先日読んだ「職場の教養」の本の中から
結婚や子供の誕生、仕事を通じた様々な交流など、初めての出会いには
誰もが感激するものです。
しかし、共に過ごす時間が長くなるにつれて、馴れ合いやせめぎ合いが渦巻き、
関係性が崩れることもあります。
その原因は、相手の行為を「当たり前」だと思ってしまう感覚が挙げられます。
また、相手が思い通りにならないことへの苛立ち、あきらめなどもあるでしょう。
結果として、家庭や仕事に支障をきたすことにもなりかねません。
人は人によって育てられ、成長できるものです。
出会いに感謝を持ち続け、さらにより良い関係を築くためにも、
相手に五感を向けてみましょう。
温かい眼差しで相手を見つめる、挨拶の声をかける、食卓を共にして共に食事を味わう、
触れ合うといった行為を通して、次第に心の距離が縮まるものです。
そして、支え合い、共に学び合い、わかち合う関係へと変容できるのです。
家庭においても職場においても、五感をフルに活用して、わかち合いの
関係を深めていきたいものです。
今日の花 くまがさ
花ことば 抱擁
☆ 今 日 の 一 言 ☆
譲りあったり
ぶつかりあったりしながら、
それでもだれかとともに
生きていける能力の保持者こそを、
大人というのかもしれない。
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