Field Note

山遊び、川遊び、百姓生活、
年中無休な田舎暮らし

12百姓日記@稲刈り

2012-09-27 01:37:30 | 百姓
稲作もいよいよ最後の大仕事、稲刈りです。
先週に入り一気に秋へ加速、そして嬉しくない雨が続く日々。。
一足早く、メインのお米「いわてっ子」は家の辺りでは1番乗りで刈取りしてもらい、
今年は「140俵」取れました。。昨年より9俵多くとれました。これも夏の暑さのおかげ、枯れそうだった水路の水も近くの家の湧き水で何とか持ち堪えたからですかね。さすがにこの作業だけはいつも人頼みなのですが、早め早めの我が家は他の家よりも成熟が早いこともあり、1番乗りとなった次第、天気が悪くなる前でホント良かったです。
本当にしばらくの間、雨が降ってなかったのでいきなり降った雨は田んぼに浸透せず、水捌けが悪くなってしまってました。
それでも、0,5反のもち米田んぼなんで多少のぬかるみはガマンって感じでいざ始動。。

いつもは家族総出でやるのだが、この日は2人。。。ボウズは運動会で疲れ発熱、娘も夏の疲れでダウン・・・って事で久々の2人作業。やっぱり子供でも1人、2人と手数が無いだけで仕事は増える。普段のありがたみを感じながらの作業。
ひとまず、最後の1列を刈る満面の笑みの私。。。

ぬかるんでいるので、穿き出た稲束を汚さないようにマンツーで取る作業。あと1週間早ければカラカラの田んぼだったんですがね。これも兼業農家の辛さですね。

この日の天気はいつ雨が降ってもおかしくない状況。「はせ」をからくり掛ける準備、これが時間かかる。。杭をつき真っ直ぐに並べてく。ちょっと杭が甘ければ、台風などくれば持ってかれて倒れてしまう。風に負けない「はせ」を作る作業これもまた大変なんです。。。
稲束を「はせがけ」し終えた途端、雨が降り出しました。
アトはお天道様の乾燥作業に頼るのみ、ひとまずこれで残るは「脱穀」だけ、頑張りますよ。