日産自動車が7月13日に発売する新型「マーチ」の最廉価モデルの価格が、
100万円を切るという。
現行のマーチの最廉価モデルは約110万で、
大幅な値下げになる。
マーチはこれまで追浜工場で生産していたが、
新型マーチから生産をタイに移管し日本に輸入。
人件費の安いタイで集中生産することでコストを削減するという。
今までも、海外で生産した車を日本へ逆輸入することはあったが、
主力車種では初めてのことだ。
従来、タイなどの新興国へは賃金の安さを目的に工場を移していたが、
最近は品質も上達し、主力工場にまで育った。
今回の試みが成功すれば、他の車種へも展開できることになるという。
日本で走る日本車の海外生産はどこまでいくのか。
今後の動向が気になる