一平のペンとギター

僕らしい小説を書き、僕らしい歌をうたう、ぞ♪、ペンとギターの一平です。ギター弾き語りと小説書きの二刀流。

憧れと失望と・・・。絶望から希望へ・・・。地球市民として。

2024-03-20 03:08:29 | Weblog

 

         

       

      ロシアでは、

プーチン大統領が、また、大統領になりました。

ロシア国民がプーチン氏に投票した、

得票率が87パーセント、だったそうです。

100人のうち、9人がプーチンと書いたのです。

反対は、たったの1人。

 

 日本のメデイアは、こう見ています。

読売新聞面見出し

「プーチン氏「圧勝」5選 侵略継続へ 得票率87%

                 -”編集手帳”

   「 この手の独裁者は、歴史に珍しくはないが

    特筆すべきは、大統領選挙を虚飾の舞台にしたことだ。

   民主主義が希求する法の支配や人権をぶち壊す方法を世界史

    に残した。」

      ―”社説” 

    ≪ 圧勝を作り出した強権体制 ≫

 

朝日新聞ー 見出し「プーチン大統領 通算5選」

 ―”天声人語

「 ロシアの新聞記者、アンナ・ポリトコフスカヤさん、48才。

息子と娘を持つ母親で記者だった。自宅のアパートに買い物をして

帰ってきたところを銃で撃たれ亡くなった。プーチンの暗部を暴く

記事を書いていた。幾度も脅迫を受け、毒殺されかかったこともあった。

それでも、ひるむことなく、

 ≪私は書かなければいけない≫と言っていた。

  18年前のことでした。彼女は訴え続けた。

 ≪勇敢でありなさい。

 そしてすべての物事を然るべき名前で呼ぶのです。

  独裁者は独裁者と≫ 

 ロシアでは、政権に都合の悪い人物の不審死が耐えない。」

   ―”社説” 

 ≪ プーチン氏5選 正当性なき「圧勝」だ ≫

 

日本経済新聞 

 ― 「 プーチン氏 統治30年へ 大統領5選、得票率87% 

  ―”春秋

 「 1982年に公開された、旧ソ連の名作 ”モスクワは涙を

  信じない” 執筆者が見たそうです。42年前です。

  当時の高校生は情報誌”ぴあ” を片手に映画館に通った

  そうです。パンフに評論家の小藤田千栄子さんが書いている。

   タイトルはロシア語の格言に由来する、と。

  つらいとき、泣いても仕方ない。モスクワの権力者は、

  庶民の涙など気にしないのだから。

  長い圧政の歴史の中で醸成された人々の諦念なのか。

    プーチン氏が、再選圧勝した。

  投票箱は透明で中身が丸見え。多くの有権者は、投票用紙を

  折らずに箱に入れた。投票の秘密がま折られていない。

  報道された画像に映っていた。

  独裁者は人の涙を信じない。」

  ―”社説” 

  ≪ プーチン氏「圧勝」は侵略を正当化しない ≫

 

神奈川新聞ー「 プーチン氏圧勝で5選 ロ大統領選、侵攻継続明言 

  ”照明灯” ”社説”には、

  記述なし。

 

         

 僕は、プーチン氏が、

  どんな人なのか、

  どんな人物なのか、

 想像ができない。

 

 僕が、78年の人生で、マスコミなどや、

成人になってからは、投票などで、で知っている

我が国の総理大臣とは、

まったく異質な人物ではないか。

 

 吉田茂、池田隼人、宮沢喜一、田中角栄、

福田武夫、岸信介、中曽根康弘、小泉純一郎、

森氏、 菅直人、野田佳彦、

安部信三、菅氏、岸田氏・・・とは、、、、。

 明治維新後の、伊藤博文から、

大東亜戦争敗戦までの総理大臣も、

映像や書で、多少は知っている。

 が、

プーチン氏のような人物が思いつかないのだ。

 

 同じ状況にあった我が国の総理は、

大東亜戦争時の総理大臣、東条英樹だ。

 僕の父親や母親は、

20代の4年間、戦争の真っただ中にいた。

僕が生まれた年1945年、日本は敗戦。

 父母、28才だった。

父母が、戦争に突入していった我が国の歩みを、

 どのように見ていたのか、は、聴かぬまま、

あの世に逝ってしまった。が、

日記には、応召してハルピンへ行った、と

記されている。

 政府の戦争遂行に疑問はあれども、やむなく

従ったに違いない。

 

いったい、プーチン氏は、どんな人物なのだろう?

そして、プーチン氏を選んだロシア国民は、

 いったい、どんな国民、なのだろう?

 

 日本経済新聞の”春秋”の記事、に僕は、

思い当たることがあった。

 

 ”モスクワは、涙を信じない”

  ”長い圧政の歴史の中で

   醸成された人々の諦念なのか”

 

 ロシアの歴史について、10年ほど前に

 司馬遼太郎さんが触れていたのを

 読んだことがった。

 ロシア人の気質について、

 侵略圧政に翻弄されてきたロシア人は、

 外の人々に、病的な恐怖心が醸成されている、

 と、書いていた。

  司馬さんは、専門がモンゴル研究だ。

 ロシアは、モンゴルの圧政に数百年もの間、

 苦しんだ、と。

 

 僕の乏しい知識から察するに、

 プーチン氏は、時代錯誤の過ちを

 犯しているのではないだろうか。

  ゴルバチョフ氏の視点が皆無だ。

 昔の栄光を夢想している、きわめて個人的な

 独断的な思考の持ち主ではないか、、、。

 

  かつて、イタリアの独裁者ムッソリーニ

 が、ローマ帝国を再現しようとした時代錯誤。

  ムッソリーニに憧れたヒットラーが、犯した錯誤。

 大東亜共和圏を築こうとした日本陸軍の錯誤。

 

 世界が、犯してきた過ちを、また繰り返している

 と、僕には思える。

 ロシアの国民は、

 ”諦念” しているのだろうか?

 とにかく、安定であれば、よい、、、

 誰でも、そう思うのは当然だが、、、。

 

  僕は、20代の頃、

 ロシア民謡が大好きであった。

 うたごえ運動にもかかわった。

 「カチューシャ」「ともしび」「道」

 「ボルガの舟歌」「ステンカラージン」

 「エルベ川」

  など、、、♬

 もの悲しいメロデイーから、じっと耐えることを

 感じて、共感を持った。

 

   しかし、今、

 ロシアの、プーチン氏の、国民の姿を、

 メデイアや映像で見て、

 あの思いは、いったい、なんだったのだろう?

 と思うのです。

 とても悲しい気持ちになります。

  

  トルストイの「復活」のネフリュードフや

  ドストエフスキーの「罪と罰」のラスコリーニコフ

  が、今も、ロシア人の中におられるでしょう。

 

 僕が生まれた1945年、から、今日までの

 78年間、世界大戦は、回避されてきました。

  プーチン氏は、71才。

  バイデン氏は、78才。トランプ氏は、74才?。

  僕と、同じ世代の人、70代です。

 

  僕は、僕が住む町の町民の一人として、

  横浜市民の、日本国民の、アジア人の、

  地球市民の一人として、この世界を、

  見つめてゆきたい。

   

   僕には、今、祈ることしかできません。

    ≪ウクライナの独立を≫、

   ≪アラブ人とユダヤ人の和解≫

      を祈っています・・・・・・・。

 

 

           

         

  

        肉体と心(思惟)

  

     ”No War" 投げ銭ライブ 2021-2024

  

      

       春、高楼の

               花の、宴

           めぐる、盃

               影、射して

           千代の、松枝 

               わけ、いでし

            昔の、光

               今、いずこ 

        

         僕が初めて作ったCD-20年前

 

   

 

            

         咲いた

                 咲いた

            チュリップの花が

                 並んだ

              並んだ

             赤 白 黄色

                どの花

               見ても

                 きれいだな

             

 

 

                                 

           

 

        これで、おしまい。

     ご拝読、ありがとうございました。

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