日本経済新聞社の2009年度飲食業調査によると、
回転ずしを主体とする企業9社の合計売上高は
前年度より10%伸びているという。
一方、ファミリーレストランは6.3%減、
パブ・居酒屋は0.7 %減。
ハンバーガー、牛丼などのファストフードは増加しているが、それでも2.2%。
大手は1皿100円を切るような価格戦略を採用し、
1人当たりの平均支払額は1,000円~1,500円程度という。
「かっぱ寿司」「スシロー」「無添くら寿司」の専業大手3社のシェアは
4割を超え、4番手以降の企業との格差は拡大している。
大手はファミリー向けのテーブル席を設けた大型店を増やしたり、
規模拡大で低コストで運営していることが要因という。
大手は凄まじい経営努力をしている。
大手同士のつぶしあいも激しい。
中小企業が生き残っていくには、中小企業の特色を生かす工夫がほしい。