズを切り替えるクールな空間。
そこに商品を紹介する明るい声が響く。
外のモニターには、笑顔で話す暖かい映像が流れている。
メディアっていったいなんなんだろ。



ポンかすかんぽ
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回文は行く その百二十四

2006年04月07日 00時07分48秒 | Weblog

乳垂れしべこ食む繁縷痴れた父

公園で弁当を喰うこと二回目。
近隣の魚やでマグロの中落ちというかブツというか
ま、とにかく色々入ったものと、スパゲッティサラダにご飯がついた
不思議な組み合わせの弁当を買った。600円也。
結論から言うと、やはり屋外で生魚はイマイチ合わない。
先日の鰆の西京焼きのほうが似合ったな。
だからどうしたって?
いや、まぁそういうことだ。
おなじみのシロクロ乳牛猫は、
どよ~んとしながらOLに可愛がられていた。
なぁ~~んだ、こうやって書けばブログって楽じゃん。
すっげーつまんねぇけど。


寛美不憫か
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回文は行く その百二十三

2006年04月06日 00時45分12秒 | Weblog

敵積みし煮しめ菜飯に染み付きて

また寒くなった。
冷たい雨。
桜は一気に葉桜へ。
街は一晩で姿を変える。
憑きもの落としの風の音。
祭りはしばしお休みだ。


図鑑進化図
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回文は行く その百二十二

2006年04月05日 00時05分25秒 | Weblog

税なくすここらふらここ少ないぜ

花吹雪を見ていて気がついたこと。
桜が散るのは風のせいではないです。
ひよどりやメジロが枝を揺らすからでも、
関取が幹にテッポウをかますからでもありません。
瞬間、桜が息を止めると、花びらがはらりと落ちる。
一斉に力尽きた花びらが空に舞う。
旅立つのかもしれません。
だから、あんなにもはらはらとこぼれてくる。
風は、その落ちた花びらを巻き上げるだけ。


‥‥ってどうしたんだ今日は?


大気に聞いた
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回文は行く その百二十一

2006年04月04日 00時03分00秒 | Weblog

関西に寂し馬酔木さ兄さんか

まだちゃんと大阪の町を歩いていない。
仕事でかけずり回ったが、
呑んで這いずり回ったわけではない。
どちらかというとそうありたいものだが。
今回はpix by makura
仕事で全国を飛び回り、
夕方4時半には居酒屋で珍奇なメニューに舌鼓を打つお方だ。
やはり「新梅田食道街」が好き!!!
らしい


如何に何かい
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回文は行く その百二十

2006年04月03日 01時03分49秒 | Weblog

花の下若い霊か私の名は

横浜の日ノ出町という場所は、
かなり年季の入ったいかがわしさ満載のところである。
JRA帰りのおっさんが陽気に騒いだかと思うと、
妖気漂う横町には、ド派手な文字の映画の看板が。
おお懐かしのピンク映画かと思いきや
絡み合う写真は短髪の青年ふたり。
HOMO週間!の文字も特太ゴシック。
こうも堂々と掲示されると
そこはもう既に映画の世界。
現実との薄い膜を隔てた彼岸。
ああ、入り込んでしまった‥‥。
恐るべし、日ノ出町。


ガイア気合いが
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回文は行く その百十九

2006年04月02日 15時25分11秒 | Weblog

緯線見し蚕憩いか四眠性

お花見終了。
真っ白な花天井。
いや見事見事。
で、今日あたりには
見事に散ってしまうのだなぁ‥‥と。



頑固なコンガ
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回文は行く その百十八

2006年04月01日 06時35分47秒 | Weblog

死の谷から羅宇屋麗らかに楽し

久々のライヴ。
場所のせいか、はたまた環境のせいか
リラックスしたのがよかったのか
実に心地のイイ、やってて気持ちのイイ
ライブだった。
あと2時間くらいはできそうな気がする。
ランナーズハイじゃないが、
アドレナリンとドーパミンと脳内モルヒネが活性分泌されたか。
帰りの超満員電車に三脚を置いてきてしまったのが
やや心残り。


金貨に歓喜
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