死んだら談志2024

水仙花死んだら談志完成す
回文俳句&吾郎関連の諸事雑事
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回文は行く その二百三十四

2006年07月26日 00時45分20秒 | Weblog


禿げ上がる額老いた昼が揚羽

24時間営業の飯屋で酒が飲める。
しかも創業60年記念とかで中ジョッキが300円。
レギュラーで串かつ130円、金曜日のランチバイキング730円。
そしてありがちな大皿盛り料理レンジでちーん攻撃ではなく、
「やっぱりおいしいつくりたてのあつあつをどうぞ」の謳い文句と共に
鰯のフライ、たこの唐揚げ、とりの照り焼き、カツ卵とじ‥‥が待ち受ける。
腰を据える気分でカツ卵とじ580円也を注文。
「あ、あとビールと小ライスください」
「うっとこの小はちっさいでっせ、おおきいのにしなはれ」とおばちゃん。
「じゃ中お願いします(※23日参照、タコ焼きが未消化であった)」
待つこと15分。
それこそカツから揚げたアツアツのカツ卵とじが登場。
「お待たせして、ごめんなさいな、あ、これ中ライス、足りる?」
結構な盛りであった。
「ほんまお待たせしました、ごゆっくりどうぞ」
アツアツの卵とじはやや辛めで、ビールの友として、飯の愛人として、
その存在意味は何者にも代え難い。
気がつけば、皿に残った汁をアテにコップに残ったビールを飲み干していた。

おばちゃんはお茶のおかわりを入れてくれる時も、
会計でレジ打ちをする時も、
帰り際のガラス戸を閉める時も、
「お待たせして、ごめんなさいな」を繰り返した。
なんだかうれしい、神戸な気分であった。

あ、お店は神戸駅北口斜め左エリア「たからや食堂」さんです。

とんかつカント
認可お母に
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