死んだら談志2024

水仙花死んだら談志完成す
回文俳句&吾郎関連の諸事雑事
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回文は行く その八百六十六

2008年04月20日 22時06分53秒 | Weblog

枸杞の丘恥じる主は顔の濃く


地元のシネコンに行った。
いやその辺り、なさけないくらいにイナカでね、雰囲気が。
見事に絵に描いたような地方都市の風情。
下世話というかなんというか、集まってくる連中もまったくもう困ったくんたちばかり。
しかなたないかなぁ、やっぱり。
環境は人を作るのね‥‥なんて。

で、映画は「大いなる陰謀(LIONS FOR LAMBS)」。
レッドフォードが監督・主演、トム・クルーズにメリル・ストリープ。
役者はそろって、話の内容も深い問題提議があって、名作になる可能性はあったのだが
いかんせん演出が駄目。
3つの違う場面が、時間軸で結ばれているのに、その緊張感がない。
理念はわかるが、台詞が多すぎて説明し過ぎ。
観客を引っ張っていくための、フックやダイナミズムが不足。
でもって90分でまとめてしまった。

「結論はそれぞれが考えることである」という骨法はわからなくもないが、
主演とヘリの戦闘シーンで予算を使ってしまったのか、
なんとも中途半端なエンディング感は否めない。

ラスト、ふたりの男が立ち上がって(身をさらして)集中射撃を受けるとこなんざ、
「明日に向かって撃て」を思い出してしまった(あれも、しょうがないが、結局は無為な行為だったなぁ)。

ま、これでしばらくはアメリカものは見るのやーめた。
ザッツ・エンタティメント系は除いて。


酸素破損さ
飼育を食いし

コメント (2)
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